こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。
「コーチングは教えてはいけない」
「教えてもいいけど、教えることがメインになってはいけない」
このような話を聞いたことはありませんか?
これはコーチングスクールからよく普及されている教えなのですが、コーチングは教えないことを良しとされる風潮があります。
しかし、本当に教えることはタブーなのでしょうか?
実は、本当の意味でコーチングを機能させ、クライアントが大きな目標を達成できるようになるには、ティーチングが必要不可欠です。
「ティーチングは推奨しない」どころの話ではなく、「ティーチングはなくてはならない要素」なのです。
今回はその理由についてお話します。
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ティーチング不在のコーチングでは大きな目標ほど達成できなくなる
コーチングの効果を説明するとき、「目標達成を促進する」ことを謳うことが多いですよね。
しかしそもそも目標を達成するために必要な要素とはなんだと思いますか?
目標を達成するために必要なものは以下の通りです。
- 目標へ到達するまでの正しい地図
- 目標までの行き方の知識
- 目標へ到達するためのマインド(モチベーション)
考えてみればごく当たり前のことです。
受験に合格するにはその方法を知る必要があり、
オリンピックに出場するにはそのための知識と戦略が必要であり、
起業を成功させるには正しいプランと実行が必要です。
これには、それぞれ専門知識が必要ですよね。
大きな目標を持ち、それを達成したいと考えるとき、ほとんどはそれを達成させるための知識を持ち合わせていません。
もしその知識を持ち合わせていれば、コーチの助けなどほとんど必要なく、勝手に達成して勝手に成功していくことでしょう。
しかし、知識がない。だから成功できない。
それであれば、その目標の達成の仕方を知っている専門家が、方法論を教えることがもっとも有効です。
本当のプロのコーチは、1〜3まですべてサポートできます。
「教えてはいけない」という流儀のもとで活動しているコーチにできることは、3だけです。
そして、3だけでは目標を達成することができません。
ティーチングができないコーチのセッションを受けると何が起こるのか?
私は今はコーチとして独立し、月100万以上稼いでいます。
しかしそれが実現できたのは、目標達成のための地図・知識・モチベーションのすべてのサポートを受けたからです。
その前は、まさに「教えない」スタンスのコーチングを受けていました。
起業成功の方法や稼ぎ方は教えてもらえないので、「まずはブログをできるだけ書こう」という話になったり、10〜20年後の売上目標を「現実的ではないのでは」とフィードバックを受けたり(今ではそれを現実にする方法を知っています)、目標に近付くことはできませんでした。
その後、私は「教えない」スタンスのコーチングを受けて1年間、具体的な成果が得られず、売上ものびませんでした。
しかし「教える」スタンスのコーチングに出会った途端、1ヶ月で結果が出たのです。
もしもっと前に「教える」スタンスのコーチングに出会えていたら、私自身の人生も今とは違ったものになっていたことしょう。
相手の人生を変えるコーチになりたければ、ティーチングを避けては通れない
コーチングスクールは、あくまでコーチングスタイルのコミュニケーションを教えてくれる場です。
ティーチングやカウンセリングと差別化するために「コーチングとは教えないものだ」「質問を中心としたコミュニケーション技法だ」としていますが、クライアントが目標を達成するためであれば、あらゆる手段を講じて支援するのがプロのコーチです。
あなたも、もし相手に高い価値を与えるコーチングを提供したければ、教えるべきとか教えるべきでないとかそうした些事にこだわらず、自身のすべてをリソースとして相手を支援できるようになってくださいね。