こんにちは、悟りコンサルタントの大場麻以です。
物欲がなくなったのは、内側の欠乏感が消えてきたサインです。
ただし、「なくても幸せ」で止まってしまうと、お金は巡らなくなります。
必要なのは、満たされた状態のまま、ビジョンを決め直すこと。
この記事は、年商1,000万を超えるほど結果を出してきたのに、欲しいものも、稼ぐ理由も見えなくなったコーチに向けてお届けします。
物欲がなくなったのは、スピリチュアルな目醒めのサイン
叶えた夢が、「日常」になる
起業してしばらくの間、私には「お金がかかる夢」がたくさんありました。
母に高級ホテルステイをプレゼントする。
クルージングをする。
著名なアーティストの絵画をお迎えする。
彼と一緒に、日本中の寺社を巡礼する。
「明日死ぬかもわからない。母はもう良い歳だから、親孝行のためには一分一秒も惜しい」と、切羽詰まって叶えてきたことです。
けれど、叶えた夢はやがて日常になり、「多くの選択肢のひとつ」になっていきました。
「成功者といえばコレ」に、ワクワクできない
次のステージとしてやってきたのは、ハイブランド、高級車、タワーマンション、海外移住といった、いわゆる「成功者といえばコレ」の世界です。
なんと、全然ワクワクできなかったのです。
もともと私は人の中身が視える性質で、人が何を身につけているかに頓着がなく、ハイブランドの名前やロゴを32歳まで知りませんでした。
とはいえ、お金がかかるワクワクがないと、お金を循環させられない。
私は焦って、ジュエリーを買い漁ったり、より高級なホテルに泊まったりしました。
でも根本的にワクワクしていないので、自己投資ではなく浪費で終わってしまったのです。
なぜ起業家の物欲は消えるのか
なぜ物欲が消えるのか?
それは、悟りが深まってくると、欠乏感がなくなるからです。
「あれがないと」「これがないと」が消えていく。
家族が元気で、自分がご機嫌で、衣食住がある。
それだけで十分に幸せだと、感じられるようになります。
「それは、単にやる気がなくなっただけでは?」と思うかもしれません。
違います。
悟りのなかにあるビジネスは、モチベーションにニンジンやトロフィーが必要ありません。
一方で悟りの外にあるビジネスは、叶っても叶っても「足りない」。
私は、1,000万、2,000万と稼ぎながら、ずっと満たされずに苦しんでいる人を何人も見てきました。
あなたがニンジンに魅力を感じなくなってきたのは、あなたがその「欲望を叶えるビジネスの次元」を抜けかけている証拠なのです。
「なくても幸せ」で止まると、お金は巡らなくなる
ここに落とし穴があります。
心地の良い状態でいるために、大量のお金は必ずしも必要ではありません。
お金が多い=幸せや豊かさではないからです。
だからか、「お金がなくても幸せなんだ」「お金は必要ないんだ」と、なぜかお金を蔑ろにし始めます。ここがもっとも致命的なポイントです。
だから、「お金なんて」という意識を抱えたまま、心地よさだけを追っていると、お金の循環は停滞します。
そしていつのまにか、新たにお金のブロックを形成してしまうのです。
「欲を持つのは、執着では?」と思うかもしれません。
欲と執着は別物です。
たとえば「高級車が欲しい」と思った場合、「高級車がないと困る」「高級車がないとダメだ」という、頭の中の指針が高級車一色に染まるのは執着です。
執着がなぜ良くないのかというと、執着することで達成や成就が遠ざかるうえに、長期的な最善最高の未来に対して「選んだほうが良い道」の優先順位が下がってしまうからです。
では、「高級車欲しいな」は、どうか。
これはただの欲です。食欲と変わりません。
「叶っても叶わなくてもどちらでもいい。けれど、自分はこれをやりたいと決めている」
そういう欲は、執着ではありません。
肉体を持って生きている以上、買いたい、体験したい、欲しいがあるのは自然なことだからであり、人生の醍醐味のひとつだからです。
物欲の次に見つけたい、「新しいビジョン」
「余生」で終わらせなかった問い
私も一時期、「セミFIREのように、余生だと思って生きていけばいい」と考えていました。
けれど、ふと思ったのです。
「私の人生って、本当にそれでよかったんだっけ?」
いや、違う。絶対に違う。
そう我に返り、私はビジネスを半休止して精神探究に没入しました。
傍から見れば、大きな機会損失です。
「精神探究なんてせず、将来に備えて、もっと多く売ったほうが良い」
そう考える人がほとんどでしょう。
その問いが、次の道への入口になったのです。
「できるかどうか」ではなく「創るかどうか」で決める
人は転生を繰り返し、いずれ全員悟ります。
だから、悟りきることを目指す必要はありません。
行きすぎた精神探究はただの趣味、あるいはファッションです。
いつか全員に訪れるのなら、肉体を持つ今この自分は、何をしたいのか。
そしてそれは、いくらかかるのか。
その問いに、金額の大小を度外視して、素直に向き合うことです。
「やりたいことの値段」が今の資産や売上に比べて大きくても、怯む必要はありません。
世の中は意識が先で現実が後です。
悟りを深め在り方を磨き、意識が変われば、現実は必ず変わります。
そしてもし「やりたいことの値段」があまりに小さいとしても、それでOKとすることです。
なぜなら、やりたいことがないのにお金をかき集めようとする行為は、不安由来、欠乏由来以外の何者でもないからです。
それは短期的にも長期的にも、自分の首を絞めます。
しかし欲がない自分を受け入れ、欲がないなりにビジネスをするというのは
「お金は必要ならどうとでもできる。だから今はのんびり、気の向くままに過ごそう」
という自分と世界への深い信頼があればこそ。
だからこそ、悟り、意識、在り方が大切なのです。
知っても、一人ではビジョンを決め直せない理由
ここまで読んで、「じゃあ、新しいビジョンを考えればいい」と思ったかもしれません。
ところが、これが一人では難しいのです。
理由は2つあります。
ひとつは、満たされているからこそ、違和感に気づきにくいことです。
「このままでもいい」にもっと浸ってゆるんだほうが良いのか、あるいはもう脱けるフェーズに来ているのか。自己判断は簡単ではありません。
ここを的確に判断するには、摂理を理解し、高い視座を持ち、直観が使い物になっている必要があります。
もうひとつは、ビジネスの外に、まだ向き合っていない魂の課題「ソウルタスク」が隠れていることです。
私がサポートしてきたクライアントの中にも、「ビジネス以外でワクワクしない」という長年の課題を抱えた方がいました。
その方は「こんなことを楽しんではいけない」という、自分への厳しさやジャッジを抱えていたのです。
こうした根深いものは、昨日今日で生まれた制限ではなく、物心ついたときには染み付いていたもの。
いわば「魂が体験することを選んだ課題」です。
これを無視して人生を進めると、どうなるか?同じパターンのネガティブな現象を繰り返します。
その方の場合は、セッションのたびに意識の次元を上げ、思い込みとブロックを外していきました。
そして自分だけのワクワクを取り戻し、商品コンセプトも新しいステージへ進んだのです。
物欲がなくなったあなたへ
物欲がなくなったのは、終わりではありません。
外側の豊かさを体験し尽くし、満たされた場所から、本当に創りたいものを選び直す準備ができたということです。
まずは物欲がない自分を肯定してください。
自分の魂に誠実であれば、必ず然るべきタイミングで次のフェーズが始まります。
大切なのは、どうやってモチベーションを上げようか、どうやって夢や目標でワクワクしようかと焦って頭をいっぱいにするのではなく、「然るべきタイミング」を見逃さない、在り方を確立することです。















