こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。
「ワクワクすることのために思い切って会社を辞めました!」
「これからはやりたいことだけをやって自分らしく生きます!」
と向こう見ずに会社を辞めて起業する人が後を絶ちませんが、それははっきり言って悪手です。
やりたいことをやって生きるとか、ワクワクすることを優先するとか、そういった考え方はがむしゃらに努力して起業し、ある程度成功した人が、自分のビジネスの継続性のために「稼ぐことだけじゃなくて、ワクワクすることをやらなきゃな」と内省するときに意味をなす価値観です。
何も成功していない人がやりたいことだけ・ワクワクすることだけを追求しても、はっきり言ってロクなことにはなりません。
ここでは、どんな条件をクリアすれば独立できるのかについて説明します。
【サイト内 必読記事】「月収100万コーチになるための本質」
条件1.会社で働きながら副業としてコーチングで生活費を安定して稼げるようになること
いきなりハードルが高いと感じるかもしれませんが、これは絶対条件です。
もうすでに辞めてしまっている人は仕方ないのですが、今の時点で会社に勤めているなら、安易に辞めるべきではありません。
たとえ副業であっても、生活費分はもちろんのこと、コーチングで月100万稼ぐことは十分可能です。
まずは会社員として安定雇用があるうちにビジネスの土台を作ることがとても大切です。
「自由な時間が多ければ稼げるようになる」は間違い
よく「自由な時間が増えればビジネスも捗ってスムーズに独立できるようになる」
と考える人は多いですが、それは誤りです。
現実問題として、会社に勤めながら稼げない人は、独立してもたいして稼げません。
なぜなら、自由な時間のすべてをビジネスに集中できるわけではないからです。
受験勉強と同じですね。
もっとも、
「明日食べるご飯が買えない!」
「家賃が払えなくて家を追い出されるかもしれない!」
と背水の陣を敷いて取り組めば、時間があればあるほど成功できると思いますが、そうなってしまう前に手を打ちたいところです。
副業で稼げるかどうかは、独立して成功できるかどうかのテスト
副業としてコーチングに使える時間が1日3時間程度しかないなら、「1日3時間の制約の中で成果を出せるかどうか」が、独立後、成功できるかどうかの大きな分かれ目になります。
独立すると時間は膨大に生まれますが、時間があればパフォーマンスが高まるわけではありません。
また、独立すれば成功する方法が突然降ってくるというわけでもなければ、独立したら人が変わったように成功へ導かれるというわけでもありません。
なので、副業時代に稼げるようになっておかないと高確率で詰みます。
副業時代に成功できなければ、そもそも成功する方法がわからないわけですから、見当違いな試行錯誤しているうちに時間だけが過ぎていってしまうのです。
人によってはそのうち必死さが失われ、実家に帰るなり、資金援助してもらうなりしながら、漠然と過ごすことになります。
そうなると成功からは遠ざかる一方ですし、経済的に自立するどころか、むしろ経済的に依存するようになってしまうわけです。
私はそんなコーチをたくさん見てきました。
もし、たとえ会社に勤めているから短い時間しか副業に費やすことができなくても、ビジネスの本質をしっかりおさえていれば時間がかかっても稼げるようになります。
もちろん、本質をおさえた上で娯楽や寝食を削って必死に時間を確保すれば、成功するまでの時間を圧縮することも可能です。
大事なのは、副業時代に十分稼げるようになれるかテストし、満を辞してて独立するということです。
条件2.負債がゼロになりお金の流れが整っていること
まず預金口座の残高と、クレジットカードの負債を見てください。
現金の口座残高は残っていますか?
クレジットカード負債はゼロでしょうか?
現金貯金額よりも大事なこと
よく「独立するなら○ヶ月分の貯金を持っておくこと」が独立の目安として挙げられます。
もちろん現金貯金も大切ですが、貯金額以上に大切なのは、直近3ヶ月の売上額です。
3ヶ月連続で、安定して十分に生活できるだけの額を稼げているかどうか、つまり「3ヶ月連続で生活費+αが稼げているかどうか」ということがとても大切です。
要は、どれくらいお金があるかよりも、お金を増やす能力があるかどうかの方が大切ということですね。
お金の流れを正常化する
また、どんなに稼げても借金癖、浪費癖があると意味がありません。
クレジットカード負債などの借金を抱えていると、借金が借金を呼んで「いくら稼いでもお金まわりが苦しい」という状況になります。
会社員のように何があってもお金が入ってくるなら何とかなりますが、お金の流れが 支出>収入 のまま独立してしまうと、その流れを変えるために苦労することになります。
たとえば毎月クレジットカードの返済に追われているとか、つい身の丈以上の贅沢をしてしまうとか、お金の習慣に関する悪癖があると、それはそのままビジネスに影響します。
以下の項目を参考に、一度お金まわりをチェックしてみてください。
条件3.稼いでいる人をメンターに持っていること
稼げるようになることもそこそこ大変ですが、稼げるようになってからはもっと大変です。
貯金があるのに将来が不安になったり
なぜか突然ビジネスが上手くいかなくなったり
3ヶ月連続で売り上げゼロで夜も眠れなくなったり
そうした不安に苛まれるのはよくあることです。
ビジネスをするうえで本当に重要なことは小手先のビジネススキルやマーケティング、セールス、心理学知識ではありません。
もちろん稼ぎ方を知り、体現するのは大切ですが、独立するならそれは出来ていることが前提です。
独立後、本当に試されるのはマインドセットです。
メンターの存在は不安への特効薬
ビジネスが成長すればするほど、あなたは常にコンフォートゾーンの外側へ突き進んでいくことになります。
コンフォートゾーンの外側では、新しい心配や不安が出てきます。そして、大抵の場合それらに対処できる答えは自分の中にはありません。
そんなとき、稼いでるメンターと契約していれば「どうしたらいいのか?」という不安に対する答えをすぐに入手することができます。
メンターは、あなたが直面している悩みや不安を、すでにクリアしているからです。
すぐに相談できる、自分よりも高い次元にいる人と関係を結んでおくことで、独立後も立ち止まって一人で考え込むという物心両面のロスを最小限に防ぐことができます。
無駄な足掻き、間違った努力をせずに済むので、精神衛生上とても安定します。もちろん高額なセッション料を払っているわけですが、不安からビジネスが停滞するリスクを思えば安いものです。
成功している人は誰でもそうだと思いますが、成功者のメンターなくして自分の成功はありえません。
私はビジネスの相談もプライベートの相談もすべてメンターに寄せていますが、本当にありがたい存在ですね。
私、maiを10日間だけ無料でメンターにできるメルマガはこちら。
条件4.ビジネスの本質を理解し、情報弱者を卒業していること
1~3がクリアできていればこれは自動的にクリアできていると思いますが、これも非常に重要です。
なぜなら、コーチは一般的に学習意欲が高く、向上心が高い方が多いです。
そのため新しい知識を手に入れるためにセミナーや教材に多額の投資をしたり、トレンドのSNSやマーケティングツール、セールスノウハウに目移りしてしまいます。
どうかすると2つめのコーチングスクールに通うという人すらいます。
ビジネスは、知識を学べば学ぶほど稼げるわけではありません。
スキルを習得すればするほどクライアントを成功させられるわけでもありません。
こうした目先のノウハウに飛びつくのは、ビジネスの本質、つまり「何に価値を置き、何を外さないべきか」を理解していない人たちによくある行動です。
ビジネスが少し躓いたり、上手くいかなかったりすると冷静さを失いやすいので、どんどん情報商材や塾に投資してしまい、あっとういうまにお金がなくなります。
普段のあなたは大丈夫でも、追い詰められると情報ビジネス業者のカモにされやすくなってしまうのです。
そのため副業時代の時点でビジネスの本質をしっかり理解し、自分にとって何が必要で何が不要か、正しく見極める力を養っておくことが大切です。
まとめ
軽い気持ちで独立起業するとロクなことになりません。
しかし起業自体は会社に勤めながらでもできます。
自分のビジネスで起業し、会社に勤めながらしっかり稼げるようになることで、将来的な独立に向けてしっかり備えてくださいね。