ブログ集客ができないコーチ・コンサルタントが見直すべき3つの観点

こんにちは、ミリオンコーチ®育成専門家のmai(@maimecc)です。

頑張ってブログを書いているのに集客ができない、ブログ集客で高額契約が取れないコーチ・コンサルタントは少なくありません。

今はアメブロ、note、Wordpressブログなど複数のブログ媒体がありますが、集客ができない理由はどんなブログ媒体を利用していても共通しています。

なぜ集客できないのか理由を明らかにする3つのポイントをお教えします。

この3つのポイントさえ押さえておけば、他の細かいところが雑でも集客は可能です。

ぜひしっかり読んで自分の状況と照合わせてくださいね。

パソコンを利用する人
wordpress編集画面

観点1:価値ある記事を書けていない

ブログ集客ができないとき、まず最初にチェックするのは記事の内容ですね。

集客ができない記事というのは、端的に言ってしまえば「見込み客にとって価値ある記事」が書けていない記事です。

皆が喜ぶ記事では集客できない

価値ある記事と聞くと「皆が喜ぶ立派な記事を書かなければ」と思うかもしれません。

そう思うと記事を書く手が止まってしまったり、まず本を読もうだなんて考え始めたり、集客から遠ざかるような行動をしてしまうものです。

でも実は、皆が喜ぶ記事では集客できないのです。

あなたはコーチ、コンサルタントとして高額商品を提供したいのですよね?

そのためにブログを書いているのですよね?

であればあなたの商品を買うのは「皆」ではなく、100人1人しかいない、高額を払ってでも自分のために投資をしたいという目に見えない1%だからです。

だからこそ、自己啓発書のような皆が「なるほど、役に立った」と思われるような記事ではなく、100人に1人が「これは私のための記事だ」と確信してもらえるような記事を書くことが大切なのです。

見込み客にとって価値ある記事とは?

見込み客にとって価値ある記事とは何でしょうか?

大きく分けて2つあります。

それは

見込み客の悩みを解決すること
見込み客の願望を叶えること

この2つを叶えてくれるのが「見込み客にとって価値ある記事」です。

日記のような記事は論外ですし、本や他人の言葉を引用したり、競合の言葉をマネするような、ありふれた記事にも意味がありません。

先ほど「これは私のための記事だ」と確信してもらえるような記事を書くには、見込み客の頭の中に対する解像度がいかに高いかにかかっています。

それは相手が日頃、どんな感情で、どんな言葉で、何を好んで、何を考えているかを手に取るように理解できているか?ということです。

これは知識や学びで解決できるものではありません。

あなたの見込み客のことは、あなたが一番分かっているし、むしろあなたが匙を投げたら絶対に売れません。

だからこそ見込み客への解像度を上げ、見込み客だけにとって価値ある記事を書くことが大切なのです。

ブログを書く人の手元

観点2:価値ある記事を届けていない

せっかく見込み客にとって価値ある記事を書いても、それが相手に届かなければ意味がありません。

書いたら書きっぱなしで、記事ばかり積み上げて「集客できない」なんてボヤいてないでしょうか?

良い商品も良いコンテンツも、届かなければ無いのと同じです

届けるまでがあなたの仕事です。

記事を「届ける」ための3つのフェーズ

記事を届けるには3つのフェーズがあります。

それは、認知・興味・教育です。

それぞれ詳しく説明します。

認知:視界に入っているか?

多くのコーチ・コンサルがサボるポイントが認知を獲得する努力です。

「集客が上手くいかない」と言ってる人は、ブログを書くだけ書いて認知獲得のためのアクションをサボっていることがよくあります。

ではブログ集客で認知を獲得するにはどんなパターンがあるか。

それは、ブログ媒体内で見つけてもらうか、ブログ媒体外で見つけてもらうかです。

媒体内での集客

たとえばあなたがアメブロ集客をするなら、アメブロユーザーやアメブロの読者に記事を読んでもらうのが「媒体内」での集客になります。

ブログ媒体内で集客というと「タグ検索に引っかかってくれたら集客できるはず」「ランキング上位に載れば集客できるはず」という他力本願的に考える人もいます。

しかし媒体内でピックアップされるには、「多くの人に喜んでもらえる記事を書く」という高額契約を獲得するための集客とは真逆の路線をいく必要があります。

もちろん、99%に喜ばれつつ1%に強く訴求するというバランスを上手く取れる人もいますが、慣れないうちは「交流」によって他のユーザーに自分の存在を知ってもらうのが確実です。

なぜならブログ媒体内でピックアップされるかどうかは媒体の気分次第ですが、交流によって認知を獲得するのはコントロール可能な能動的行動だからです。

媒体外での集客

しかし基本的に、ブログ媒体内というのはユーザーが少ないか、大きく偏っていることがほとんどです。

商品ジャンルとの相性にもよりますが、ブログ媒体内に見込み客がいる確率は決して高くありません。

そう考えたとき、次に来るのが「媒体外での集客」です。

このとき選択肢に挙がるのは、 SNSとSEOです。

SNSで記事を紹介することで、SNSユーザーに認知してもらったり、SEOを意識することで検索上で上位表示されるよう行動するということですね。

SEOは検索エンジンの評価次第なので、コントロールが難しいところもありますが、 SNSは交流を通じてSNSユーザーに認知してもらうことが可能です。

もっとも手間がかかる方法こそが集客の近道

ここまで読んでいただいて、気付いた方もいると思います。

それは、媒体内外問わず、認知を獲得するためには「交流」がとても重要な要素になるということです。

フォローする、いいねする、コメントする、コラボする、仲良くなる、信頼を得る……

コーチやコンサルタントが、一番面倒くさがり、嫌がり、サボる作業であると言っても過言ではありません。

「なんとかして、それをやらずに済む方法はありませんか」という人もいますが、どうしても嫌なら、広告を打ってお金で解決するしかありません。

広告を打っても利益が出るような仕組みを完成させるしかありません。

しかしすでに売れている商品と仕組みを広告に載せるならともかく、売ったことのない商品と仕組みを広告に載せるのはハイリスクです。

広告単価も日に日に上がり、広告には手出ししにくいという人も増えてきています。

失敗すると数十万くらいは一瞬で溶けますしね。

だからこそ、せめて毎月20万前後以上の利益が出るようになるまでは、広告には手を出さず、交流によって認知を獲得し、手売りしていくことが確実です。

興味:気を惹くことができているか?

認知を獲得し、相手の視界に入ることができても、興味を惹けなければスルーされるだけです。

自分にとって必要なのではないか?欲しいかも、と思ってもらい、記事を開いてもらうことを興味付けのゴールだと考えてみてください。

気を惹くために必要なのは、記事本文のクオリティではなく、ファーストビューであり、アイキャッチです。

つまり相手が初めてあなたを視界に入れるとき、何が目に入るのかを知ること。

そして一番最初に目に入る情報で、確実に「あなたにとって価値あるものですよ」と思ってもらえるメッセージを伝えるということです。

それはブログのタイトルであり、交流の際のコメント内容であり、SNSのプロフィールであり、掲載している画像などです。

ブログ集客における興味付けは、一般的には「ブログ記事で魅力的なヘッドコピーをつけるべき」という話になるのですが、今は認知獲得のルートが多種多様です。

なので、どのようなルートでどのようなファーストビューになるかを、相手目線でよく考える必要があります。

教育:相手の思考に深い変化が起こせているか?

せっかく認知を獲得し、興味を持ってもらって記事を訪れてもらっても、その記事を見てもらうだけでは集客効果は半減です。

ブログ集客の一番手前の目的はオプトイン(メルマガ登録者獲得)ですが、そもそもの最終目的は自分のサービスを必要としている人に商品を買ってもらうことです。

つまり、相手の悩みを解決するには何が必要で、何が不足していて、何をすべきで、何を返るべきなのか等を、十分に理解してもらう必要があります。

つまり、1記事だけではそれだけの情報量を提供することができないんです。

だからこそ、記事の中で関連記事を紹介したり、人気記事を紹介したりして、ブログの滞在時間が増えるような仕組みをブログ内部で構築することが大切です。

アメブロやnoteは、プラットフォームを使わせていただいている立場なので、内部の構築まではできません。

その点は、Wordpressは自由度が高いですね。

ただアメブロやnoteでも、記事の末尾などにおすすめ記事を羅列するなどして、工夫すれば滞在時間を増やすことは可能です。

また、他社広告が記事の内部に挟まると読み手は気が散る上、あなたのブログから広告先へ離脱することがあります。

なので有料オプションにはなると思いますが、お金を払えば広告を外せるなら、それくらいの投資はケチらずすべきでしょう。

多くの記事を閲覧してもらい、何度でも訪問してもらえるような仕組みを作りましょう。

観点3:ビジネスの仕組みができていない

これはそもそも論になりますが、コーチ・コンサルタントとして高額で売れ続けるビジネスモデルを持っているかどうかが重要です。

たとえばコーチであっても数万円の教材を売るためにブログをやるのか、数十万、100万といった高額契約を獲得するためにブログをやるのかで話は変わってきます。

そもそも高額で売れる商品を持っているのか。

おかしな意識、マインドブロックがある状態で日々の活動をしていないか。

ブログからメルマガからオプトインし、セールスに到達するまでの合理的な仕組みができているのか。

リピーターが生まれるようなビジネススタイルを築けているかどうか。

ブログ集客は、あくまで入口です。

ビジネス全体で言えば、10%も無いくらいの一要素でしかありません。

つまり

あなたが売れない原因は、本当にブログ集客に問題があるからなのか?

ということです。

そして、だいたい違います。

私もいろんな方を見てきましたが、ブログ集客で困ってるという80%のコーチ、コンサルタントが売れない原因はブログ集客以外のところにあるのです。

コーチのブログ集客はどこで学べばいいのか

ホームページブログの制作会社やアメブロコンサル、セールスライティング講座など、世の中にはブログ集客のためのサービスがたくさんあります。

どこかで学ぼうか、とあなたも迷っているかもしれません。

しかし実は私は、このホームページはブログは外注せずに自分で作っています。

セールスライティングも学んだことがないし、ブログコンサルを受けたこともありません。

そして見ての通り、ブログ記事の更新頻度も、最近はそんなに高くありません。

SEO対策も手入れが万全とは言えない状態で、放置されてる記事も何本もあります。

それでもこのブログにはコンスタントに人が訪れ、

「maiさんのことはブログで初めて知りました」という方が、100万以上の超高額商品を喜んで買ってくださるのです。

私が投資したのは、マインドと全体のビジネスモデルを教えてくれるメンターだけ。

そのメンターもブログ集客の人でしたが「記事を量産すれば集客できる」という古き良き時代の方なので、記事の品質を上げたりという方法を教わったわけではありません。

それでもブログ集客で高額契約が獲得できるわけです。

あなたが気付いてないだけで、ビジネスや売上のボトルネックはブログ集客ではなく、全体の仕組みやマインド、商品設計など、もっと他の大きな要因があるものですよ。

だからこそ投資して何かを学ぶなら、ブログ集客ではなく「高額契約に必要なことを全て教えてくれるサービス」に投資しましょう。