あなたのSNSフォロワー数が伸びない5つの原因

SNS運用をする人

こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。

「毎日SNS運用を頑張っているのに、中々フォロワーが伸びない」

このような悩みを持っている方が多いのではないでしょうか。

今回は、あなたのSNSのフォロワーが増えない原因を5つに分けて説明します。

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原因1:SNSで有益な情報発信をしていない

悩む女性

よく見かけるのは、コーチ自身のその日の出来事、気持ちばかりを投稿しているというものです。

SNSにどのような投稿をするのかは本人の自由ですが、少なくとも集客に活かしたいのであれば、読み手にとって有益な情報を発信する必要があります。

誰もあなたの生活の様子や”お気持ち”にお金を払うだけの価値は感じない

コーチにしろ、起業家にしろ、ほとんどの場合は皆ごく一般的な無名の人間です。

芸能人や有名人のように、一挙手一投足に喜ぶ熱烈なファンを大量に抱えているわけではありません。

有名人がその日に食べたものを投稿することには価値がありますが、コーチや起業家が食べたものを投稿しても何の魅力もないのです。

そしてあなた自身のお気持ちを投稿したとしても、「へーそうなんだ」「で、だから何?」で終わります。

魅力を感じてもらえないのはもちろんのこと、生活の様子やお気持ちを発信しているだけのコーチに、数十万、数百万のお金を払ってセッションをお願いしようだなんて思いませんよね。

自己満足の投稿をやめない限り、SNSを集客に活用することはできません。

見込み客にとって有益な情報かどうかが大切

また、ただ単に読み手のためになる有益な情報を投稿すれば良いというわけでもありません。

自分の商品を買い求めてくれる未来のお客様、つまりペルソナに向けて発信する必要があります。

いくら多くの人に喜んで「いいね」してもらえても、フォローしてもらえても、その人たちがあなたの商品を買ってくれなければ、あなたは売上を立てることができません。

つまり、あなたの周りの100人のうち99人にとって有益な投稿ではなく、100人のうちたった1人のあなたのお客様にとって有益な情報を発信する必要があるのです。

未来のお客様に限ってあなたの投稿には反応しない

これは私の経験則かつクライアントさんたちを見ていて感じることですが、結果的にお客様になる人に限って、投稿に「いいね」したり反応したりはしてくれないものです。

逆を言えば、たとえあなたの投稿に対するいいね数がゼロであっても、あなたの投稿を「いいな」「そのうちセッションを受けたいな」と思って見ている人はいるということです。

だからこそ、インプレッション数やエンゲージメント数にこだわりすぎず、未来のクライアントにベクトルを向けた発信を継続し続ける必要があります。

原因2:ノウハウばかり発信する情報botになっている

有益な情報を発信するなら何でも良いのかというと、そういうわけでもありません。

中には、ひたすらノウハウばかりを呟いてる人もいますが、ノウハウ投稿は基本的に共感性が低くなりがちです。

共感性が低いということは、「役に立つことを定期的に吐き出してくれる便利なアカウント」程度の認識しか持ってもらいにくいということです。

人間味が消えた運用はNG

相手の立場に立って考えてほしいのですが、相手に人間味を感じることができないと、遠巻きで眺めるだけになりますよね。

「有益なことを投稿してくれる人」という認識を持っていたとしても、「わざわざセッションをお願いしよう」とまで思うには、少しハードルを感じるのではないでしょうか。

こうしたハードルを下げるためには、日常的な話や失敗談、黒歴史、お茶目なところなど、あなたの人間味が滲み出るような投稿をすることも大切です。

人柄を出した発信を2割

そうは言っても、人間味が滲み出るような投稿ばかりしていると、相手に有益な情報を届けないただの自己満足的な運用になってしまいます。

そのため、人柄を出す投稿は全体の2割程度にとどめる意識をもって運用していくと良いでしょう。

メールを送る人

原因3:独り言を呟くだけの運用になっている

集客目的で「とりあえず」SNSをやっている人にありがちなことですが、ひたすら独り言を呟いている人も結構多いです。

しかしこ独り言だけで運用していると、どれだけ時間をかけてもアカウントは成長しません。

他人に自分の存在を知ってもらう努力をしていますか?

SNSで独り言のように投稿するのがどういうことかというと、誰とも交流せずに自分の発信したいことだけを発信している状態です。

それは例えるなら、無人島でひたすら独り言を呟いている状態であると言っても過言ではないでしょう。

要は、その島を誰かがわざわざ探し当てて訪れてくれない限り、独り言は誰の耳にも入らないということです。

無人島に住んでいる無名のあなたが、その存在を誰かに知ってもらうには、よその島に出かけて行って、人の目と耳に入る場所でPRする必要があります。

これはSNSに置き換え直すと、他者のアカウントに出かけていって、他者の投稿に足跡を残すということです。

リプライ活動を制すものがSNSを制す

足跡を残すと言っても、足跡機能がついているSNSは今ほとんどありませんが、相手の投稿への「いいね」やリプライだと思ってもらえればと思います。

特にリプライというのは、相手に自分の存在を知らせるだけでなく、リプライしているあなたを見た人たちにも、あなたの存在を認知してもらうことに繋がります。

たとえば直接メッセージを送るだけだと、個室で1対1で対話しているようなものですが、投稿にリプライするというのは、人通りの多い道端で声を掛けるようなイメージです。

多くの人に話しかければ話しかけるほど、あなたの存在は目立ち、人目につくようになります。

あなたを見た人の中には、あなたの商品に興味を持つ人が出てくるかもしれません。

SNS運用は自分の投稿をすることも大切ですが、初期のうちはそれ以上に、他者にリプライすることが非常に大切なのです。

原因4:SNSの運用量が不足している

ペルソナにとって有益な情報を提供することが大切で、リプライすることが大切であるとわかっていても、その先に壁があります。

それは、行動量の問題です。

要するに、「やったほうがいいとは分かっているけど行動に移せない」状態であるということですね。

更新頻度は「毎日」が当たり前

何を持って「大変だ」と感じるかは人によって異なりますが、少なくとも稼いでるコーチにとっては、「複数媒体・毎日複数投稿は当たり前」です。

もはや当たり前すぎて「時間がなくて毎日更新できない」だなんて悩みは、議題にすら挙がらないと言っても過言ではありません。

稼いでるコーチたちは、誰に言われなくとも当たり前のように毎日SNSを更新しているのです。

それを思えば、毎日更新することを苦痛に感じてしまうようでは、稼げるようになる日が来るのはかなり遠いと言えるでしょう。

自分なりに頑張っても他の人はもっと頑張ってる

では毎日必死に更新したとして、果たしてそれで十分なのでしょうか。

シビアな話ですが、他のコーチがあなたの何倍もSNSを運用しているとしたら、先に稼げるようになるのは他のコーチです。

商品のジャンルが被っている場合、あなたのお客様になるはずだった見込み客を、他のコーチに奪われるということでもあります。

自分にとっての一生懸命が、市場に通用しないことがもあるのです。

他のコーチがもっと頑張っているなら、あなたはそれを超えて行動量を積み重ねるしかありません。

実際に稼げるようになれば、行動量よりも質を追求すればある程度どうにかなる側面もあります。

しかし稼げるようになるまでは「稼ぐ仕組み」が完成していないので、質の面で優位に立つことができません。であれば、行動量で優位性を保つしかないのです。

スマホを掲げる人

原因5:運用の振り返りをしていない

考える女性

最後は、SNSの運用をやりっぱなしにしているケースです。

ある程度の行動量を保って運用すれば「上手くいったか、いかなかったか」の結果が出ます。

その結果に対する分析と判断をしなければ、たとえ上手くいっても再現性がありませんし、上手くいかなくても原因がわからず、改善することができません。

週に一度は運用の振り返りを行い、改善点を洗い出す必要があります。

まとめ

ひとことでSNS運用と言っても、その発信内容、行動量ともにさまざまなバランスや工夫が求められることがお分かり頂けたかと思います。

しかし一昔前であれば、路上を行き交う人に声をかけたり、知人に片っ端からセールスしたり、高いお金を払って広告を出す必要がありました。

そのようなことをしなくても、いつでもどこでも無料でスマホ一台で集客活動ができるのだから、とてもお手軽な時代ですよね。

SNSの運用に慣れて軌道に乗せるまでには、およそ3ヶ月〜半年はかかります。

たとえ稼げるうようになり、広告にお金を払うようになったとしても、SNS運用を辞めることはまず無いので、根気よく運用を継続していきましょう。