こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。
あなたはコーチングを簡単に説明できますか?
売れないコーチ、アマチュアコーチほど説明が長く抽象的になります。コーチングスクールによってコーチングへの解釈が異なることで、コーチングをより複雑で説明が難儀なものにしてしまっているのです。
ここではコーチングとはどんなものか、簡単かつ端的に説明していきます。
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コーチングとは?簡単に説明する
コーチングとは何なのか。ひとことで簡単に言うと
「相手を理想の未来へ連れていくこと」
これがコーチングです。
よく「自分らしく生きられるようにする」とか「目標達成を支援する」と表現することもありますが、非常に部分的ですし、本質的な表現ではありません。
コーチングとは相手が望む理想の未来へ連れていくことであり、そのためにあらゆる手段を尽くしてサポートする役割を負った人のことをコーチと言います。
望む理想の未来は人によって異なる
ではコーチが連れていく理想の未来とはどのようなものでしょうか?
理想の未来は、大きく分けると2種類あります。
それは「近くて簡単な未来」と「遠くて困難な未来」です。
どちらを扱うかによって、コーチ自身の収入に大きく影響します。
近くて簡単な未来を扱う場合
理想が近くて簡単な未来を扱うコーチング内容は次のようなものです。
これらのコーチングは、コーチングスクールを卒業することで提供できるようになるコーチングです。
副業レベルならこれでもコーチとして活動することは可能ですが、これらのテーマで独立起業すると詰みやすいのが特徴です。
なぜかというとわざわざコーチングを受けなくても、セルフイメージがそれなりに高い人であれば自己解決できてしまう内容であり、払われる金額=価値が安く小さくまとまってしまいやすいからです。
このようなコーチングは企業研修の場などであれば有効ですが、対個人へのコーチングサービスとして提供しようとすると収益が出ず、毎日必死に何回もセッションて稼がないと、すぐ赤字に転落してしまいます。
また曖昧で抽象的になりやすいことから、一般の人から見て「宗教のようだ」と感じさせやすいのもこの近くて簡単な未来を扱うコーチングです。
遠くて困難な未来を扱う場合
理想が遠くて困難な未来を扱うコーチング内容は次のようなものです。
これらは見ての通り、プロの力を借りなければどうにもならないテーマであることが特徴です。
コーチングは今でこそ「コミュニケーションスキル」のような立ち位置で扱われますが、元々は塾などの場での学習力向上、スポーツの場での成績向上に携わる人のことをコーチと呼んでいました。
ただイイ感じの質問やフィードバックをする人のことをコーチと呼ぶようになったのは、ここ最近の話です。
限られたプロフェッショナルをコーチとするよりも「学べば誰でもコーチになれる」としたほうがコーチングスクール側のビジネスがやりやすい、というのが大きいですね。
理想が遠くて困難な未来は、達成のために知識や技術の習得と行動が必要です。
そのためコーチングスクールではよくある「教えてはいけない」というルールは通用しません。
あまりにも遠くて困難な理想の未来だからこそ、行き方を教えなければゴールすることができないからです。
高くて困難な理想の未来を扱うからこそ、そのコーチングの提供価値も数十万から数百万でやりとりされます。
あなたはどんなコーチになりたいですか?
「コーチングとは?」の答えはひとつ。相手を理想の未来に連れていくことです。
しかし上記で説明した内容を見ると、同じコーチングなのにサポートする理想によって全く別物のサービスのように感じるのではないでしょうか。
近くて簡単な未来を扱うコーチングが世の中に広く出回っているので、遠くて困難な未来を扱うコーチングは、コンサルと表現してしまった方が飲み込みやすいかもしれません。
しかし本質的には「理想の未来へ連れていく」という点で共通しており、距離や難易度によってテーマや価格帯が変わるというだけなのです。
あなたはどんなコーチになりたいでしょうか?
どちらが正しい・間違っているということはなく、理想の未来へ連れていくためにあらゆる手段を尽くすなら、それはコーチングです。
もしあなたが起業したい、独立したいと考えているのであれば、遠くて困難な未来を扱うことをおすすめします。
その場合、具体的に「この未来へ連れていくプロです」とポジションを設定し、高単価で売るために集客の基盤も正しく作り上げる必要があります。
そうすれば結果として高単価で売ることにより、大量のクライアントを抱えて馬車馬のように大量にセッションをして疲弊することなく、ひとりひとりのクライアントにゆとりをもって向き合うことができるのです。
また、遠くて困難な未来を扱うことができれば、おまけとして近くて簡単な未来も扱えるスキルが身につきます。コーチとしてのスキルも充実するので、より遠くへ連れて行けるコーチになることを目指してはいかがでしょうか。
「教えてはいけない」というブレーキを外し、クライアントを理想の未来へ連れいていくためにあらゆる手段を用いると決意することが、プロフェッショナルになる第一歩です。