コーチが体験セッションでやってはいけないこと-説得するほど単価100万は遠のく-

こんにちは、悟りコンサルタントの大場麻以です。

なぜ体験セッションや個別説明会を通して、単価100万のバックエンドが売れないのか?

それは、あなたのセッションの腕が足りないからではありません。

体験セッションで、やってはいけない3つのことをしているからです。

「相手を説得する」
「価値を詰め込む」
「『検討します』を追いかける」

多くのコーチは、成約率を上げようとして、この3つにますます力を入れます。

しかし実際は、やめるほど「この人だ」と選ばれるようになるのです。

体験セッションとは、何のための時間なのか?

「売り込む場」だと思うほど、苦しくなる

体験セッションを「本契約に進んでもらうための場」だと考えていませんか?

もしそう考えているなら、どうしても「どう伝えれば申し込んでもらえるか」に意識が向いているはずです。

どこでオファーを切り出すか。

断られたら何と返すか。

迷っている相手の背中を、どう押すか。

すると、セッションそのものよりも、成約の手前の言葉選びに力が入ってしまうのです。

体験セッションは「お互いを見極める場」

私にとって体験セッションは、相手が価値を受け取れる状態かどうかを見極める時間です。

対話の内容と、相手のエネルギーを視ます。

口にしている言葉とエネルギーが一致していなければ、そのことをお伝えして、すり合わせます。

だから「受け取れる状態ではないのに、契約してしまった」ということが起きません。

見極めるのは、相手だけではありません。

相手もまた、「この人と一緒に進みたいか」を見極めています。

体験セッションは、どちらか一方が相手を動かす場ではないのです。

コーチが体験セッションでやってはいけない3つのこと

①価値を詰め込んで「お得」に見せる

体験セッションで、つい出し惜しみせずに全部を渡してしまう。

実は、これは私自身が売れない頃、ずっと繰り返してきたことです。

自分の標準出力が100%だとして、関係に応じて20%や50%に抑えることができませんでした。

たとえ相手が1,000円しか払っていなくても、我慢できずに100%出してしまうのです。

しかし、相手には払った額のぶんの、受け取る器しかありません。

受け取りきれなかった80%〜90%は、どこかへ行ってしまいます。

「それでも、たくさん渡したほうが喜ばれるのでは?」と思うかもしれません。

喜ばれるのは、その場だけ。受け取られなかった価値は、相手の現実を変えません。

価格に見合わない「高すぎる価値」「多すぎる価値」を詰め込むほど、「お得だから申し込む」人が集まってしまいます。

そうした人々は、100万円のバックエンドに申し込むつもりなんて、さらさらありません。

「体験セッションに申し込めば、この人から何か言い話が聞けるんじゃないか」と体験セッション目的で来るようになるのです。

②直観で決められない相手を説得する

私の場合、相手が直観で決められないなら、こちらから契約を見送ります。

私のセッションの性質にかかわるものでもありますが、損得勘定を挟まずに直観で決めることが、悟りを深めて在り方で売れるための最初のプロセスだからです。

説得されて決めた契約は、損得で比べられた末の契約です。

いわば「人間オークション」の結果で、そこから始まる関係では、気持ちよくサポートすることができません。

③「検討します」を追いかける

「他も全部聞いてから返事をしたい」と言われたら、どうしますか?

私の答えは、「無理して検討しなくて大丈夫です。ここで迷ってしまうなら上手く運ばないので、今回はやめておきましょうか」です。

相手を責めるのではなく、普通にそうお伝えします。

私自身が買い手だった場合も同じです。何かと比べることはありませんし、「他社と検討したい」とも言いません。

ご飯屋さんも、ホテルも、投資も、目の前にあったものを直観で選びます。

なぜなら考えに考え抜いて採った選択は、だいたい間違えるからです。

起業するときも、有名な起業塾には入らず、他と比較もせず、「この人だ」と感じたメンター1人に即決で高額投資しました。

そして、すでに起業塾に通っていた人たちより先に結果を出し、1年で300万の契約をいただけるコーチになったのです。

なぜ「嫌われてもいい」コーチほど選ばれるのか?

では、体験セッションでは何をすればいいのでしょうか。

私がしているのは、向き合う準備ができている方に、意識の穴を手加減せずに伝えることです。

相手に必要なことを伝えるためなら、嫌われてもいいと思っています。

「まいさんのセッションって修行みたい」と言われることもあります。

しかし、それで解約になったことは一度もありません。

誰かが突きつけなければ、人は変わる機会を得られません。

死ぬまで気づけないような盲点に気付いていただけるから、私のセッションでは普通は10年以上かかるような変化が1年で起こるのです。

体験セッションでコーチが契約を見送ってもいいの?

「せっかく来てくれたのに、自分から見送るなんてもったいない」と感じるかもしれません。

しかし、価値を受け取る土壌がない人との契約は、相手にとってはお金と時間の無駄、自分にとっては時間の無駄になります。

私が体験セッションで観ているのは、次の3つです。

目に見えない領域を、受け取る感度はあるのか?

意識や行動原理に、助言を取り入れる余白はあるのか?

本来の自分として生きる覚悟は、あるのか?

今すぐ100万、300万が入ることよりも、「この人だ」と決めて来る人のために、3〜4ヶ月後でも席を残しておく。

そのほうが、お互いに気持ちよく、最大の力で関わることができるのです。

体験セッションの質を変えるなら、まず在り方を変える

ここまで読んで、「説得をやめて、見極めればいいのか」と思ったかもしれません。

実際は、ただそれだけです。

しかし、これを一人で変えるのは難しいのです。

なぜなら、説得したくなる、詰め込みたくなる、追いかけたくなる衝動は、テクニックではなく在り方から出ているからです。

「受け取ってもらえないかもしれない」
「与えないと受け取れない」
「断られたら終わり」

それらは自分の盲点にあるので、自分では見えません。

言葉にするのは簡単ですが、実際の体験セッションの場ではギャップが生まれます。

あなたに必要なのは、体験セッションのトークスクリプトを見直すことでも、バックエンドのセッションメニューの構成を見直すことでもなく、在り方を変えることです。

私は在り方で売れるまでのプロセスを、「上げる・観る・手放す・決める・創る」の5つのシフト、SATORI 5SHIFTとしてお伝えしています。

無料で動画講座を公開しているので、ぜひ「在り方で売れる」道を学んでください。