立て直しフェーズの起業家が陥る「今度こそ綺麗に稼ごう」の罠|過去の自分を許すとお金が動き出す

こんにちは、大場麻以です。

起業家であれば、大なり小なり「やり直し」「仕切り直し」「立て直し」を経験したことがあるはずです。

コンセプトの変更やターゲットの見直しといった小さなアップデートから、コミュニティを抜けてゼロからの再スタート、高額投資の失敗による経済的な立て直しまで。

その「再スタート」のスケールはさまざまです。

こうした経験を経て、多くの方が

「今度こそ本当にやりたいことをやろう」
「自分に一致したビジネスをしよう」

という方向に向かいます。

そしてそのタイミングで、スピリチュアルや天命、波動・周波数・潜在意識といったテーマに引き寄せられていく。

これは今、とても多くの起業家に見られるパターンです。

純度を上げたい、波動を高く保ちたい、軽やかに遊ぶようにビジネスをしたい。

その志向は決して間違っていません。

ところが、そこに大きな落とし穴が潜んでいます

「きれいに稼ごう」の裏側にある自己否定

「純度を高くやっていきたい」
「本質に一致して天命に沿ってビジネスをしたい」

この言葉の裏に何があるかを掘り下げてみましょう。

多くの場合、過去の自分の否定が隠れています。

「あのコミュニティにいた頃の自分はダメだった」
「エゴで稼いでいたあの頃は未熟だった」
「詐欺まがいの投資をしてしまった自分は良くなかった」

だからこそ「今度こそきれいに」と思うわけですが、この構造が問題です。

自分という存在は、過去・現在・未来すべてにわたって連続しています。

過去のどの自分を切り取って否定しても、それは現在の自分を否定していることと同じです。

「あの頃の自分はダメだった、だから今度は純度高くやる」という思考は、「純度が低い自分」を前提として抱え込んでいます。

なぜお金が動かなくなるのか|綱引きのメカニズム

この状態を放置すると、エネルギー的に非常に不自由な状態が生まれます。

「綺麗に稼ぎたい(=エゴで稼いだ過去は否定)」という意識と、「エゴで稼いでいた自分を実現しようとする流れ(否定しているものへの引力)」が同時に働き、綱引き状態に陥るのです。

結果として、

  • 天命に一致した素晴らしいビジネスも作れない
  • かといってノリと勢いで売ることもできない
  • エネルギーが拡散し、どこにも貫通しない

この状態が長く続くとお金が動かなくなります。

「こんなに周波数を上げて頑張っているのに、なぜうまくいかないのか」

と気づけないまま時間だけが過ぎていく。

これが、仕切り直し後の起業家に特に多い「見えにくい落とし穴」です。

解決策は「過去の自分を手放しでOKする」こと

ではどうすればよいか。答えはシンプルです。

過去の自分を、まるごと完璧だったと認めること

どんなにやらかしたと思っていても、騙されても、失敗しても……

あれは自分の本質が経験したくて選んできたことです。

言うなれば、あなたは「乗りたかったアトラクションに乗っただけ」。

それをOKできるかどうかが、すべての分岐点になります。

過去の自分を手放しでOKできると、不思議なことに「きれいに稼ぐ」「純度高くやる」という選択も、初めて自由になります。

なぜなら、それが「過去の否定から生まれた切望」ではなく、「何でもOKな上での純粋な好み」になるからです。

周波数を上げる・チューニングを変えるというのは、AMからFMにラジオのチャンネルを変えるようなもの。

どちらが優れているわけでもなく、ただ「次はこっちにしよう」と選ぶだけです。

自分の内側から作る、が本質

外側のキラキラした起業家に憧れて「あんなふうになりたい」と思うこと。

これも落とし穴になります。他人が「きれいに稼いでいるように見える」ものは、あくまでも幻です。

自分の内側から現実を作っていくという基本に立ち返ったとき、そこには「比較」も「否定」も入り込む余地がありません。

稼ぎ方に「綺麗」も「汚い」もない。

お金の額に「良い」も「悪い」もない。

必要な額を必要なだけ受け取る、欲しいものがいつでも手に入り、やりたいことがいつでも実現できる。

ただその現実があるだけです。

もしあなたが、今まさにやり直し中、仕切り直し中の起業家なのであれば、「今度こそきれいにやろう」という思いを手放してください。

そして、まず過去の自分にOKを出してみてください。

そこから初めて、本当の意味で「光からビジネスを作る」スタートラインに立つことができます。