コーチングビジネスを一段階ラクにできる強みの見つけ方

パソコン画面を見ながら議論する男女

こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。

あなたのコーチング商品には、あなたを選ぶだけの理由がありますか?

もしコーチングビジネスで稼げていなかったり、日々大変な思いで運用しているとしたら、その原因は集客やセールスではなく商品が原因かもしれません。

今回は、あなたの商品にオリジナリティを与えるための強み分析について説明します。

なぜコーチング商品に強みが必要なのか?

たとえば、あなたが「マネーコーチ」というポジションのコーチとして活動している場合、同じようにマネーコーチとして活動している人はたくさんいます。

コーチ自身は「うちは他所とは違う」と思っているかもしれません。

しかし見込み客から見れば、どのコーチも同じことをやっているように見えるし、サービスは余計に見分けがつきません。

そのとき、商品にオリジナリティを持たせて差別化するために有効な要素のひとつが「強み」です。

では、商品に活かせるような強みはどうやって探し出せば良いのでしょうか?

見つけ方①:他人よりもラクに成果を出せることは何か?

たとえば次のようなことはありませんか?

  • 他者よりも短時間で出来てしまうこと
  • 他者よりも少ない労力でできてしまうこと
  • 他者の「つらい」「しんどい」に理解や共感ができないこと
  • 「こんなにラクなのに、なんで皆手間取ってるんだろう?」と感じるようなことがあれば、それはあなたの強みです。

    たとえあなた自身が「たいしたことじゃない」と思うようなことでも、見る人が見ればビジネスに直結する強みである、というケースも少なくありません。

    そのため、どんなに些細なことでも挙げられるだけ挙げてみてください。

    見つけ方②:他人よりもラクに成果を出せることは何か?他人にやたら褒められることは何か?

    これまで親兄弟、学校や塾の先生、同僚や上司に褒められたことはありますか?

    もしすぐに思いつかなければ、今日からでも褒められたことをメモしていってください。

    褒められた言葉を挙げていくと、その褒め言葉に共通点が見えてきます。

    もしかすると、褒め言葉といえど鬱陶しく感じたり「そんなことで褒めてもらっても嬉しくない」と感じるようなこともあるかもしれません。

    プライドが高かったり、自己肯定感が低いと、褒め言葉を素直に受け取れないこともあると思います。

    しかしこの場合、褒め言葉をあなたがどう感じるかは関係ありません。

    どんなことで褒められたのか、その事実が非常に重要なのです。

    多くの人が称賛する要素は、あなたがその領域に関して、他者よりも頭ひとつ抜けて秀でているということです。

    つまり、それはそのままあなたの強みになります。

    見つけ方③:これまでの人生経験において圧倒的な数字で表せることは何か?

    あなたの人生における経歴をできる限り数値化しましょう。

    学歴、職歴、趣味活動、売上、集客人数、読書数、執筆数、何でも構いません。

    人は圧倒的な数字に惹かれるものです。

    どのような数字を持っているかが、あなたの強みに繋がります。

    たとえば「営業」という仕事ひとつ切り出してみても、

    • 経験年数
    • 売上額
    • 売上順位
    • 利益額
    • 取引数
    • 契約率
    • リピート率

    さまざまな数字がありますよね。

    たとえば「売上順位3位」というとパッとしないように見えますが「100人中3位」と表せば素晴らしさが伝わります。

    このように見せ方の問題もありますが、とにかく今までの自分の人生をすべて数値化するくらいのつもりで、書き出してみましょう。

    あなたの「圧倒的な数字」は意外なところに隠れているかもしれません。

    どうしても強みが見つからなかったら

    ここまで、3つの視点で強みの見つけ方を説明してきました。

    それぞれの視点でしっかり書き出していけば、大抵の場合、強みは見つかります。

    しかしどうしても強みが見つからなかったり、どうあってもビジネスに活かせる強みではない、ということもあるかもしれません。

    その場合は「強みを創り出す」という視点で考えてみましょう。

    たとえば、あなたがライティングに強みを持ちたいと考えるなら、ライティングの知識を身につけ、実践を重ねれば良いのです。

    強みは天性の才能だけを指すものではありません。

    あなたに強みがあったとしても、どこかのタイミングで身につけて開花してきたものも多いはずです。

    今の時点で強みがないなら、これから「欲しい強み」「必要な強み」を手に入れられるよう、今から積み重ね始めれば良いわけです。

    まとめ

    強みは徹底的に洗い出して、材料を多く揃えば揃えるほど、ビジネスが有利になります。

    なぜかというと、お客様に価値を提供するための選択肢が増えるからです。

    そして商品と強みを組み合わせることで、オリジナリティのある商品にすることができるので、競合と差別化がしやすくなります。

    選択肢が増えるということは、強力なバックエンド商品を創りやすくなることはもちろん、稼げるようになった後も、商品レパートリーを増やしやすくなります。

    もしこれまで棚卸ししたことがなければ、早い段階で強みを棚卸しし、強力な商品にブラッシュアップしてくださいね。