なぜ「止まれない」起業家の人生はトラブルが多いのか?

こんにちは、天命覚醒家の大場麻以です。

「止まったらダメになる」
「動き続けることが成功の条件だ」

そう信じている起業家の方は多いのではないでしょうか。

行動してなんぼ、トライ&エラーを回し続けることが正解、と叩き込まれてきた方もいらっしゃるかもしれません。

それ自体は間違いではありません。

でも今日は、その前提に一度立ち止まって考えてほしいことがあります。

問題は「動くこと」ではなく、「何から動いているか」

まず前提として、動くことそのものが悪いわけではありません。

楽しくて楽しくて、まるで子供が砂場で夢中に遊ぶように、経営やビジネスに没頭している方もいます。

そういう方は気にせず猛烈に動き続けて大丈夫です。

問題なのは、不安・焦り・恐れから動き続けている方。

「来月大丈夫かな」
「支払い心配だな」
「周りはどう思うかな」

そういった感情を根っこに持ちながら、とりあえず馬車馬のごとく働いてビジネスを回している状態。

起業家や経営者は会社員と違って、定時という概念がありません。

24時間何かしら考え続けています。

その状態でもし会社員と同じ程度しか休まないとしたら、それは静かに壊れていく道を走っているようなものです。

止まらないと、「小さな災いの種」が見えない

セッションをしていると、いつもある光景を目にします。

2週間に1度のセッションで話を聞いていると、その間に小さな災いの種が10個も20個も積み重なっているのに、全部スルーされているんです。

「それ、気になりませんでしたか?」
「そっちもスルーしたんですか?」

と聞くと、「え、これも?」となる。

小さな不満、ちょっとした苛立ち、漠然とした不安。

それを全部流して走り続けているんです。

これが積み重なると、それらは雪だるま式に大きくなっていきます。

最初は小さい塊だったものが、放置して転がし続けた結果、抱えきれない大きさになる。

離婚、大きなトラブル、体の不調……

それらは突然やってきたように見えて、実はずっと前からサインがあったということがほとんどです。

なぜ止まらないと気が付けないのか

全力疾走している最中は、景色が見えません。

走ることに一生懸命であれば、自分の体の状態も感じ取れません。

それと同じで、不安・焦りから動き続けていると、頭の中がエゴの思考でいっぱいになります。

「どうしよう、がんばらなきゃ、次はあれ、その後はこれ」

そんな思考が重たく積み重なって、逆三角形の頭でっかちなエネルギー状態になっていくんですね。

そうなると、「心」で何が起きているかに気が付けなくなります。

頭でいっぱいいっぱいになっているから、心に気が付く余裕がない。

例えば、奥さんから「まだ仕事してるの?」と言われてカチンとくる。

これはまさに「手放すもの」です。

相手が何を言ったかが問題ではなく、「カチンとくるような現実を自分で作った」という事実が前提にあります。

だからこそ、この感情のサインを捉えて、手放す。

この積み重ねが「大きな災い」を防ぐ実践そのものです。

でも頭がエゴの思考で一杯の状態では、そのカチンすら流してしまいますし、苛立ちを増幅させて、相手にぶつけてしまうことすらあり得ます。

止まることは「成熟」のための時間

災いの種が小さいうちに手放せる人は、大きなトラブルに遭いません。

これはある意味、ビジネスと人生をカ軽やかにするための「知恵」であると言えるかもしれません。

ただ、そのためには「一時停止」が必要なわけですが……

止まることが怖いのは、きっとそれが「成長の停滞」に見えるからでしょう。

しかし止まることは、成長を止めることではありません。

魂を成熟させ、長期的に最高の現実を創るために必要不可欠なことです。

走りながら気づけなかったことに気付き、感じなかった感情を感じる。

そうすることで、小さな災いの種を丁寧に手放し、純度高く、明るく軽やかな人生が創られていきます。

そしてそれ、が10年後、20年後の到達点を根本から変えていくのです。

「止まってはいけない」という思い込み、まずは手放してくださいね。