こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。
日頃の人間関係に対して、「最近、居心地悪いな」と思うことはありませんか?
あなたがもし起業しよう・独立しようと努力しているのだとしたら、その感覚の変化はむしろ喜ばしい変化の表れかもしれません。
今回は、そうした思考レベルが合わなくなった人間関係の断捨離の重要性についてお伝えします。
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思考レベルが変わると感覚が変わる
コーチとして稼げるようになることを目指したり、起業成功を目指したりする過程で、成功者思考、経営者思考を手に入れ始めると、周りの人を見る自分自身の目が大きく変わります。
どうかすると、これまで仲の良かった相手に対して冷めた目を向けてしまったり、しらけてしまったり、言葉に共感できなくて肩身が狭くなったりするのです。
これまでの人間関係が合わなくなることがある
あなた自身の変化に伴って、これまで親しくしていた友人や仲間、上司や同僚と距離を置きたくなることがあります。
これはコーチとして稼げるようになったり、独立起業を成功させようとする過程では珍しいことではありません。
実は私自身も、稼げるようになる前と稼げるようになった後では、人間関係に大きな変化がありました。
これまで居心地が良かった居場所や関係の縁がほぼ全て切れ、新しい居場所と関係を新しく手に入れ直すことになったのです。
たとえば、あなたが成功者思考を手に入れ、「コーチとして稼げるようになろう」「起業を成功させよう」と日頃から人一倍頑張っているとしたら、次のような人をどう思うでしょうか?
- 「お金がたくさんほしいなあ」とぼやく人
- 「会社に行きたくない」と愚痴を漏らす人
- 「一流になるぞ!」と言いながら行動が全然伴ってない人
- たくさん勉強してスキルアップしようという人
- 「給与が全然上がらない」と文句を言う人
こうした人たちはどこにでもいますが、このような言動をしている人を成功者たちは「労働者思考」の人と呼んでいます。
労働者思考の人間関係が合わなくなるのは良い傾向のサイン
労働者思考の人は、立場や役職を問わずたくさんいます。
社長やリーダー、スキルフルで優秀な人や、人格が優れた方にも労働者はたくさんいるのです。
お金をたくさん稼いでいても時間の奴隷だったり、
時間にゆとりがあってもお金がなかったりします。
そして「お金も時間も両方ない」という人が世の中の大半です。
彼らを見ていると
本気を出せばいいのにな
遠回りをしないで、さっさと成功すればいいのにな
労働したくないと言いながら、結局労働が肌に合うんだろうな
と思ってしまいます。
しかし残念ながら彼らは「お金と時間の自由がほしいな」と希望は語るものの、
「こうなったらいいなとは思うけど、そのために苦労もしたくないし、自分を変えたくもないし、リスクもとりたくないな。時間もかけたくないし、お金もあまり払いたくないな」
と本音では思っていることがほとんどです。
こうした人が成功することは困難ですし、成功するようにと導くことも困難です。
あなたが本気で成功を目指せば目指すほど、彼らの言動を見るたびに、嫌な気分になってしまうのです。
思考レベルが合わない人間関係を断捨離すべき理由
自分のマインドが成功者思考に書き換わってくると、こうした労働者思考の人と関わったり、支援しようとしたりするととても疲れてしまいます。
でも逆に、成功者思考の人同士で語り合うと、思考レベルが合致しているのでとても心地よく、元気が出てきます。
なぜでしょうか?
思考レベルが異なるとエネルギーの奪い合いになる
同じレベルの人同士で喋れば、同じようなエネルギーをやりとりし合うだけなので疲れません。
よく「波長が合う」と表現されるような感覚ですね。
これは、同じラインの次元でエネルギーを交換している状態なので、「エネルギーを奪われた」「話すだけでどっと疲れた」という感覚になることはありません。
しかし、思考レベルが異なるとどうなるでしょうか?
思考レベルが高い=エネルギーが高い人が、思考レベルが低い=エネルギーが低い人と話すと、ただ高い人が低い人にエネルギーが奪われるだけになってしまうのです。
ビジネスの本質として、お金にしろエネルギーにしろ、基本的には高いほうから低いほうへ流れます。
そのため、思考レベルが低い人は、相手のエネルギーを奪ったとは気づかず、
「元気が出た」「やる気が出てきた」「すっきりした」
と言うのです。困った話ですよね。
対価を頂いて仕事をする場合には仕方がない面もありますが、プライベートの人間関係の場合、すすんで関係を持ち続けるのは毒です。
なぜかというと、エネルギーを奪われ続けた結果として、最後に病むのは自分だからです。
病んでしまってはビジネスどころではなくなります。
そのため、あなたが対価を貰わず無料で提供しているサービス内や、プライベートの人間関係においては、できるだけ自分と思考レベルが合わない、エネルギー量が合わない人とは付き合わないようにするのが大切です。
既にもっている人間関係は手放し、付き合いは断るようにしましょう。
そして「嫌だな」と感じる相手とは、できるだけ関わらないように遠ざけることがおすすめです。
断捨離することで居心地の良い人間関係が手に入る
既存の人間関係を手放すと、エネルギーを失わずに済む以外にも良いことがあります。
それは、今の自分にとっての居心地の良い人間関係というのも手に入れられるからです。
ビジネスには真空の法則があり、「真空を空けたままにはしない(必ず埋めようという作用が働く)」というものがあります。
つまり、人間関係を手放すことで余白ができたら、その余白を埋めるチャンス、つまり新しい人間関係を手に入れるチャンスに恵まれるようになります。
しかし逆を言えば、それは手放して余白を作らなければ新しい人間関係が入ってこないということです。
たとえば抱えるクライアント数にしても、「これ以上増えたら忙しくてしんどいな」と思えば「増えないでほしい」という無意識が働いて、新たな出会いは手に入りにくくなります。
逆に、契約終了するクライアントが出てくると、新たなクライアントとの出会いが流れ込んでくるのです。これは不思議なものですが、私自身もよく実感します。
あなた自身が居心地よく、幸せにビジネスに向き合うためにも、こうした断捨離はとても重要です。
成功すると決めたら最速でコンフォートゾーンを振り切る
恐らく一番つらいのは、労働者思考から成功者思考へ切り替わる、自分の思考レベルが変わる過渡期のタイミングです。
労働者思考の人と過ごすのは居心地が悪いのに、労働者思考だった自分がこれまで築いてきた環境が残っているため、居場所はそこにしかありません。
感覚に従うなら、その環境は手放す必要がありますが、今まで築いてきたその環境を手放せば、あなたは孤独になります。
ただ、居心地の悪い居場所にいつまでも居続けると、変化する前の自分、つまりこれまでの自分のコンフォートゾーンの中にとどまり続けるということでもあるのです。
そうした状況の中にいては、せっかくの覚悟も鈍りますし、成功に向けて脱皮しきれず、成果も出にくくなります。
成功すること・稼げるようになることというのは、これまで自分が築いてきたもの、信じていたもの、良かれと思っていたものと距離を置き、手放すということです。
それが「稼げるようになるためには覚悟が必要」と言われる理由のひとつです。
コンフォートゾーンの外側に出るには、痛みが伴います。それは孤独や、罪悪感という形で表れるかもしれません。
そしてコンフォートゾーンの外側に出続けるには、それはそれで居心地の悪さがつきまといます。
「やっぱり元に戻りたい」と考えたり、自分にとって都合の良い道や考えに逃げようとする人も多く、結果として挑戦から退却する人は後をたちません。
ただ、この先何が待ち構えているのか、今自分に何が怒っているのかを知っているだけでも、起業をリタイアしにくくなります。
これをここまで読んだあなたなら、きっと成功の途上で起こる変化にも対応していけることでしょう。
迷わず、自分の夢を最優先に目指して頑張ってくださいね。