コーチング起業・売上と余暇を両立する「成幸」のために断捨離したこと

こんにちは、ミリオンコーチ®育成専門家のmai(@maimecc)です。

今回は私がコーチとして成幸するために「断捨離したこと」を、フェーズ別でお伝えしたいと思います。

コーチとして成幸するために一番初めにやるべきこと

売れるようになり、幸せな人生を送れるようにするために、あなたはまず何をしますか?

SNSで情報を集めること?

参考になりそうな本を読むこと?

起業塾やセミナーに投資すること?

残念ながら、どれも違います。

まずやるべきことは、断捨離です。

あなたはきっと、暇で暇で仕方ない日々を送っているわけではないと思います。

それなりに……いや、もしかしたらかなり多忙な日々を送っているかもしれませんね。

そんなあなたは、まさに「満杯のコップ」状態。

すでにたくさんの水が入っているのに、さらに+αで新たに水を注ぎ込もうものなら、注いでも注いでもこぼれるばかりです。

気合いでなんとかしようとしても、先に身体が悲鳴を上げる羽目になります。

だからこそ、まずは容量に空きをつくること。

断捨離し、日々に余白を作ることが大切なのです。

自慢ではありませんが、私は断捨離が大得意です。

今でも週に一度は断捨離していると言っても過言ではないのですが、ビジネスを始めるとき、成長させる「ここぞ」という時は、かなり多くのものを手放しました。

私が短期間で7桁、8桁と売れるようになり、さらに次元の高い自由と豊かさを叶えることができたのは、断捨離のおかげと言っても過言ではありません。

フェーズ別・成幸のための断捨離内容

ここからは私が何を手放してきたのか、フェーズ別で具体的にお伝えしていきます。

断捨離フェーズ1:はじめての高額投資時に手放したこと

私は自己流時代、コーチとしての副業での売り上げは月10〜20万ほどでした。

当時の私の目標は「とりあえず会社員を辞めたい」というもの。

月10〜20万では生活が安定しないため、せめて月100万は売れるようになりたいと思っていました。

そこでネットでコーチとして売れるようになるためのビジネスとマインドを教えてくれるメンターを探し出し、一気に数百万投資。

それと同時に、次のものを断捨離しました。

断捨離フェーズ1:はじめての高額投資にあたって辞めたこと
  • 既存ビジネスの募集
  • 既存クライアントの契約更新
  • 趣味と人付き合い
  • ゲームアプリやSNS閲覧
  • 会社での必要以上の仕事や残業
  • 食事にかける時間
  • お気に入りの10冊以外の書籍
  • お金を稼ぐことへの罪悪感

当時会社員だった私は、最終的に会社の仕事と寝食、パートナーとの時間以外はすべてビジネスに充てていました。

スマホを開いても娯楽や暇つぶしになる要素はひとつもなく、部屋を見回しても何もありません。

会社から帰ってきたら、やれることは寝るか食べるかビジネスだけ、という状態を創り上げました。

ここまでやるのは極端だと思うかもしれません。

しかし当時私はSNSで7,000人ほどのフォロワーを抱え、コーチング資格も持っていたのに月商7桁を超えないという状態でした。

一旦死んで生まれ変わるくらいのつもりでやらないと成幸はできないと確信していました。

ここまでやったからこそ、メンターからのマインドの教えの浸透が早く、本来は20年、30年かかる成幸に3年で到達することができたのです。

また、大きかったのは「お金を稼ぐことへの罪悪感」を手放したこと。

それまでは普通にコーチング資格を取って、普通にコーチングでお小遣いを稼ぐだけの日々でした。

スクール・資格ビジネスのマーケティングに乗っかって、リスクもないが成果もない既定路線を流されて生きてきた、どこにでもいるステレオタイプ的なコーチでした。

しかも資格無しで稼いでいるコーチを批判したり、「月商◯◯」みたいに言ってる人を、人の皮をかぶった悪魔か何かのように横目で見ていてたと思います。

しかし、自分なりに高額商品を作って売るも断られる、ということを繰り返していたある日……

「こんなに頑張っている自分が、あの人たちのように稼げないのは、常識的に考えておかしい。理屈が合わない」

と思うようになったのです。

批判的に見ていた相手よりも、自分のほうが成果も幸福も手に入れられてないという事実を直視し、「私だって稼げるようになって自由になってもいいはずじゃないか」と自分の本音を素直に受け入れました。

それが、高額なメンター投資に踏み切る上でも、スムーズに成幸まで到達する上でも、大きなターニングポイントになりました。

断捨離フェーズ2:年商1,000万超えてから手放したこと

私は初めての高額投資をしてから、8ヶ月で年商1,000万を達成しました。

しかも私は売上やお金の動きを事細かには見ない(家計簿もつけないタイプ)の人間なので、10ヶ月くらい経ってから「あれ?先々月に1,000万超えてたんだ」と気付いたくらいです。

そんな時に手放したものを紹介します。

断捨離フェーズ2:年商1,000万超えてから手放したこと
  • 売上目標
  • 売上第一主義的な選択肢
  • 競合他社、ライバルの動向チェック

お金を稼ぐことへの罪悪感を手放した8ヶ月後には、売上目標を手放しました。

売上という成果を出すための最大の断捨離が「罪悪感を手放すこと」だとしたら、成幸するための最大の断捨離は「売上目標を手放したこと」です。

私はマンツーマンを中心としたクライアントの成果重視のサービスを展開していましたが、1年経たずに新しく「講座開催」というビジネスモデルを導入しました。

よくある起業塾のようなものです。

なぜそれをやろうと思ったのか?

時間対効果が高く、売上を最大化できるからです。

もちろん、講座形式というものに憧れもありました。学生時代は教職をめざしていたので、講義形式をやりたいという想いもありました。

そんなミーハー心もあり、ゆくゆくは他のビジネス教える系の起業家たちのように、講座のローンチを何周も回して効率よく売上を立てていこう、と思っていたのです。

しかし募集を始めてから頭痛に苛まれるようになり、何をやっても治らず、何かがおかしいと感じるようになります。

そこからは再現性のない、幸運だけの話なのですが……

たまたま縁あったスピリチュアルカウンセラーに鑑定してもらい

「講座を開催して売上を最大化していきたい」

というビジネスの方向性を話したところ

「指導霊、守護霊、先祖霊、あと他にも……皆が総出で “それだけはダメだ” って言ってますよ」

と言われたのです。

今もこのカウンセラーとは縁が続いていますが、後にも先にもそんな強烈な鑑定を受けたのはこの時だけです。

そして「売上目標を手放しましょう」とアドバイスされました。

正直、起業家にとって「売上を追求するな」というのは死刑宣告も同然です。何をモチベーションにビジネスをしたらいいのか分からなくなります。

しかしずっと続いていた頭痛も含めて「この方向性はダメなんだな」と思い当たることが多くあったので、売上目標を手放すことにしました。

結局、売上を最大化することを最優先とする手段選

そのお陰で、今の私はお金にも時間にも縛られず、本質を追求していく道を選ぶことができ、自分が魂レベルで望んでいること、人生の目的に沿った選択を積み重ね続けることができています。

そして不思議なことに、余暇も売上も右肩上がりでするすると伸びていったのです。

もしあのとき、講座一辺倒のビジネスモデルに切り替えてしまっていたら……もっとガツガツした、お金や成果、競合の動向に一喜一憂するコーチになっていたことでしょう。

起業して1年弱で「売上目標を手放す」だなんて選択をするのは、ほとんどの人にとっては難しいことかもしれません。

しかしタイミングは人それぞれでも、最終的には「売上」という三次元レベルの豊かさの追求を超えて、この世に生まれてきた理由、人生の目的を果たすことへの追求シフトすることが、成幸には必要不可欠であると確信しています。

ちなみに「講座形式」そのものが悪というわけではありません。

あくまで、どんなつもりでそれを選ぶのか。意図が重要であるということです。

その一年後、私は「余暇も増えたし、何かやろうかな」と思い、改めて講座を開催しました。

もちろん頭痛もなく、私自身も楽しく主催し、受講した方々にも「本当に参加できてよかった」と喜んでいただけました。

断捨離フェーズ3:自由と豊かさを最大化するために手放したこと

成幸というのは、ある一点の到達点ではありません。

そこの次元にとどまり続け、自分を磨いて上昇していくための意識を持ち続けることが大切です。

「自分の現実は自分が創っている」ということを理解していれば、手放すことへの恐れはなくなります。

手放すことで心地良さを感じれば、それがさらにビジネスの質を高めてくれることが、感覚レベルでわかるからです。

断捨離フェーズ3:自由と豊かさを最大化するために手放したこと
  • 早朝のセッション
  • 夕飯どき以降のセッション
  • しっくりこない料金

コーチとしてお金を稼ぐこと自体は、実は難しくありません。

自分の時間を削り続ければ、人一倍のリソースをもって、人一倍の売上を出すことが可能です。

もちろん、それが必要なフェーズもあります。

特にここでもご紹介した、ビジネススタート時点での「断捨離フェーズ1」では、余るくらいのリソースを捻出することが、成幸までの時間を大幅短縮します。

しかし、成幸に向けて自分の次元を上げていく、ビジネスを磨いていくフェーズにおいては、断捨離の目的が変わります。

永く、幸せに、軽やかに売れ続けるための断捨離となります。

つまり「嫌なことは辞める」というフェーズに入るのです。

たとえば、私の場合は、早起きが苦手です。
ついつい夜遅くまで遊んでしまいます。

なので、早朝のセッションを辞めました。
私のセッションは、早くて10:00開始です。

そして夜は、パートナーと毎日1時間電話しています。

夜にセッションが入っていると、「今日は時間が遅くなる」と伝えることが多く、彼に時間を調整してもらっていました。

それがとても心苦しかったので、夜のセッションは辞めました。
セッションの開始時間は、遅くて17:00開始です。

そしてしっくりこない料金は、そのままにしません。
ごくごくまれに値下げすることもありますが、大抵は値上げです。

「契約率が下がるんじゃないか」
「機会損失で売上を失うんじゃないか」

そう思われるかもしれません。

実際、夜間のセッションを辞めることで参加できず、ご縁が終了したクライアントさんもいます。

「高いから」と諦めた見込み客のかたもいらっしゃることでしょう。

でも、嫌なことを我慢し続けるストレスに比べたら、売上の損失なんてたいした問題じゃない。そう思っています。

だってより良い人生のためのビジネスですから。

ストレスというのは、人生全体に横たわる重しのようなものです。ビジネスだけの影響にとどまりません。

暴飲暴食したり、金遣いが荒くなったり、人当たりがキツくなったり、大切な人との時間を台無しにしたり。

それらを許容してまで「稼ぐ」ことって、そんなに大切でしょうか?

それに「自分の現実は自分が創っている」を体現していれば、手放して生まれた余白には、素晴らしい機会が舞い込んでくることを知っています。

より長い付き合いとなるクライアントさんとの縁、家族やパートナーとのかけがえのない思い出作り、好きなことをしてぐっすり眠れる心地好い時間……

「こういう現実が良い」と思っているものを実現しやすくなる。それが断捨離なのです。

断捨離は成幸のための新陳代謝

今回は私自身の断捨離をフェーズ別で紹介しました。

断捨離とうのは一旦やったら終わりではなく、定期的に実施するものです。

知らないうちに溜め込んだ不要なもの、手放したほうがいいものを定期的に断捨離していくことによって、より良い縁に恵まれたり、新しいことに取り組むことができます。

ビジネスにおいて断捨離は新陳代謝のようなものです。

身体の代謝が悪いと健康に悪いのと同様に、ビジネスの新陳代謝が悪いと、結果も出にくくストレスも溜まります。

一時的には断捨離によっって痛みを伴うと感じるかもしれませんが、長期的に見て未来に対してマイナスに働くことはまずありません。

ただ、手放さないほうがいいものを、手放してはいけないものを、勘違いして手放してしまう人も少なくありません。

だからこそ、何を手放すべきかは、人によって・状況によって異なるため、その都度指摘してくれるメンターの存在は必要不可欠です。

コーチとして本気で成幸をめざすなら、永く幸せに軽やかに稼ぎ続けるために、断捨離を意識してくださいね。

ABOUT US
プラチナマインドコーチ mai
株式会社エンパワーコーチング
代表取締役 大場 麻以(mai)
プラチナマインドコーチ
成幸を叶えるマインドメンター
ビジネスロジックからアセンションまで、起業家が自由と豊かさを叶えるためのビジネス&スピリチュアルを教えています。
「目を醒ましてビジネスで遊ぶ生き方」を体現中。コーチやコンサルタント、カウンセラーの養成を通して本質の伝播・エンパワメントの連鎖を創る活動をしています。
マンツーマンセッション、グループセッション、オンラインサロン主宰など。
自由気ままな一人社長です。法人はノリで立てた。自然、寺社仏閣、一人旅が好き。