なぜフォオワーを増やすと契約率が下がるのか?

こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。

  • SNSのフォロワーを増やしたい
  • SNS集客を成功させたい
  • SNSで売上を出して独立したい

そんな思いで「フォロワーをもっと増やしたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。

Twitterには「めざせ万垢!」というビジネスアカウントは多いですし、Instagramもフォロワーが多いと機能面で特権もあるので、フォロワー集めに執心している人は多いわけです。

ですが、もしあなたが「売上を伸ばしたい」「契約率を高めてセールス疲れを減らしたい」と思っているなら、フォロワーを増やそうとするのは今すぐ辞めることをオススメします。

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フォロワーが増えることによる弊害

フォロワーが増えると契約率が下がると伝えましたが、フォロワーが増えることによる弊害はいくつかあります。

  • 見込み客に冷められる
  • クレクレさんが大量に来る
  • フォロワー対応に追われる

誰もがフォロワー乞食を見慣れてしまった

「自分のビジネスのためにフォロワーを増やしたい」という人はたくさんいます。

そのために何をやるかと言えば、インフルエンサーの投稿に絡みに行ったり、インフルエンサーの投稿を拡散(いいね・RT・引用RT)する行為です。

Twitterであれば、インフルエンサーに引用RTすれば、その投稿をインフルエンサーがRTしてくれることがあります。

そうすれば自分の投稿が、インフルエンサーの膨大なフォロワーの視界に入るわけです。

引用RTまでしなくても、インフルエンサーにリプライをすれば、やはりそのリプライがインフルエンサーのフォロワーの目に留まりやすくなります。

Instagramも同じで、ひたらすら他者の投稿にテンプレートコメントを残していく人はとても多いですね。狙いはやはり他者の投稿に足跡を残すことで、他者のフォロワーに自分の存在を露出していくことが目的です。

しかし残念ながら、そうした露骨な“フォロワー乞食”とでも言うような行動が蔓延り、余程インターネットやSNSに疎い人でなければ「見慣れた光景」になってしまいました。

見込み客はそんな様子を見てどう思うでしょうか?

きっと「お金や名誉が欲しくてフォロワー増やしたいんだな」と感じるのではないでしょうか。

SNSのフォロワーは何のために増やすのか?

ビジネス絡みでSNSのフォロワーを増やすのは、そもそも見込み客を集めるためであるはずです。

それなら見込み客のために「自分の見込み客にとって有益なコンテンツやメッセージを発信していく必要がある」というのは誰もがわかっていることだと思います。

ではあなたの見込み客は、一体全体の何%なのでしょうか?

数百円、数千円のサービスであれば、見込み客の割合は多いことでしょう。

しかしあなたが将来的にバックエンドで数十万、数百万のサービスを提供していくのであれば、見込み客の割合は全体の1%であると見るべきです。

ではフォロワーを集めたとして、あなたの見込み客はいったい何人いるのでしょうか?

ただでさえ少ない見込み客が、「フォロワー乞食だ」と敬遠されたらもっと少なくなりますね。

しかし興味本位のオーディエンスや、情報集数したいだけのクレクレさんは増えるので、あなたの見込み客リストは順調に増えていきます。

その結果「無料や低額のフロントエンドは皆買ってくれるのに、高額のバックエンドになった途端誰も買わない」という事態になるのです。

メールを送る人

世の中に溢れるSNS攻略法を実践してみた結果

私自身は集客に困っていないのですが、私のクライアントには、ビジネスも、副業も、SNSも、何ひとつ経験がないという人も少なくありません。

いくらフォロワーを増やすだけの行為に意味がなくても、フォロワーがいなければそれはそれで、どんなに投稿しても無人島で独り言を言ってるも同然です。

そのため、さすがにビジネス初心者であったり、SNSが更地同然の人はフォロワーを集める必要があります。

そうした事情もあって、クライアントのために実際に世の中の「SNS運用師」の流すSNS攻略法というものを試してみたことがあります。

見込み客の質が恐ろしく低下した

確かにSNS攻略法に基づいて行動すればフォロワーは増え、投稿への「いいね数」も増え、確かに「SNSを伸ばす」だけなら効果があったように思います。

私はそのとき、フロントエンドの中で見込み客と直接コミュニケーションを取る機会を設けていました。

そのためどれほどの割合で良質な見込み客が訪れるかは、数値上でも感覚上でもとてもわかりやすい環境でした。

1〜2通メッセージを交わせば、相手がどんな目的で来られたのかは大抵理解できるわけです。

しかしフォロワーを増やす活動を集中して行なった結果、見込み客は2倍になり、バックエンド契約率は半減しました。

結果的に契約率が落ちたというのもありますが、相手から送られてくるメッセージに低質なものが増えたのです。

予想はしていたものの、ここまで変わってしまうのかというくらいの変化だったので驚いたのを覚えています。

「恐らく見込み客の質は落ちるであろう」という仮説を裏付けるだけの結果となりました。

なぜSNS運用師はフォロワーを増やしながら稼げているのか?

では「なぜインフルエンサーはフォロワーを増やしながら稼げいるのか?」と思う方もいるかもしれません。

少し見ればわかりますが、フォロワーを膨大に抱えているインフルエンサーは、フォロワーを膨大に抱えたい人のために情報商材やコンサルサービスを売っています。

「自分のようにフォロワーを増やすには、自分の提供するノウハウを手に入れてね」

というスタンスなんですね。

SNSを育てれば稼げるわけではないのですが、フォロワーを増やしたい人は非常に大勢いるので、その欲求に応える形でビジネスを展開しているわけです。

スマホを掲げる人
SNS運用をする人

ビジネス未経験なのに一撃で数十万売り上げる人のSNS

たまにビジネス未経験でありながら、サービスを展開した途端に見込み客が殺到し、高額の売り上げを叩き出して成功してしまう人がいます。

一方で、何年もかけて集客を軌道に乗せようとする人もいます。

この差は一体何なのでしょうか?

身も蓋もありませんが、個人として地道にコツコツと発信で価値提供してきた人です。

商品やサービスに関わる有益な情報を、発信や無償コンテンツで、売上がどうこうなんて考えずに発信してきた人。

こうした人にはイヤらしさや下心がないので、必然的にフォロワーが付き、ファンが付きます。

これでもかというくらい価値あるコンテンツやメッセージをSNSで無償提供し続けたとき、いざ「もっと有益なサービス、始めました」と商品をリリースしたときに、フォロワーが殺到し、一撃で数十万の売上は軽く叩き出してしまうのです。

ただ当たり前ですがそもそも商品やサービスに関わる有益な発信やコンテンツを提供することが前提なので、日常・感情・趣味の発信ばかりしていても、こうはなりません。

最終的には安定してバックエンドを売り続ける必要があるからこそ、高額で売れるコンセプトが必要不可欠であり、ここを考えなしにやってしまうとすべて失敗します。

そのためビジネスは短期間で大きな利益を得ようとせず、長い目で活動していく必要があります。

「コンセプトを決めれば売れる」「人を集めれば売れる」と短絡的に考えず、コンセプトを決めて価値提供を始めてからが長い旅の始まりだと考えるくらいがちょうど良いです。

長い旅といってものんびりしたものではなく、想像の上をいく行動量が必要なので、会社員であれば趣味を辞め、睡眠時間を削る必要があるかもしれません。

ライバルたちも、わざわざ表では言いませんが、もっと頑張ってるからです。

その覚悟があれば、ぜひ今すぐビジネスを始めましょう。成功すれば「これが本当に自分の人生なの?」って笑っちゃうくらい素敵な日々が待っています。

あなたが一日でも早く稼げるようになるよう応援しています。