エグゼクティブコーチの大場麻以です。
最近とても興味深いことがありました。
数日のあいだに数人ほどの経営者さんと、全く違う場所・シチュエーションでお話していたのですが……
なんと全員が、熱心に神社参拝していることはもちろん、スピリチュアルの知識・施術に高額の投資をされていたのです。
表向きにはスピリチュアルのことなんて知りません、関係ありません、という体なのですが、やはり今の時代は隠れキリシタンならぬ、隠れスピリチュアリストが増えているのでしょう。
お忍びで除霊しに行ったり、ヒーリングを受けたり、講座を受けたり、治療を受けたり……
中には「変なところに投資して失敗した」と少しトラウマ気味になっていらっしゃるお話も聞きました。
ただ、目に見えない世界・陰の領域を探求し役立てようとする姿勢は、今やすべてのエグゼクティブが大なり小なり持っていらっしゃるのかもしれません。(公にはあまり言えないだけで)
今ではキリスト教徒がその信仰あることを隠さなくていいように、ひとつの常識としてそれぞれが押し付けず、しかし臆面なく語れる日が来れば良いのになと思うわけです。
さて、ではそうした「目に見えない世界」を現実対処の一助にしようとしているエグゼクティブの全員が、「経営が、仕事が、人生が、滞りなく上手くいっているか?」というと、実はそうではありません。
隠れスピリチュアリストの限界
この世の真実とは「自分の内側で起こっていることが、自分の外側で起こっているように”見える”」です。
つまり、
内側で集客の難しさを感じているとき、外側ではその難しさが現実となる
相手の説得に面倒さを感じているとき、外側にいる相手は面倒な人間としてあなたの前に立ちはだかる
幸せになってくれないと困ると相手を想うとき、なかなか幸せにならない相手が視界に入る
Aを叶えるにはBしかないと思ったとき、B以外の選択肢はあなたの視界から消える
この世の摂理とはそういうものです。
「言っていることはよく分かる。自分はそれをちゃんと理解している」
皆さんそのような反応をなさるのですが、面白いことに「理解している」と言った次の瞬間には「共同創業者のアイツが厄介で……」と言い出すのです。
これが、頭では理解していても、在り方に反映されていないという状態です。
それはつまり、特定の出来事に限っては盲目になる。特定の出来事に限っては摂理の例外として捉える。そのような心の在り方であるということですね。
覚醒が浅い方ほど、盲目になる回数が多く、例外を作る頻度が多い。
そして、その対処方法がわからない。
これが、隠れスピリチュアリストなエグゼクティブが、次のステージに進むことができない理由です。
そして、その状況を打破し、次のステージへ進む方法が「悟りと覚醒を深める」という道なのです。
エグゼクティブの覚醒5段階
では「悟りと覚醒を深める」とは具体的にどのようなことなのか?
多くのエグゼクティブをサポートさせていただいてきた経験を参考に、5つの覚醒段階で表しました。
ご自身がどこに当てはまるか、あるいはどこを経験してきたかを振り返りながらご覧になってみてください。
【覚醒段階1】
STEP1:自己啓発、人生哲学が好きになる
STEP2:神社参拝やお寺が好きになる
STEP3:霊的な知識や陰謀論(真実論)に興味が湧く
———断絶———
【覚醒段階2】
STEP4:目に見えない世界を体験してみる(瞑想をする、修行体験する、施術を受ける、セミナーを受ける、鑑定を受ける等)
———断絶———
【覚醒段階3】
STEP5:悟りと覚醒を日々深める(微細な変化を察知しすぐさま軌道修正する)
———断絶———
【覚醒段階4】
STEP6:霊性に徳を伴わせる(or 徳に霊性を伴わせる)
【覚醒段階5】
STEP7:天命を理解し立命を生きる
「断絶」と表現している部分は、いわゆる覚醒の過程において「非常に超えにくい溝」のようなものであり、一種の落とし穴です。
この「断絶」においては「完全に理解した」「自分はもう大丈夫だ」「これで良いのだ」と、慢心して成長を止めるケースもありますし、「ここがゴールだ」と勘違いして、エゴが肥大していくケースもあります。
今は様々なメディアに情報が溢れているので、自分の段階を進めていくのも簡単ではありません。
しかし、本当の意味でエグゼクティブとして成功するなら、覚醒段階5まで進めることは不可欠であると言っても過言ではありません。
ただ利益を作る、願いを叶えるだけなら、「覚醒段階2」あたりで十分です。
金銭的な不足感から脱し、楽しく事業を回すだけなら「覚醒段階3」で十分です。
しかし「どのように生きるか」という自分の魂を高める方向性まで進めていきたい「覚醒段階5」あたりまでを志していくのであれば……
悟りと覚醒を深めるという日常的な修養を行いながら、帝王学という徳の学びを通して器・在り方を磨いていくことが大切です。
覚醒が深まるかどうかは天命次第
多くの経営者や起業家が、覚醒段階1〜2でストップしているのが現状です。
どうしてそこで止まってしまっているのか?それは実益が見えないから。
過去の帝王学が実益重視の歴史で歪んできたことと同じです。
「利益にならないなら、どうでもいい」
「覚醒したところで年商が10倍になるんですか?」
そんな声が聞こえてきそうです。
三次元的な成果、数字だけの世界に囚われていれば、在り方を極めるという道は、道楽にしか見えなくなります。
覚醒段階を進めていく道というのは、万人が無理に進めていけるものではありません。
あくまで、それを望む人に限った道です。
つまり自分の天命に「悟りと覚醒を深め、自他の成長に貢献する」という設計があるかどうか次第で、この道が道楽に見えるか、魂の本命に見えるか。覚醒段階をどこまで進めるかが変わるのです。
あなたはどこまで自分の器を磨きたいと感じていますか?
その志向に善悪や優劣はありません。自分の望む道を、着実に進んでくださいね。

















