コーチ・コンサルタントが突然稼げなくなる理由TOP3

こんにちは、ミリオンコーチ®育成専門家のmai(@maimecc)です。

稼げるようになりたくて必死に頑張っているうちは、稼げるようになった後に何が起こるのか想像がつかないものです。

稼げるようになると、何が起こるのか?

ずばり、稼げなくなります。

怖がらせてしまってごめんなさい。

でも私は、

無事稼げるようになって契約終了した過去のクライアントさんたち
関わりのあった年商1,000万超えのコーチ仲間たち

彼ら彼女らが、ある日を境になんだかおかしくなって売れなくなっていく様子を、実際に何人も見てきました。

コーチングビジネスの業界に限りませんが、稼げるようになる人が全体の1割なら、生き残れる人はさらにその中の1割と言っても過言ではありません。

ビジネスがダメになる原因はビジネスにあらず

不思議に思うかもしれませんが、コーチやコンサルタントが稼げなくなる理由は、単なる売上不審ではありません。

集客ができなくなる、契約率が落ちる、競合が増えてマーケットでの難易度が上がる……

といったビジネス上の不審というのは、超高額で投資価値の高い商品を売っているコーチやコンサルタントにとっては、たいした逆風にはなりません。

(なので超高額で売るビジネスモデル自体が無いのであれば、まずはそれを手に入れる必要がありますが……)

少なくとも、仮に一時的でも7桁や8桁を高額で売るだけのパワーがあった人なら、これくらいの課題や変化は対処が可能なのです。

では稼げていた人が稼げなくなるとしたら、どんな時なのか?

今回は、私が実際に見てきた稼げていたコーチが稼げなくなる理由TOP3をご紹介します。

3位 ビジネスの本質を押さえてない

表面的なノウハウだけを追求したり、薄利多売で稼げるようになった人は、マーケットの環境が変わったときに売れなくなるケースが多いです。

具体的にはSNSコンサルのもとで稼げるようになったコーチやコンサルタント、

あるいは特定の媒体に特化した手法を教えているメンターのもとで学んでいたコンサルに多いですね。

ビジネスとは本来シンプルなものです。

小手先のテクニックというのは「本質をどうアウトプットするか」にかかる話であり、テクニックそのものに売上に直結する価値があるわけではありません。

売上という成果を意識したときに、何をすべきで何が余分かははっきりしています。

私から見ると本質ではなく表面的なスキルで稼いできた人は、ビジネスを難しく考え、余分なことばかりに注目して労力をかけている人が非常に多い印象です。

ビジネスの本質とは需要と供給です。

それは「必要なものを、必要としている人に差し出せば売れる」ということです。

この本質を踏まえて「売る」ということを考えたとき、どんな行動が余分になるか、どんな行動から逃げてはいけないかがわかるはずです。

本質を踏まえず、余分な行動で疲弊し、逃げてはいけない行動から逃げたコーチやコンサルタントが稼げなくなります。

本質を踏まえた成幸体験を積むことができているかどうか。

それが、時代や環境が変化しても、不安や焦りに囚われず稼ぎ続けられるかどうかにかかっています。

2位 拝金主義の魔が差す

今まさに7桁、8桁稼いでる人が「もっと稼ぎたい」と思ったときに、魔が差して拝金主義的な選択を採ってしまうことも少なくありません。

「もっと稼ぎたい」と考えることは何もおかしなことではありません。

やりたいこと、叶えたいことのために、100%自分次第の世界の中でより望ましい成果を求めていくのは、ビジネスの楽しみのひとつであるとも言えます。

しかし「搾取的な稼げる行動」をすると、結果的にビジネスの寿命を縮めることになります。

たとえば教材の薄利多売や、人の欲に付け込んだ結果の出ない商品を売るという、抽象的な言い方をすればクライアントへの愛がないビジネスですね。

なぜそれがビジネスの寿命を縮めるかといえば、理由は簡単で評判が悪くなり、リピーターが発生せず、新規も人が寄り付かなくなるからです。

そうなると焼畑農業のように、次々と顧客層や商品、マーケットを乗り換えながら、新しいビジネスへ転生し続ける羽目になります。

それを続ける資金力とバイタリティがあればまだ良いのですが、そうでなければどこかで息切れして稼げなくなります。

しかし、それはまだ良いほうかもしれません。

大抵の場合は、稼いでるコーチやコンサルタントが「もっとラクできるよ」「もっと良い方法があるよ」と“欲に付け込まれる側”になり、搾取され泥沼に陥ることのほうがよくある光景ですね。

1位 身内や自身の体調不良

意外に感じるかもしれませんが、プライベートにおける変調やトラブルが、ビジネスに致命的なダメージを与えるケースがもっとも多く見られます。

  • 自分が病気になる
  • 家族が病気になる
  • 介護や看病に時間が取られる
  • 夫婦関係が壊れる
  • 仲間関係や友人関係が壊れる

これらの現象が起こり、かつビジネスに支障が出たときにどうなるか?

多くの人はビジネスのペースを落とさざるを得なくなるか、酷い場合はビジネスそのものを辞めざるを得ない状況・精神状態に陥ります。

一見すると不可抗力で仕方のない、不運な出来事のように思われがちですが、実はそうではありません。

どんなに理不尽な現実であっても「意識が観測して創り出しているものである」という前提に例外はなく、自分の意識と外側の現象はイコールなのです。

よく引き寄せの法則を学んだ人にありがちなのは「良いことや望ましいことが起こると自分のおかげで、悪いことが起こると自分は悪くない」という思考です。

しかし引き寄せは常に起こっています。

二重スリット実験からもわかるように、観測による結果の収束は数ナノ秒単位という認識不能なレベルで起こり続けています。

体調不良やプライベートのトラブルも、何を観測していたか=何を意識していたかに影響するものであり、不満、不安、怒り、悲しみ、嫉妬、批判、自己嫌悪などの意識が現象として表れているに過ぎません。

そうした意味でも成幸マインドにおける自責(≠自罰)が重要なのですが、人はやはり弱い生き物なので、強烈にネガティブな出来事の前では他責や自罰に走りがちです。

ネガティブな出来事が強烈である場合は、それだけ根深い意識が自分の中にある、ある意味では未消化の人生課題が残っているようなものです。

なのでそうした意識の修正ができれば、ビジネスのみならず人生が上向きになります。

しかしネガティブな現実の原因を外側に押し付けてやり過ごすなら、ビジネスの成長も人としての成長も停滞してしまうことになるでしょう。

一時的に稼げなくなるだけでなく、長く稼げない時期が続く羽目になり、ビジネスをリタイアする直接的な要因となります。

どうすれば永く稼ぎ続けられるのか

ビジネスにおいて、稼ぐことは難しくありません。

しかし「稼ぎ続ける」となると180度話が変わります。

5年、10年、20年とビジネスをしていれば、人生においても様々なことが起こります。

良いこともあれば悪いこともあるでしょう。

現在のマーケットが大きく衰退したら、携わる業界が変わることもあるかもしれません。

それでも永く幸せに軽やかに稼ぎ続けられる人というのは、ビジネスの本質を押さえ、マインドが本当の意味で高次元化している人だけです。

そういう人は周りから見て不思議なくらい、幸せそうに生活し、趣味を謳歌し、ビジネスを楽しんでいます。

小手先のテクニックやトレンドは、その都度選び取れば良いだけのツールに過ぎません。

しかし本質とマインドは不変であり、不変であるからこそ、時代が変わってもマーケットが変わっても結果に影響し続けます。

小手先のビジネスを拗らせてしまう前に、本質やマインドを教えてくれるメンターを見つけて、ビジネスの成幸を叶えてくださいね。