こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。
「やっとの思いでコーチとして高額契約を獲得したのに、また売上が上がらなくなった」
このような悩みを抱えている人は少なくありません。
起業初心者であれば、1年ほどかけて初めての高額契約を目指していくわけです。
1年かかってやっと初契約が出たのに、また売上が出なくなると焦りますよね。
今回は「少し売れたのにまた売れなくなる」原因について説明します。
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短期間で初契約を獲得することの裏側
売れたことのある人が売れなくなる、よくある原因はリスト枯れです。
リストとは見込み客リストのことであり、具体的にはメルマガ読者のリストのことです。
コンスタントにリストを獲得することができていれば、遅かれ早かれまた契約は獲得できます。
しかし発信をサボったり発信内容がブレたりすると、リストの入りが悪くなり、当たり前のように契約が出なくなるのです。
短期間で売れるようになるPRのカラクリ
よく「たった1ヶ月で売上100万」といった短期間で成果が出ることを売りにするPRや広告があると思います。
これは普通の人から見れば嘘や詐欺の類に見えるかもしれませんが、決して嘘ではなく、現実的によくあることです。
しかしそれは、ある条件を満たしている人に限ります。
それは「すでに有力なリスト候補を抱えている」ということです。
SNSフォロワーを大量に抱えていたり、オフラインに人脈(売り先)がある場合は、そこに『人が欲しがる商品』を投入するだけで、わりと簡単に売上が出ます。
私のクライアントでも1〜3ヶ月でいきなり高額契約を上げる方がいますが、それはこのパターンに該当します。
短期間で売れるようになることの落とし穴
短期間で高額契約が獲得できるのは、稼げていないコーチからしたら羨ましい限りの話だと思います。しかしこれには落とし穴もあります。
それは、リストが枯れ、しばらく売上が出なくなるということです。
たとえば1000人のSNSフォロワーにメルマガを案内し、100人がメルマガに登録してくれたとします。
その100リストに商品を案内したら、1人のクライアント契約が獲得できたとしますね。
これは逆を言うと、現時点で残り99人は「今すぐ欲しい」という見込み客ではないということになります。
つまり、あなたが商品の魅力や必要性を発信し続けることで「いつか」お客様になる可能性はありますが、それは「今」ではないということです。
これが一時的にリストが枯れるということです。
リストが枯れたら、リストを集めて「今すぐあなたの商品が欲しい」という見込み客にあなたを見つけてもらわなければなりません。
これができずに、瞬間的に稼げたきりで後はポンコツになってしまうということが、華々しいPRの裏で起こっています。特に大手起業塾などではよくある光景です。
ビジネス初心者の大きな挫折ポイントはこの『リスト集め』です。
そのため最初にどれほど有力なリストを抱えていても、売上が先に来るか後になるかだけの話で、結局誰もが同じようにコツコツとしたリスト集めに励むことになります。
ビギナーズラックに注意
特にオフラインの人脈は、あなたとの信頼関係が既にある程度出来上がっています。
なので知り合いに直接商品を案内していけば、1件くらいは簡単に売れてしまうことはよくあります。
意外かもしれませんが、これで簡単に売れてしまうと「なんだ、こんなものか」と拍子抜けしてビジネスを辞めてしまう人もいます。
初契約を獲得する苦労より、その後のリスト集めの苦労が上回ってしまい、頑張れなくなってしまったり変に燃え尽きてしまうということですね。
ビギナーズラックに甘んじず、地道にリストを集めていきましょう。
売れ続けるためのリスト集めとは?
ビジネスは数年かけて携わるものです。
もちろん、起業初心者にとっては「いかに早く最初の高額契約を獲得するか」が大きな関心ごとだと思いますが、どちらかというと『稼げるようになること』以上に『稼ぎ続けること』のほうが遥かに大切で、難しいです。
長いスランプに陥ることなく稼ぎ続けるためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?
リスト集めの行動量を担保できているか
稼ぎ続けるためには、リスト集めの継続が必要不可欠です。
そしてリスト集めは、最終的には露出量が物を言います。
つまり相手に自分を見つけてもらうための活動をコンスタントにできているか?ということですね。
「最近リストが入らない」
という悩みは、十中八九が行動量不足です。
たとえばSNSの行動量は以下の項目をチェックしてみてください。
- 毎日SNSに投稿しているか?
- 投稿だけでなくいいね・コメント・フォローをできているか?
- 投稿量やその他行動量は競合他社を上回っているか?
- SNSの搭載機能をフル活用しているか?
- 反省と改善を積み重ねているか?
特に2番・4番・5番は多くのコーチが手を抜きがちです。
4番に関しては、たとえば Twitterならスペース機能を活用できているか、インスタならストーリーズ、リール、ライブを活用できているかですね。
「競合がやっていないからやらなくてもいいや」ではなく、競合がやっていないからこそやるべきなのです。
露出量を増やし、認知や興味付けの機会を増やすことは、見込み客があなたを選ぶ理由を見つける機会を増やすということです。
リストを獲得し売上を上げるための行動量は、コーチとして相手を助けるための機会創出であることを忘れないでください。
広告投資が可能なだけの利益を生み出せるか?
ある程度利益を出せるようになったら、広告へ投資することも重要な戦略です。
稼ぎ続けるには、顧客対応の充実や新しい打ち手を企画実行していく必要があります。
そのためには、リスト獲得のための集客行動ばかりに時間をとっていられないので、利益を広告投資に回す必要があるのです。
広告費は媒体や予算次第なのでピンキリですが、月10万以上の広告費用を安定して投入し続けることができると、集客はそれなりに安定していきます。
とはいえ、広告に頼らないリスト集めは必要不可欠です。
なぜなら広告を出す場合、コンバージョン単価(メルマガ登録1件あたりの広告費用)に1000円以上かかるのはザラだからです。
ビジネスに”終わり”はない
稼げていないうちは、どうしても「早く稼げるようになりたい」「早く独立して自由になりたい」と考えると思います。
しかし稼げるようになることは、決してゴールではありません。
稼げるようになり、何年も稼ぎ続けたあと、十分な利益を得て「もう十分かな」と事業を畳んだり引退するときが本当のゴールです。
特にコーチングビジネスは「理想の未来」を商品とし、コーチ自身が媒体となって価値を創出・提供するビジネスです。
コーチ自身のマインドと行動・姿勢が、ビジネスの盛衰に直接影響します。
あなたもビジネスの本質を知り、本質を当たり前に体現できるようになってくださいね。