インスタ集客はオワコンなのか?3つの真実

こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。

最近は「インスタ集客はオワコンである」と言う人をよく見かけます。

はっきり言って、インスタ集客はオワコンではありません。

私はあまりインスタに力を入れていないですが、私のクライアントさんは普通にインスタで契約を獲得しています。

しかし一方でインスタ集客で結果を出せない人が増えているのも事実です。

ここでは「インスタ集客がオワコン」と言われる本当の理由を説明します。

真実1:インスタ集客がオワコンであると喧伝すれば、儲かる人たちがいる

インスタはオワコンである、と言われる8割以上はこれに該当します。

要は「インスタはオワコンだけど、◯◯◯をやれば稼げるよ」という、◯◯◯という自社商品を売るためのポジショントークにすぎないということですね。

煽る発信を見極める

事実として不安を煽る発信は多くの人の心を動かします。

メリットの享受よりもリスク回避を望む人の心理を逆手に取って、不安や危機感を煽る発信をすれば、PVやインプレッションを大きく伸ばすことが可能です。

つまりほとんどの場合、インスタが本当にオワコンかどうかは関係がなく、不安を煽って儲けるための手段のひとつであるということです。

だからこそ、心をネガティブに揺さぶられたら、いったん冷静になって見極める必要があります。

「この人は、誰のためにその情報を発信しているのか?と。

ただ伝えたいから伝えている人と、自分が儲かりたい一心で伝えている人とでは、実は見た目で判別できるくらい天と地ほどの差があります。

オワコンと騒がれているうちは問題ない

煽る側の立場に立って考えてみると、分かることはたくさんあります。

逆に言えば、不安を煽るための材料は、マイノリティではなくマジョリティな材料でなければ誰にも興味を持ってもらえません。

ちょっと性格が悪いことを言いますが、多数派が関心を持ち、多数派が拠り所にしている場所を突き崩すような情報ほど、発信者が儲かるわけです。

いまさら「mixiはオワコンだ!」と言われても「ふーん」「mixiってなんだっけ?」としかならないですよね。

つまり、オワコンだと煽る人がいて、オワコンだと不安になる「皆」や「あなた」がいるなら、それはオワコンどころか未だマーケットのど真ん中に存在しているということです。

時代の波には乗り遅れても大丈夫

また、「常に最先端を走らなきゃダメだ」「時代の波に乗り遅れたくない」という人もいると思います。

はっきり言いますが、時代の波には乗り遅れても問題ありません。

いわゆる「新しいことを始める人」と「それに乗っかろうとする人」というのは、イノベーター理論で言えばイノベーターとアーリーアダプターに類する人たちです。

しかし「新しい集客法」というのは、残念ながら8〜9割は失敗します。

流行ると言われて消えていったSNSがこれまでいくつあったでしょうか?

海外でめちゃくちゃ流行ってるから日本で流行る前にやっておけ!と言われたマーケティング手法が、数年経っても見向きもされていないことを、あなたは知らないでしょう。

「失敗」というと極端かもしれないですが、要は、最先端の先頭にいてもいなくても、ビジネス上では別に困らないということです。

確かにたまにヒットするものもあります。そのひとつは最近だとThreadsと言えるかもしれません。

(しかしThreadsはバックにMeta社がいる媒体ですから、そもそもの資金力が違います。これが鳴かず飛ばずで消えると思っていた人はあまりいないでしょう)

しかしそれでも「これをやらなきゃダメになる」「これさえやれば一発逆転で儲かる」と思って始めると、失敗で終わったときに何も残りません。ただの骨折り損になります。

何より、不安や焦りをモチベーションにした行動は長続きしません。

不安と焦りで博打を打ち続けるには、よほどのメンタル強者でなければ心身を壊すことでしょう。

オワコンだからではなく、自分の感覚を優先する

では何か新しいことを始めるとき、どんな動機なら良いのか。

それは「面白そうだからやる」「ワクワクするからやる」というモチベーションです。

このモチベーションで始めたものは、楽しく長く続けられます。

たとえ「流行ると思ったけどイマイチだったね」という結果に終わったとしても、楽しく続けたあなたには、そこで得た繋がりと楽しかったという体験が残ります。

それに「流行りそうで流行らなかった」ものも、続けている人はたくさんいます。

たとえば私はclubhouseが今どうなっているのか知りませんが、今でも「楽しいから」で続けている人たちは、あの中で人脈やビジネスチャンスを獲得しているはずです。

clubhouseから消えた人たちや、clubhouseがイマイチだったと愚痴る人たちは、clubhouseに自分のビジネスをなんとかしてもらおうとしていただけなのです。

あなたがもし、これまでインスタで良い出会いを得てきた経験があったり、あるいはインスタでの出会いにワクワクするなら。

外側で誰がなんと言おうと「面白い」「楽しい」「しっくりくる」「心地よい」という自分の感覚に従って、インスタと仲良くしておけばいいのです。

真実2:インスタ集客で結果を出せないのは、あなたの投稿が量産型だから

インスタ集客が出せない人がいるとしたら、それは2種類しかいません。

  • インスタ集客でこれから稼ぎたいというビジネス初心者、売れていない起業家
  • 「皆やってるからとりあえず片手間でインスタをやっている」他所で売れてる起業家

後者についてはさて置き、問題は前者の「ビジネス初心者」「売れていない起業家」ですね。

オワコンという言葉に一々心を砕かれて満身創痍になっているのが、この層でもあります。

インスタ集客自体はオワコンではありません。

しかし価値の低いインスタ集客をしている人が多いのも、一方では事実です。

価値が低いとは何か。

それは「その人である必要がない」ということ。

その人らしさがなく、一般論であり、言葉が借り物であり、世界観が見えないということ。

それはつまり、発信が量産型であるということです。

どれも同じ発信に見えませんか?

インスタを眺めていると、どれも同じ発信に見えるのではないでしょうか。

リールが流行るようになって久しいですが、たとえば画面に向かって喋る『スピーチ型』のリールと、綺麗な風景や食事、それを楽しむ姿などを写した『プロモーション型』のリール。

正直なところ、異なるのは被写体の顔だけで、それ以外は誰のどれと比べても大差がないということが起こっています。

この理由ははっきりしていて、「集客をするならリールはこう作るべし」というノウハウが流通し、インスタの右も左もわからない人々が、皆そのノウハウに忠実に投稿をしているからです。

なぜノウハウに忠実なのか。皆が採用するノウハウ通りにやったら、量産型になるのは当然です。

しかしそれでも、失敗すること、誰にも見向きもされないことのほうが怖いわけです。

だから金太郎飴みたいに、どこをどう切り取っても顔以外だいたい同じ、みたいな現象が起こるわけですね。

どれも同じだから、魅力がわかりにくくなります。

魅力というのは愛されるか否かではなく、惹きつける力があるか否かのこと。

どれも同じだと、好きにも嫌いにもれません。

それこそが、「魅力がわかりにくい」ということ。

魅力がわかりにくいということは、選ぶ理由を見つけにくいということです。

インスタは集客ツールではないという事実

インスタは集客ツールではありません。

ソーシャルメディア、つまり双方向性の情報発信媒体です。

あなたが伝えたいことを、あなたの言葉で、あなたの表現で世界へ発信する場です。

上手い下手やセンスは関係ありません。

ノウハウを忠実に守り、自分を偽って、見栄え良く綺麗に仕上げたとしても、

お世辞にもセンスが良いとは言えない下手な発信をしたとしても、

どのみちあなたの元に来るのは、あなたの内面を反映した、あなたに合った人だけです。

波動共鳴、因果応報、類友、鏡の法則……なんとでも言えますが、世の中はそのようにできています。

最終的な集客層が同じなのだから、魅力がわかりにくい量産型の発信をするよりも、自分らしさを存分に打ち出した自由な発信をしたほうが良いと思いませんか?

結局は「楽しんで発信すること」以上に、集客に的確に効く薬なんてないのです。

リールなら、好きな映像、好きな色、好きな音楽、好きな編集、好きな見せ方、やりたい放題の自己開示で発信することが、最大の集客力になります。

「いやいや、やっぱりブランディングは大事だし、立派で頼り甲斐があって魅力的な、”デキる風”に見せたほうがいいんじゃないか?皆が憧れる姿を見せないと、集客の吸引力は弱いよね」

そう思う人もいるかもしれません。

しかし考えてもみてください、虚像に惹かれて集まる人々は、偽りのあなたに惹かれた人たちです。

あなたが偽ることを辞めた途端、「がっかりだ」「思っていたのと違う」と言って離れてしまう人たちです。

あなたがやりたいのは、そんな不自由で寂しいビジネスなのでしょうか。

真実3:リアルに回帰していく流れはある

時代の大きな流れとして、AIが発達することで「記号的な情報」の流通はどんどん増えていきます。

しかしその一方で、WEB上において何が真実であるか、真偽の境目がどんどん曖昧になっていますね。

何をもって好きになればいいのか、何をもって信じればいいのかがわかりにくくなってきているわけですね。

だからこそインスタに限らず「SNSはオワコン」というポジショントークが、「確かに」と思わせるような説得力を持っているわけです。

この時代の流れにおいては、抽象的な表現ですが「その人を五感で感じられる」ような発信、アプローチが大切にされるようになってきています。

どれほどWEBが発達しても、その人が信頼に値するか、その人がどう魅力的なのかは「実体を感じられる関わり」がもっとも端的にパワフルだからです。

これは単に「じゃあオフライン集客がいいんだ」という話ではありません。

その人ならではの表情、声、言葉、その人ならではのエネルギーというものが非常に大切になるということですね。

それをインスタで表現できないかというと、そんなことは無いわけです。

なんならインスタは、画面の向こうの人との距離感が近く、視覚や聴覚に訴えるための機能が充実しています。

他のすべての媒体と比べてもインスタがもっとも人を広く惹き付ける媒体であると言えるでしょう。

そしてだからこそ、ノウハウに忠実な量産型の「違うのは顔だけ」投稿は、インスタの良さを活かせず、その人ならではの実体も感じられないので、集客も苦労することになってしまうわけです。

オワコンと騒がれるうちは栄えている証拠

結局はこれに尽きるのですが、オワコンと騒がれているうちはオワコンではありません。

そしてオワコンと騒がれなくなり、時代に置き去りにされたかのような媒体の中で、依然として楽しく集客している人もいます。

つまり、ほとんどの場合はあなたがオワコンだと思うからオワコンになるだけなのです。

あなたは「もしかしたらインスタはオワコンなんじゃないか」と不安になって、興味を駆られてこの記事を読んでいただいたことと思います。

しかし結論、オワコンではないわけです。安心してください、インスタに限らず、世の中だいたいそんなもんです。

白黒の明暗がつくわけではなく、すべてはグラデーションなのです。

であれば、オワコンか否か不安に感じてザワザワする時間は非常にもったいないわけですね。

外部の出来事や要因に一々振り回されない、左右されないマインドを身につけることができれば、どこで誰が何を言っていても「ふーん」で終わります。

そして「ふーん」で終えた結果、大変な目に遭うということもなく、楽しく自由にマイペースに集客し続けることできるわけです。

それが、心もお金も時間も、自由で豊かなビジネスと言えるのではないでしょうか。

そのヒントは私のメルマガやオンラインサロンでお伝えしています。

あなたもその次元を、ぜひめざしてみてください。