こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。
あなたはセルフコーチングという言葉を聞いたことはありますか?
セルフコーチングとは、自分で自分をコーチングすることです。
売れているコーチはこのセルフコーチングスキルが優れており、ほぼ無意識に自分で自分をコーチングし続けていると言っても過言ではありません。
私の月10万程度だった売上が月100万に成長したのは、ビジネスへの正しい取り組みありきですが、その根幹を支え続けたのは、実はセルフコーチングなのです。
【サイト内 必読記事】「月収100万コーチになるための本質」
売れるコーチと売れないコーチの根本的な違いは何なのか?
基本的にコーチが売れるようになるには、お決まりの壁、課題、共通の通過儀礼のようなものがいくつかあります。
『月100万稼げるミリオンコーチ』としては5つの条件として提示していますが、特に5つめの「ビジネスモデルの構築」に関しては、正しくやれば誰にでもできる領域です。
稼げないコーチは、そもそも「どうやってやればいいのか」という前提知識がないので、それ以前の問題であることがほとんどです。
しかし基本的に、ちゃんと教えてもらえれば、誰でも構築することができます。
しかしビジネスモデルが構築できても「なかなか売れない」「興味を持ってもらえない」という状況が続き、途中で挫折するコーチも存在いるのです。
売れるための最後の壁はビジネス脳の有無
同じビジネスモデルを築き、同じ知識を持っていても、アウトプットや成果に天と地ほどの差が生まれることがあります。
同じことをやっているはずなのに、どうして大きな差が出てしまうのか?
私もさまざまな人をサポートしながら、不思議に思うことがありました。
それは結局のところマインドの問題ではあるのですが、より細かく突き詰めるとビジネス脳を持っているかどうかの違いが大きいことがわかりました。
ビジネス脳を持っている人の特徴
ビジネス脳というのは、主に以下のようなマインドセットを持っている人のことです。
こうして見るとすごく難しいことをやっているように見えるかもしれませんが、ざっくり言えば「常にクライアントへの価値提供を考えている」ということですね。
そのため、自分のモチベートやメンタルの悩みというのは、持たないことがほとんどです。
なぜならいくら自分にベクトルを向けても、クライアントに何も提供できないということを知っているからであり、結果論ですが、そうした自分に関する悩みをクリアしている人が安定して稼ぎ続けていると言えるからです。
ビジネス脳を持っていると、SNSの活動ひとつ取り上げても、その質が全く違います。
ビジネス脳を持たない売れないコーチにとっては、SNS発信は作業であり、処理すべきタスクであり、単なるto doです。
こうなるとどんな活動も「やってるつもり」になりがちです。
言われたことをやるだけでお金をいただけるのは、会社に雇用されている人だけです。
しかしビジネス脳を持つ売れているコーチにとっては、SNS発信は人の役に立つための活動であり、自分のメッセージを相手に届けるための活動です。
なので限られた時間の中で、時間が足りなければ時間を創り、「いくらでもやる」という発想になります。
そしていくらでもやるというのは、単に行動量を増やすことを指すわけではありません。ビジネスにフォーカスしている時間、費やしているリソースそのものを増やすということです。
売れているコーチは、これを自然に、当たり前に、どうかすると無意識にやっています。
この無意識レベルでのアウトプットと成果の差は、売れてるコーチが当たり前にやっているセルフコーチングスキルの差でもあるのです。
ビジネス脳を高める5つのセルフコーチング
ここでは私が売上10倍を実現するにあたって、もっとも効果的だった3つの『自分への質問』について紹介します。
売れているコーチは最低限、必ずこの3つを無意識に自問自答しながらビジネスに取り組んでいます。
この思考が潜在意識に透徹するまでには時間がかかりますが、まずは意識的にこの3つの質問を自分に投げかけることを継続することがお勧めです。
① 売上目標達成のために、今日は何ができるか?
成功している人にとってもっとも重要なのは『時間』です。
年配の成功者や富裕層が何億何千万と積んでも手に入れたいのは『時間』であると言われています。時間は不可逆であり、どんな努力をしても決して取り戻すことができません。
だからこそ、目の前の1分1秒、「今日という一日」は限りある命そのものなので、何のためにどう過ごすかを真剣に考えます。
仕事をするにしろ、休暇をとるにしろ、決して漫然と過ごしたり、人生において重要ではない物事に時間を割くことはありません。
経営者や起業家であれば売上や収益の目標達成のために何ができるのか?ということは、毎朝毎晩当たり前に思考を巡らせています。
② クライアントは誰か?/クライアントは何に価値を感じるのか?
どんなに類似しているサービスでも、同じコーチング事業であっても「他社と同じクライアントを抱える」ということはほとんどありません。
特にコーチングは複数のコーチと同時に契約するケースはごく一部に限られるため、自分の顧客は他社と被ることはまずありません。被るようであればそれはビジネスの持続性・安定性に難があるということなので、差別化が必要です。
つまり、ただ「知っているから」「思ったから」という理由だけで他のコーチと似たようなことを発信していても、その他大勢のコーチに埋もれるだけです。
埋もれてしまったら、その中で選ばれるのは安い人か、有名な人、実績のある人です。それではいつまでたっても稼げるようには慣れませんよね。
たった1人の自分の顧客は誰なのか?そしてその顧客は何に価値を感じるのか?
これを自問自答して改善を積み重ねなければ、たった1人の顧客に選んでもらうことはできません。
③ 緊急ではない重要なことにどれだけの時間を割けたか?
クライアントを獲得できるようになると、徐々に忙しくなり「自由に使える時間」が減っていきます。
すると緊急性の高い対応や対処、生産性のない作業、日々のルーチンワークに追われることになり、サービスの開発や改善といった、緊急ではないもののもっとも重要なことに時間を割けなくなります。
これができなくなると、一時的に売上が上がったとしてもビジネスは衰退の一途を辿ります。
だからこそ緊急ではない重要なことにどれだけ時間を割けたか?ということは定期的に自省する必要があるのです。
最後はマインドセットの問題に還ってくる
今回ご紹介したセルフコーチングも、「これさえやればいいんだ!」と単なる作業にしてしまったり、セルフコーチングすること自体を目的にしてしまうと、やはり結果が出なくなります。
そもそもビジネスへのコミットメントが薄ければ、いずれセルフコーチング自体やらなくなってしまうことでしょう。
クライアントのこと、価値提供のことを考え抜くというのは、口で言うのは簡単ですが、そう単純なものではありません。
結局のところビジネスについて考え抜くためには、時間も労力も必要ですし、安定して成果を挙げられるようになるまでは、一定ビジネス漬けになる期間というのは必要です。そうまでする理由があるか?というのは、スキル以前に、当人のマインドセットの問題なのです。
あなたも決意と覚悟を固めて、一日も早く稼げるコーチになってくださいね。