こんにちは、プラチナマインド®️コーチのmai(@maimecc)です。
少し前(2022年以前)であれば、なんとなく「稼ぎたいというだけで、そのキマった覚悟だけでいくらでも稼げる」という流れがありました。
しかしここ数年でガラッと変わってしまいましたね。
どのように変わったのかを説明します。
いまビジネスに悩んでいる方、これからビジネスを始めようとしている方は参考にしてください。
なぜ「稼ぎたい」だけでは稼げなくなってきたか
なぜ「稼ぎたいだけでは稼げなくなってきた」のか?理由はいくつかあります。
オンラインビジネスが成熟してきた
これは多くの人が体感していることあと思いますが、オンラインビジネスは現在成熟し、目新しいビジネスモデルは出てきていません。
近年だとThreadsが生まれたり、Amazon電子書籍でのマーケティングが流行ったりはしましたが「認知をとり、リストを獲得し、教育し、販売する」という流れは何ひとつ変わっていません。
「テキストのファネルより動画のファネルがいい」とか「動画のファネルは3本より1本がいい」とかありますが、それは「どのように教育するか」という、販売者のスタンスや商品によって変わるミクロの話です。
そういう意味ではこの数年、オンラインビジネスの状況は全く変わっていないと言っても過言ではありません。
目新しい戦略で興味を惹くという動きが弱く、目新しさで頭ひとつ抜けるということが難しくなってきたという意味では、参入ハードルは低く、成功ハードルは高いという状況ですね。
そして個人的な感覚では「時間をかけてじっくり教育する」「見込み客を育てる」という要素は、宇宙の流れから見ればどんどん薄まっていくと感じてはいます。
ここが今後オンラインビジネスのマーケットにどう影響するかですが、「本質を外さず、しかし固定概念に縛られない」という柔軟さは大切かもしれませんね。
似たような商品を売る人が増えすぎた
これはもう誰もが感じていることだと思いますが、たとえば「ママさんが在宅ビジネスでインスタとLINEだけで年収1,000万」みたいなテンプレ化したものがとても増えました。
表面的なネーミングは違うけど中身は同じ、ということも多々あると思います。
ほんの3〜5年前は、この「ママさん向けビジネス教える系」今ほど多くはなかったですし、私がやっている「コーチングビジネス教える系」も、私を含めて数えるほどしかいませんでした。
(コンサル育てる系は当時から多かったですが、コーチはその中の一括りとしてオマケ扱いということが多かったですね)
しかしそれが売れると広まれば、やはり売れたい人が集まるのがマーケットの性です。
結局、似たようなことをやる人が増え、買い手からすれば「誰から買ったらいいのかよくわからない」ということが起こりやすくなります。
そうなると見せ方が上手い人や実績がある人は売れるのですが、見せ方も不器用、実績もなし、行動量もそこそこという、「今までならギリギリ売れていた人たち」が売れなくなってきたのです。
マーケットの目が肥えている
オンラインビジネスは、「自分が稼ぎたい人が、自分の稼ぎのためにやる」ということが多いです。
それは何にでも言えることなので悪いことではないのですが、「自分さえ良ければいい」という人がとても増えてしまいました。
その結果、「クライアント放置」「面談すっぽかし」「音信不通」「対応依頼無視」ということが横行しています。
私自身はそんな人には会ったことがないのですが、これが実は非常に多いようです。
最近ではAIを駆使した詐欺広告も増えていますからね。
その結果として、痛い目に遭った人たちが売り手のことを慎重に見極めるようになり、以前のような半端な煽り文句に乗せられるような人は激減しました。
それはつまり、質が低いものが質が低いまま売れることが減ってきたということです。
「稼ぎたい」だけでは稼げない時代に、どんな人が売れているのか?
ではこのような飽和し、停滞感を覚えやすい環境下でどんな人が売れているのでしょうか?
すでに売れている人
すでに売れている人は、発信の確信度合いや訴求力が全く違うので、ある程度適当な発信をしていても、適当に売上を作ることができてしまうのが現状です。
たとえ流行に乗らなくても、新しいチャレンジをしなくても、「自分が得意なフィールドでただ発信し続けている」だけで人目につくことができるわけですね。
この「自分が得意なフィールド」がたとえばm◯xiとか、明らかに利用者数が少なすぎる場合は別の話ですが、先述の通りオンラインビジネスは飽和し、ある意味では「だいたいどこででも売れる」という状態になっています。
ビジネスは結局、どの媒体をハックしているかではなく、誰が発信しているかでその質が決まるので、売れている人が輝くような発信をしていれば、その輝きはどこででも一目置かれるようなものになるのです。
ビジネスを楽しんでいる人
これはジャンルや時代にかかわらず、成果を出し続けるうえでもっとも大切な要素ですね。
楽しければ続きます。それはつまり、損得を超えて、売れようと売れなかろうと、成功しようと失敗しようと、ラッキーが起ころうと凡ミスをやらかそうと、「やりたいからやる」「好きだからやる」「楽しいからやる」というモチベーションで、すべてをクリアしていくことができるからです。
単に稼ぎたいから、自由になりたいから、幸せになりたいからといった動機でビジネスを始めると、自分が求めるリターンが最短で明確に獲得できるという「得」を期待して活動することになります。
すると「得」がなかなか得られなかったり、何かの拍子に「損」が「得」を上回るようなことが起こると、「やってらんねー」「楽しくない」「このまま続けて良いんだろうか?」とやる気を失ったり、不安になったりするわけですね。
結果、起業家としては寿命が短くなります。
しかしビジネスを楽しめる人は、なんだかんだでずっと「そこにいる」ので、だからこそ多くの人に信頼され、結果的に時代に左右されず売れ続けるわけです。
そして何より「楽しそう」な雰囲気はとても魅力的なので、人を惹き続けますね。
淡々と人一倍の行動ができる人
「ビジネスを楽しむ」とは真逆のようですが、これも実際に売れ続けている人の特徴です。
要は「ビジネスを完全に仕事と割り切っており、余計な感情を一切挟まずサイボーグのようにやるべきことをやり続ける人」も、時代に関係なく売れ続ける人の一人です。
余計な感情を一切挟まないというのが非現実的に見えるかもしれませんが、これができる人も一定数います。
「自分が決めたことなんだから、お金を稼ぐためなんだろうが、やるに決まってるじゃん。やりたくないとか不安とか迷うとか、そういうの意味がわからない」
という人たちです。ドライに見えても「お客様のためにやれることをやるのも当たり前」と思っているので、サービスの質も高くなります。
ネガティブナ感情というノイズが挟まらないので、感情やコンディションに左右されず、人一倍のアウトプットができるので、価値提供にムラがある人に比べれば、圧倒的に存在感があり、マーケットからも信頼されます。
ニッチな商品を売っている人
割合としては少ないですが、ニッチな商品を売っている人も成功しやすいです。
しかしこの場合は「ビジネスを始める前に培ってきた専門性」を活かしているケースが多いですね。
それも「誰でも今すぐ獲得できるわけではない専門性」です。
国家資格が必要、膨大な経験値が必要、長い実務経験が必要、いろんな背景があると思いますが、その専門性を「需要のあるマーケット」上手く嵌めることができれば、時代にとらわれず、競合他社が参入しにくいポジションで活躍し続けることができます。
いまゼロからの起業を成幸させるには
ここまで読んで、もしかしたらあなたは「これからビジネスを始めるのは相当難しいのでは?」と感じているかもしれせん。
数年前と比べれば、簡単か難しいかと言えば当然難しいです。
しかしこれからは「売上が高ければ高いほどいい」「暇であればあるほどいい」という価値観は、次元上昇していく新しい地球においては終わっていく価値観です。
売上も好きなことややりたいことを叶えられるレベルで獲得できればOK(これは数百万〜数千万など人による)
自由な時間は欲しいけど暇を持て余すよりも生きている理由・魂の目的を果たしていくことに邁進していきたい
そんな人がこれから増えていくでしょうし、これを読んでいるあなたも「自分はそっちかも」と心のどこかでそう感じているはずです。
だからこそあなたがもし起業するなら、「人生において何も我慢せず、何も制限をかけず、誰とも比較せず、この世に被害者も加害者も存在しないとしたら何を成したいか」を基準に考えてみてください。
つまりビジネスそのものをあなたの究極の魂の自己表現のフィールドと捉えてみてほしいのです。
そう捉えた結果として「これをやってみたい」というものを思いついたら、まずは自分なりにそれを最短で売ってみてください。最初は無料でもいいし、物々交換でも良いでしょう。
売ってみた結果、しっくりくる場合もあれば、違うと感じる場合もあるでしょう。
トライアンドエラーの繰り返しで自分の感覚を磨いていき、「人生を懸けてやること」だと少なくとも今の自分がそう思うものに本腰を入れてください。
そうやってビジネスを創り上げていくことで、これからの時代に流れに乗った「成幸」に近付いていきます。