集客できるホームページとは?《高単価ビジネス向け》

こんにちは、大場麻以です。

あなたはオンライン集客のために、どんな手段を選んでいるでしょうか?

インスタ×LINE or メルマガ
アメブロ×LINE or メルマガ
X(旧Twitter)×note×LINE or メルマガ

恐らく、このあたりがもっとも多いと思います。

特にこれから集客しようとする人にとって「インスタ」という選択肢は必ずと言っていいほど入ってくると思います。

なぜ人は流行りのSNSを集客媒体に選ぶのか?

さまざまなSNSがある中で、なぜインスタが選択肢に挙がるのか?

そもそも、あなたはなぜインスタが集客に最適だと想ってるのでしょうか。

それは恐らく「インスタが集客に最適である」という現場の声を聞いたわけではないはずです。

インスタコンサルや集客コンサルの「集客するならインスタ」という言葉が、頭に刷り込まれているだけではないでしょうか。

流行りのSNSとは、集客コンサルが売り出しやすいSNS

インスタというのは確かに便利なツールです。

リール動画でリーチを獲得し、ストーリーズで信頼関係の構築とファン化を促進し、ライブ動画でさらに教育を深めて販売に繋げる。

インスタの良さは、他の媒体と掛け合わせなくてもインスタだけで集客が完結することにあります。

そのシンプルさあって、あらゆる集客方法と比較しても「スキルがなくても売りやすい」媒体でもあるのです。

「わかりやすく喋ったり、動画を編集するスキルが必要じゃないか」と思われるかもしれません。

しかし今の時代、台本から編集まで、AIが全部「良い感じ」にしてくれます。

それに「売れるリール台本を教えます」という人もたくさんいますからね。

“その人が売れるかどうかは別として”、シンプルで教えやすく、スキルがなくても運用できて、媒体そのものに華がある。

そしてハマれば結果を出せる。

それがインスタなのです。

安定して売れている人たちが動かしている集客媒体の特徴

では本当に売れている人たちは、何をしているのか?

もちろん、インスタやXを集中運用して売っている人もたくさんいます。

私も時期や気分によって動かす媒体は異なりますが、基本的にすべて運用したことがあります。

しかし……実は一番安定して集客できている媒体は、実はホームページなのです。

私はXのフォロワーが多いので、Xで集客していると思われがちです。

ただ、Xはほとんど手癖のような習慣で更新しているだけであり、実際の売上の半分以上はホームページ経由です。

2〜3年で数千万、ホームページ経由のご縁でビジネスをやっている。

これが誇張無しの実態です。

ホームページ集客とは、つまりコンテンツSEOです。

ホームページ集客に関しては、

  • 旬が過ぎて古めかしく感じるという大衆の先入観
  • ITに強くないと運営が難しいという思い込み
  • SEOを配慮した質の高いコンテンツ制作が必要というハードルの高さ

この3点により多くの人が避けるようになったことで、AIが台頭してきた今ですら、ブルーオーシャンであり続けているという状況が長く続いています。

そして、たいして頑張っていないのに売れている人たちは、広告にお金を使っているか、あるいは皆が動かすことを避けている集客媒体……つまりホームページで集客しているのです。

ホームページで集客ができるメリットとは?《実体験》

ホームページ集客(コンテンツSEO集客)ができると、どんなメリットがあるのでしょうか?

私の実体験ベースで紹介します。

  • 数年前のコンテンツで集客することができる
  • リーチ層が情報収集に対して受け身ではない
  • サービスに対する誤解が減る
  • 提供価値に深みを出しやすい

数年前のコンテンツで集客することができる

これは一番と言っていいほど大きなメリットなのではないでしょうか。

たとえばペルソナの悩みに沿った良い記事を書き、それがSEOで高い掲載順位を獲得するようになれば、その記事が数年にわたって集客に貢献してくれるからです。

私のブログも古い記事と新しい記事がありますが、様々なキーワードで上位の掲載順位を獲得しており、多くの人に興味を持っていただけています。

リーチ層が情報収集に対して受け身ではない

これは明確に他のSNSと差別化しやすい点です。

インスタやX等ほとんどのSNSは、レコメンド機能によって「ユーザーが好きそうなコンテンツを勝手におすすめする」ということをしてくれます。

これはユーザーをそのSNSに押し留めるための機能としては優秀なのですが、SNSからの絶え間ない情報のシャワーに、ユーザーは非常に受け身になります。

あなたも、口を開けたまま思考停止した状態で、無意味にSNSを眺め続けてしまったことは、一度や二度ではないのではないでしょうか。

SNSの集客というのは、情報に晒されて思考停止状態のユーザーに対していかに刺激を与えて「気つけ」するかがすべて、という側面があります。

だからこそキャッチーな文言、テンプレート、台本、編集の需要が高いんですね。

しかしGoogle検索においては、ユーザーは明確な解決したい悩み、手に入れたい知識があり、その目的を達成するために能動的に情報を収集しています。

つまり、目的はなんであれ情報の獲得に対して非常に意欲が高いのです。

この「能動的である」というユーザーのスタンスの差により、提供する価値が相手に受け取ってもらえるかどうかにおいて大きな差がつきます。

他SNSに比べて、ホームページ集客が濃い見込み客を獲得しやすいのは、そのためです。

サービスに対する誤解が減る

ホームページや、ホームページ内のコンテンツで、様々な発信をしていれば、セールスの場に来る人の誤解が減ります。

そんなサービスだとは思わなかった、それは知らなかった、そういう人だとは思わなかった……

特に高単価商品を扱うビジネスであれば、そうしたミスマッチというのは、セールス前にスクリーニングして解消したいものですよね。

SNSで断片的に発信を見ただけだと、その人の世界観やサービスの信念までは見えにくいものです。

しかしホームページとして自分のビジネスを在り方、サービスの理念、問題解決の例などを表現することができれば、網羅的にサービスの全体像を理解してもらうことができます。

デザイン面や色合いからでも、どんな人のどんなサービスかイメージを掴むことができるのも大きいですね。

提供価値に深みを出しやすい

これもホームページならではです。

ホームページ内でのコンテンツは、コンテンツを作る人の意識次第で、たった1記事でも有料級の価値を内包することができます。

90秒のリールや、Xの長文投稿よりもコンテンツのボリュームがあるのは、言うまでもありませんね。

しかし多くの人はここまで厚みのあるコンテンツは、メルマガに登録してもらったり、メルマガ登録特典として設けたり、あるいは少額であっても有料で販売するものです。

ただホームーページ集客においては、「SEO評価を得るにはユーザーにとって有益なコンテンツが必要」という大前提があるので、厚みのあるコンテンツを出さざるを得ません。

これは見方を変えれば、メルマガ登録やLINE登録を要求せず、完全な無料公開で有料級の膨大なコンテンツを並べているとも言えます。

これは「キャッチーで親しみやすい情報をいかに浴びせるか」というSNSの集客スタンスとはベクトルが異なります。

ホームページ集客においては、コンテンツの閲覧は相手の能動性に任せるものなので、SNSのように情報を次々に浴びせることはできません。

しかしその分、コンテンツの質で差別化できるのです。

高単価ビジネスで集客ができるホームーページとは?

ホームページ集客には、他のSNSにはないメリットや意義がたくさんあることが、ここまでの話でお分かり頂けたかと思います。

しかし、ただのホームページと、集客ができるホームページには大きな違いがあります。

よくある落とし穴もあるので、集客ができるホームページの条件を、以下にてお伝えさせていただきます。

条件1:SEO戦略を意識したコンテンツ作成をしている

これは大前提となります。

一昔前は、ただ記事を書くだけでSEO評価されていましたが、今ではペルソナの検索キーワードを意識したコンテンツ作成が必要不可欠です。

  • ペルソナはどんなキーワードで検索するか
  • そのキーワードは一定の検索ボリュームがあるか
  • 検索ボリュームが多すぎないか(競合が多すぎるビッグキーワードに偏っていないか)

これらを踏まえてキーワードを決め、「そのキーワードで検索した人が知りたいであろう内容のコンテンツ」を作成します。

条件2:SEO戦略を意識しないコンテンツ作成をしている

先ほどの条件1と矛盾するようですが、SEOを意識しすぎるコンテンツというのは、「検索者のニーズを満たすだけのコンテンツ」になります。

あなたがどんな人か、何を考えているか、もっと本質的で大事な話は何なのか……ということを、SEO意識のコンテンツには盛り込みにくいものです。

しかしそうなると、検索者の問題解決のニーズを満たしはするものの、「あなたの商品を買いたい」とはなりませんよね。

そのため

「SEO戦略を意識したコンテンツ」
「SEO度外視の価値観、本質、知ってほしいことについて語るコンテンツ」

この両方を持つことが大切です。

そもそも、検索者は何かに悩んではいるものの、自分の中で想定している仮説の答えを持っています。

しかしその仮説は、往々にして間違っているのです。

なぜなら、悩んでいるのだから。

悩んでいる、解決の筋道を体験として知らない人の仮説は、十中八九間違っています。

だからこそ、相手の仮説やニーズに寄り添うだけの記事を用意するだけでは、本当の意味で相手のためにはなっていないんです。

でも、そこを見透かし、相手の悩みの本質を解決できるからこその高単価商品であり、あなたはそうしたサービスを扱っているはずですよね。

しかしGoogleアルゴリズムはそこまでのニュアンスを測ることはできませんから、「ペルソナにとっては本質的価値があるが、SEO的には無価値なコンテンツ」はインデックスに登録しないという処置が必要です。

なぜなら、SEO的には無価値なコンテンツを大量に羅列すると、ホームページそのものの評価が下がってしまうからです。

条件3:ユーザーの動線を意識したデザインになっている

デザインやホームページ作成に何十万とお金をかける人がいますが、大事なのはそこではありません。

必要なのは、最低限ユーザーの目に優しいデザインです。

ユーザーの目に優しいデザインとは何か?

それは現代の場合、

  • スマホから見やすいか
  • どこに何があるかわかりやすいか
  • コンテンツに集中できる設計になっているか
  • ユーザーが次の動作に迷わないか
  • 疑問や需要に答える情報への動線が明確であるか
  • 見にくい色彩を組み合わせていないか

これらが満たされていれば、たとえ殺風景なホームページでも集客することが可能です。

Google検索ユーザーは自分の疑問や悩みに答えてくれるコンテンツに出会いたいのであって、オシャレでハイセンスなホームページに出会いたいわけではないですからね。

コーポレートサイトなどの場合はブランドの印象とホームページの印象が密接に関わっているので、オシャレにすることも大切です。

しかし集客するためのホームページの場合、凝りすぎは逆効果であると知っておきましょう。

もしホームページをWordpressで自作するなら、SEOに配慮された有料テンプレートを購入すると、最低限のデザイン設定で済むのでラクです。

条件4:オプトイン先を明確に設定しているかどうか

ただコンテンツを投げっぱなしだと、「自分が求める答えはここにあるのかもしれない」「もっと深く知りたい」というユーザーの欲求を満たすことができません。

そのため、メルマガやLINE、無料講座など、ホームページコンテンツから更に深まるような「オプトイン先」を用意する必要があります。

ユーザーがスムーズにオプトインできるような動線が整っているか。

そもそも「この悩みがあるなら、ここに登録すればOK」ということが明らかに理解できるような動線があるかどうかですね。

条件5:定期的に更新されているか

昔のコンテンツでも集客ができるとはいえ、全く稼働していないホームページは、徐々に検索順位が下がっていきます。

そのためコンテンツを定期的に出し続けるということは、ある程度は必要不可欠です。

その上で、

  • 評価の低いコンテンツのリライト
  • 評価が低く深い価値もないコンテンツのインデックス削除

こうしたメンテナンスが、ホームページ集客をする上では必要不可欠です。

よくホームページの作成を「WEBが苦手だから」と外注で丸投げしてしまう方がいます。

しかしメンテナンスは日々自分で行う必要があるため、このメンテナンスも外注するわけではないなら、どちらにしろSEOの知識やWEBの知識を身につけることは、避けては通れないのです。

それであれば、Wordpressなどで自作し、自分で設定をいじれるようになったほうが、結果的には集客にも繋がりやすくなるでしょう。

高単価でも本当に集客できるホームページとは

いかがでしたでしょうか。

ここまで「集客できるホームページ」について、必ず押さえておきたい条件を説明してきました。

もしかしたらたったそれだけの条件でいいの?と感じられたかもしれません。

もちろん「SEO知識」と一口に言っても、ある程度意識すべきことは細部に渡ることもあります。

そうした詳しいSEO対策は、私の引き出しの一部としてクライアントさんにお教えさせていただいています。

ホームページ集客を含め、セールス、商品作り、マーケティングの仕組み、エネルギーやスピリチュアルな在り方など……

ビジネスで幸せな人生を送るには、ホームページだけを何とかすればいいわけではないので、トータルでビジネスをアップデートしたい場合は、まずは体験セッションにお越しください。

でも実は、本当に集客できるホームページとは、

アルゴリズムに適応することでもなければ
オシャレな見た目にすることでもないし
高い文章力でコンテンツをまとめ上げることでもありません。

徹底して大切なこと。それは、

「自分の見込み客に必要なことを、飾らず臆さず本音で語ること。そしてそれを届けやすく、受け取ってもらいやすく工夫をすること」

です。

たとえアルゴリズムの流れが変わって、検索順位が落ちようが、それによってオプトイン数が減ろうが、関係ありません。

なぜならそれは一時的な変化であり、些細な変化だから。

画一的で教科書的な情報も、今ではChatGPTに聞いたほうが確実な答えが得られますよね。

特に高単価で高価値な商品を求めている人が本当に出会いたいのは、「自分に必要な情報」です。

決して「正確な情報」ではありません。

しかし「必要な情報」を届けるには、あなたが本質本音のエネルギーで直球のコンテンツを作る必要があります。

これで分かってもらえるかな、これは言わないほうがいいかな、世間一般的にはどうかな……と忖度すればするほど、何が言いたいのかよくわからなくなり、有象無象のコンテンツに成り下がってしまいます。

だからこそ集客できるホームページの条件というのは、

「自分の見込み客に必要なことを、飾らず臆さず本音で語ること。そしてそれを届けやすく、受け取ってもらいやすく工夫をすること」

これがすべてであり、ロジックや作業的な条件は、せいぜい5つくらいしかないのです。

実際、私もそれしか考えていません。

集客も、結局はエネルギーですからね。

高単価の商品を、ただビジネスを謳歌する在り方だけで届けたい方にこそ、「売らなくても売れていく」集客の土台を築いてほしいと思っています。

ホームページ集客に本気で向き合うことは、その未来にもっとも近い選択肢の一つですよ。