自分の過去生を知りたい人が注意するべきこととは?

こんにちは、プラチナマインド®️コーチのmai(@maimecc)です。

次元を上げていくことは「自分を極める」ということですが、その「自分」には、過去生の自分も含まれます。

今の人生であっても幼少期に刷り込まれた思い込みや、ショッキングな出来事がその後の人生に影響を与えているケースは少なくありません。

誰しもが多かれ少なかれ、昔の自分が経験した出来事を、今の人生に反映させているのです。

その「昔の自分の経験」には過去生の体験も含まれる、ということですね。

過去生とはどのようなものか

そもそも過去生と言っても、そこから想像するものは人によって違います。

まず過去生というのは、ひとりひとつではありません。

数は人によって異なりますが、それこそ無数にあります。

少なくともこういう記事に興味を持ち、読んでいる人というのは、転生数が少ない若い魂というより、古めの魂のほうが多い傾向があります。

また、宇宙の他の星から地球に入植した(地球に呼ばれて、あるいは興味を持って住み着いた)魂も非常に多いですから、それも含めて過去生と言ってしまうと、途方も無い長さになるのです。

清算すべき過去生とは

私たちは、ただでさえ一週間前の献立すらすぐには思い出せないわけですから、過去生のすべてを思い出して吟味することはできません。

しかしそれでもアセンションを目指すなら、向き合い、癒し、解消するべき過去生というのもはあります。

それは何かというと、象徴的な記憶、衝撃的な記憶です。

今世においても「人生で特につらかったこと」といえば、いくつか思い出すことができますよね。

それと同じ「過去生を含めたトータルの魂の歴史の中で、特につらかったこと」が、多くの場合はその後の人生に陰を落とし、同じようなパターンを繰り返す原因になりがちです。

たとえばレムリアの滅亡やアトランティス滅亡のトラウマが、個々人の苦い経験にとどまらず、集合無意識にまで影響が及んでいるのは、衝撃的な形で「滅亡」を経験しているからであり、同時に教訓として深く刻むことを決めていたからである、とも言えます。

しかしこれは「ネガティブな周波数を握りしめて離さない」という在り方と同じなので、何度転生しても似たようなネガティブを繰り返すことになります。

そして当然ながらアセンションの妨げになるのです。

だからこそ、過去生から引き摺っているネガティブな周波数を外し、トラウマのように根付いていた記憶を清算する必要があるのです。

過去生を知るには?

自分の過去生を詳しく知りたいと思ったとき、過去生ヒーリングやそうした鑑定を受けることが選択肢に入ると思います。

しかし個人的には、すぐそれに頼るのはあまりおすすめしません。

なぜなら過去生を癒すには、過去生を思い出す必要があります。

過去生も含めてあらゆるネガティブは、自分で捉え、自分で手放すものだからです。

だからこそ、他者によるヒーリングや鑑定というのは、あくまできっかけでしかありません。

一時的に浄化しても、自分が変わらなければすぐに元に戻ります。

もし他者のエネルギーを介入させての癒しの手法があるとしたら、たとえそれが善人による善意ある施術であったとしても、余計な念を受けてカルマを増やします。

そして今世まで引き摺っているレベルのネガティブな過去生というのは、思い出すと日常に障るレベルで重く苦しいものであることがほとんどです。

私も何度か激重な過去生を思い出し、自力でヒーリングして昇華するという経験をしています。

初めてやったときは外を歩いていても涙が止まらなかったり、感情や脳内が普段より制御できなくなったり、数日塞ぎ込んでしまったりということもありました。

もちろん個人差はありますが、ある程度の統合を進めていて、それなりに魂の強度が強い私でもこうなので、自分のエネルギーが低い状態でネガティブな過去生を思い出すと、過去生の記憶に振り回されて日常が機能不全に陥ることは十分ありえます。

そのため、すぐにヒーリングや鑑定を頼ろうとせず、まずは日常的に自分の波動を上げる、周波数を上げる、というプロセスを踏むのがおすすめです。

過去生は知るものではなく、思い出すものである

そもそも過去生というのは知るものというより、勝手に思い出していくものです。

アセンションを目指し、次元を上げ、統合を進めていくと、自然に思い出します。

それは徐々に「こうかも」と予感が確信に変わっていくこともあるでしょうし、いきなりバチッと思い出すこともあるでしょう。

自然に思い出すということは、「今なら手放せる」ということの表れでもあります。

つまり今の自分なら清算できるしクリアにできる、そのレベルに達した証であると言えるでしょう。

ヒーリングや鑑定というのは、そうした「思い出してきたものに対する確信を強める」という意味合いでの利用がおすすめです。

大前提として、過去生がなんであれ、私たちは「今」に集中することが一番大切です。

過去生の出来事は、もう終わったことです。

悲劇を美化することも、かわいそうな自分に酔いしれることも、当時に思い馳せてその再現を望むことも、ただ分離を加速するだけです。

どんなに酷い過去であってもすべて水に流し、どんなに素晴らしい過去であってもそれを超えていく。それがアセンションです。

だからこそ、過去に何があろうとブレずにいるためには、一にも二にも波動を上げること。統合すること。周波数を上げていくことが何より大切なんですね。

過去生のネガティブを清算する方法

過去生は次元が上がっていけば自己解決できる、決して難しいテーマではないのですが、エネルギー的な基盤がない状態で行うと記憶に呑まれてバランスを崩す可能性があります。

なのでここでは具体的な方法は言及を避けますが、安全に過去生を癒すことができる手法の条件を紹介します。

  • エネルギー、周波数を整えているか
  • ガイドまたはハイヤーセルフに依頼する形で過去生を閲覧しているか
  • その分野に強みがある大天使やアセンデッドマスターに浄化を依頼しているか

私の経験上、この3つの条件が揃っている場合、過去生のヒーリングや癒しは最小限の負担で成功しやすいです。

ポイントは本人のエネルギー状態を重視し、あらかじめ外すべき周波数を外しておくこと。

そして過去生の閲覧や実際の浄化は、高次の存在たちに依頼し任せるということです。

これは自分で過去生を閲覧して癒す際にも、同じことが言えます。

エネルギーワークの肝は高次にお任せするか、高次と協働する。これがもっとも安全かつ簡単です。

自分の念や他者の念が介入すると、一見スッキリしたように感じても長期的に見た際に最善からズレてしまうこともあるので、高次の力を借りるというのはとても大切ですね。

過去生の清算は焦らないことが大切

何度もお伝えするように、過去生は知るものではなく思い出すものです。

「自分の過去生を知りたい」という人もいますが、蓋をしているだけで、あなたは既に知っているからです。

そして今思い出していないのは、思い出さなくても困らないから。

あるいは、思い出すと今世の目的を果たすにあたって支障が出るからです。

なので、過去生を知りたいと焦りすぎて、浮世離れしてしまわないよう、気をつけてくださいね。

それにアセンションに向かっていけば、多かれ少なかれ思い出し、いずれは向き合わざるを得ない流れがきます。

それまでは今できること、今やるべきことに集中しましょう。

ABOUT US
次元上昇コーチ mai
株式会社エンパワーコーチング
代表取締役 大場 麻以(mai)
プラチナマインドコーチ
成幸を叶えるマインドメンター
ビジネスロジックからアセンションまで、起業家が自由と豊かさを叶えるためのビジネス&スピリチュアルを教えています。
「目を醒ましてビジネスで遊ぶ生き方」を体現中。コーチやコンサルタント、カウンセラーの養成を通して本質の伝播・エンパワメントの連鎖を創る活動をしています。
マンツーマンセッション、グループセッション、オンラインサロン主宰など。
自由気ままな一人社長です。法人はノリで立てた。自然、寺社仏閣、一人旅が好き。