こんにちは、コーチのmai(@maimecc)です。
マーケティングにおいては、王道とも言えるいくつかの常識があります。
しかし最近の流れの中で、すでに時代遅れとなりつつあるものも少なくありません。
もしあなたが、今マーケティングにおいて思うような結果が出ずに苦しんでいるのなら、今回紹介する内容のいずれかに当てはまるはずです。
ここでは、あなたがビジネスと人生の次元を一段階上げるために、どのようなマーケティングの意識を手放せばいいのかを説明します。
コーチのWEBマーケティングの時代遅れとは?
時代遅れなマーケティングとは?
何が時代遅れであるかは、その時々によって違います。
しかしジャンルとして分けるなら、大きく分けて5つの「時代遅れ」があります。
それぞれを説明します。
市場への参入が遅い
これは単純に「タイミングが遅い」ということですね。
多くの人が売れているテーマというのは、確かに「需要がある」という点で間違いのないマーケットです。
しかし需要に対して供給が多すぎる……もっといえば、商機があると見込んで参入者が増えれば、マーケットは玉石混合となり、質の悪い供給が多くなります。
そうなると、最初はあまり何も考えずにあちこちに投資をしていた買い手も、質の悪いものに当たって痛い目を見るので慎重になります。
売り手に対する見極めが慎重になれば、新規参入したばかりのハリボテなブランディング、マーケティングはすぐに見抜かれるようになるわけです。
すでに売れている商品を扱うということは、「需要さえあれば売れるマーケットである」という安心感はあります。
しかし「数ある中から選ばれるかどうか」についてはかなりハードルが上がっており、「自分が売る商品に需要があるかどうか」はまた別問題なのです。
人が利用していない媒体で集客しようとする
これは今は滅多に見かけませんが、人が去った媒体を使い続けるというのは考えものです。
たとえばFacebookやアメブロは「オワコン媒体」の筆頭として槍玉に上がりやすいですが、利用者は依然として存在します。
つまりそれらに対して「オワコンだ」というのは、あくまでそれをポジショントークとして「代わりの提案物を売りたい」という起業家の意図があるわけで、Facebookやアメブロが本当の意味でオワコンというわけではありません。
しかしたとえば、さすがにmixiで集客しようとしたりするのは難がありますし、clubhouseで集客しようというのも現実的ではないことはわかりますよね。
人の流れに過敏になる必要はありませんが、だからと言って、「いつも利用している媒体から、いつのまにか人がいなくなっていた」ということにはならないようにする必要があります。
もっとも、「自分の発信が相手に届いているかどうか」を意識しているなら、そのようなことにはなりません。
使い古されたテンプレートを利用している
「これを使えば売れる」といったテンプレートは度々出現しますが、皆がそれを使えば周りに飽きられます。
それだけならまだしも、あまりに「売りたい」が先行して「引っ掛けよう」だなんて意図のあるテンプレだと、「なんだ、自分の商品を売りたいだけの人の発信か」と信頼を失いかねません。
特に無形商品であるコーチングやコンサルティングというのは、そのテーマのコンセプトが優れているかどうか以上に「その人から買いたいと思われるかどうか」がとても大切です。
自分の商品を売りたいあまり、「売りたい」という自分都合の意図が透けて見えるような手段やツールを使い続けると、信頼を失い、起業家としての寿命を縮めるので注意が必要です。
目先の利益欲しさに焦るのではなく、本当に大切なものを見据えて選択することが大切です。
意識が時代のエネルギーに沿わない
時代のエネルギーに乗れている人と、乗れていない人がいます。
その差がどこで生まれているのか、ということを私なりに考えた結論ですが
「目の前の出来事から逃げない」
「目の前の課題を先送りにしない」
これをできるだけ最短最速で、愚直に行ってきた人が、リアルタイムで発生している時代のエネルギーに乗れている印象があります。
たとえば「お金のブロックがあることで、成長がいまひとつ振るわない」という人がいたとしますね。
その場合、お金のブロックを外すことが今のその人の壁であり、お金というテーマと、それにまつわる自分の意識と行動を変えていくことが大きな課題であるわけです。
クリアできれば飛躍、クリアできなければ失速。それが人生課題とも言えるべきテーマですが、お金のブロックはまさにそういうテーマです。
たとえばお金のブロックに関する自分の意識の癖、課題点、改善するにはどうしたらいいかということに、真摯に向き合い、行動に反映させていきます。
すると即解決とまではいかなくても、絡まっていた糸がほどけていくように、少しずつ解消の糸口が見えてくるわけです。
しかしその「真摯に向き合い行動に反映させる」ということから、逃げたり、先送りにしたり、言い訳をつけて目を背けていると、その課題をクリアするために最適だったタイミングが過ぎ去っていきます。
するとその課題をクリアすれば乗れた時代のエネルギーに乗れなくなるのです。
もちろん、いつかはまたそのタイミングが来るでしょうけど、大きなロスになります。
「いつかは最善の流れになる」とも言いますが、べつに「いつか」じゃなきゃいけない理由なんてなく、「今」でも良いわけです。
シビアな話、「今」を選べないことは、限りある命を無駄にしてしまうことと同じなのです。
目の前に頭と心が重くなるようなテーマが降ってきたときこそ「大チャンス」だと捉え、真摯に向き合い、乗り越えていく人が、結果として時代のエネルギーに軽やかに乗っていきます。
意識が魂の成長に沿わない
過去の成功体験や、過去の学びで得たノウハウに、頑なにこだわり続けることで、魂の成長の足を引っ張ることはよくあります。
たとえば、過去にその方法で1,000万売れていても、今はその方法は採用したくない、ということはいくらでもあります。
売上が立つとしても、やりたくない。それは「利益よりも大切にしたいもの」が自分の中に芽生えている証でもあります。
でも売るためにはその方法を採らなければ……と、過去のポジショントーク、過去のテンプレートをずっと使い続けていると、せっかく芽生え始めた新しい道を潰しかねません。
古い意識や過去の成果にとらわれず、「今、どうしたいか」に沿った行動を採ることが、自分の新しい流れ、そして時代の新しい流れに乗ることに繋がります。
どうすれば時代遅れを防げるのか?
実はこうした「時代遅れ」になってしまう流れというのは、単に行動や判断を誤っていたり、情報量が足りていないことが原因というわけではありません。
たとえば市場参入が遅いのは、そもそも「自分がワクワクすること」にアンテナを張るのが遅かったから。
あるいは「安全である、リスクが低い」ということを損得勘定でよく吟味してから参入しようとしているからです。
すでに利用者が極端に少ない媒体を利用し続けるのも、「相手に届けたい」という、見込み客に対する思いやりの不足です。
使い古されたテンプレートを利用し続けるのは「効果が出る可能性が高い」という損得勘定ベースでその手法を選んでいるからですし、
意識が時代のエネルギーや魂の成長からズレてしまうのは、過去の成功体験や、これまでの自分らしさ、既知の強みに固執しているからです。
つまり、すべてが意識や思考、在り方の課題に帰着します。
時代遅れにならないようにするためには、時代遅れにならないよう努力することではなく、大前提となる自分の意識を変えることが、もっとも効果的なのです。
「いつのまにか時代に乗っている」体質になる
私はトレンドを気にしたこともなければ、もっと言えばマーケティングを座学で勉強したこともありません。
ずっと現場で、自分の目に見える現実と、自分の内面をよく見つめてきただけです。
しかしそんな中、ここ数年間で商品の看板は5段階ほど進化させ、メインの商品内容自体は3回以上変えてきました。
もちろん、いきなり全く別業界に行くということではないのでマイナーチェンジの範囲内かもしれません。
しかし「これはやめよう」「これをやりたい」という自然な意識に沿っただけで、結果的に時代の需要に応えることに繋がり、多くの人に必要として頂いて今に至ります。
「直感だけで時代の波を乗りこなしている」と言えるかもしれません。
これができるようになったのも、自分の意識の次元を上げることに終始して生きてきたから。
アセンションを何より大切にしてきたからです。
アセンションというのは、自分を極めるということであり、視座を上げるということ。
高次の視座で自分や世の中を見れば、自分の活かし方も、時代の流れも、手に取るようにわかるようになります。
ぜひあなた自身の次元を上げ、周りの人々を導けるような高い視座を獲得してくださいね。