こんにちは、コーチのmai(@maimecc)です。
マーケティングの流行というのは日によってどんどん変わっていきます。
「これからの時代はこれだ」
「この方法を知らないなんて損をしてる」
「あの人はこの方法で◯◯万円稼いだ」
そんな話が日々流れてきますね。
なぜ心身とも疲弊するとわかっているのに、そうした流行に振り回されてしまうのでしょうか?
マーケティングの流行はどうやって生まれるか?
なぜそこまでマーケティングの流行がコロコロ変わるかといえば、多くの場合は「マーケティング手法を売りたい」という人たちがいらっしゃるからです。
それが「マーケティング屋さん(マーケター)」であり、いわば「仕掛け人」的な存在ですね。
ノウハウや手法というのは、ある程度人々に浸透すれば飽きられます。
従来の手法で成果を挙げる人もいれば、成果が挙がらない人もいます。
成果が挙がるかどうかは、その手法が優れているからどうかとは関係がないことが多い(本人自身の課題であることが多い)のですが、成果が出なかった人は別の手法を求めます。
あるいは成果が挙がった人も、もっと良い手法があるのではないかと新しい手法を求めます。
流行のマーケティングは、そうした不安、不満、欲に応える形で生まれます。
そうした不安、不満、欲を抱える人たちに目新しく見える手法は魅力的に見えるので、「流行のマーケティング」というのは決してなくならないわけです。
流行の手法はどこからくるか?
マーケティングの流行というのは、だいたいアメリカで流行っているものを仕入れてくるケースが多いです。
有名なプロダクトローンチはアメリカのジェフ・ウォーカーというマーケターが発案者であり、これは日本のWEBマーケティングにも綺麗に嵌まりました。
かと思えば、アメリカから仕入れたものの、そこまで爆発的には流行らなかった手法もあります。
システムとしての完成度が高い手法でも、日本の国民性に合わなかったのか、嵌まらず不発に終わったものもあります。
ただ、「プロダクトローンチやマーケティングに動画を採用すべき」みたいな流れが最近はあると思いますが、これも元を辿ればアメリカからきています。
一見「日本っぽい」と見えるLINEを利用したマーケティングも、メルマガをLINEに置き換えただけに過ぎず、動画を利用したマーケティングも、テキストを動画に置き換えただけに過ぎません。
日本発の「大きな枠組みでの成功ノウハウ」というのは、私が知る限りありません。
影響力のある人が、アメリカから流行りを輸入して日本ナイズしたものが、私たちが見知っている「マーケティングの流行」です。
流行のマーケティング手法で結果が出ない人の特徴
しかしそうした思惑があって広まっている流行のマーケティング手法でも、結果が出る人と出ない人がいます。
流行を取り入れても結果が出ない人には、どのような特徴があるのでしょうか?
ビジネスの基本的なマインドがない
初心者の中には、流行の手法さえ取り入れれば売れる、と勘違いしてしまっている人がいます。
しかしどんな流行も、売れる人が流行を取り入れるから結果が出るのであって、その逆はありません。
初心者なのにこのノウハウを取り入れたら売れちゃいました、という人がいたとしても、その人は本当の意味では初心者ではありません。
フォロワーをたくさん抱えていたり、少額ではあれどいくらか売ったことがあったりするわけです。
「ノウハウに結果を委ねるのではなく、あくまで結果を出すのは自分である」ビジネスの基本的なマインドがないと、どんな流行を取り入れても結果が出ないのです。
ワクワクしていない
たとえば動画でファネルを作ることが流行っていても、動画を撮って世に出すことにワクワクできなければ、その手法に対してネガティブな周波数を付与することになります。
動画を使ったファネル自体は、マーケティングとしては優れた手法です。
しかしそんな優れた手法を採用しても、ネガティブな結果しか出なくなります。
「結果が出ない」というのは、その手法に落ち度があるわけではなく、その手法にネガティブな感覚を抱き、ネガティブな周波数をくっつけている自分の問題なのです。
あるいは文章を書くのが好きな人であれば、どんなに動画が流行っても、その流行に無理に乗る必要はありません。
動画を撮るよりも文章を書くほうがワクワクするなら、文章を書くほうが売れるということです。
私は動画を撮るのも好きですが、それでも一番好きなのは文章を書くことです。
なのでどんな手法が流行っても、軸には「書く」ことがあり、そして「書く」ことを通して売れています。
流行の内容がどうあれ、そこに自分がワクワクするか?しっくりくるか?心地良さを感じるか?
この感覚を基準に、流行を取り入れるか否かを決めることが大切です。
その手法で結果を出すことに本気では無い
これは売れている人によくあることですが、あながち今の手法で売れていると、余程の動機がない限り、流行の手法に着手しても片手間になります。
片手間になると、質が落ちます。工夫と改善も半端になります。
そうなると、「いかに流行の手法が優れていても、新しい手法では結果が出ない」ということになってしまうので、「やっぱり今までの方法でいいや」となるのです。
既存の方法で売れているのだから困ることはないと思いますが、「時間と手間暇をかけた割に、その手法で結果が出ない、その手法の良さがわからない」となるので、やるならしっかり本気でやることが大切ですね。
不安や不満を通して流行を映し出していないか?
そもそも大前提として、どのような流行も、自分の意識の周波数が創り出した虚像にすぎません。
ワクワクしているのであれば、ワクワクするような手法になります。
現状に対して不安や不満があれば、それを解消し得る救いの手法……と見せかけて、さらに不安や不満を増長させる手法になります。
その流行に「どのような体験ができる手法として、自分の現実に参加してもらうか」を決めているのは私たちの意識なのです。
どうせなら、自分の成長のために必要なもの、ワクワクするものを的確に自分のビジネスや人生に取り入れていきたいものですよね。
そのためには、一にも二にも波動を上げ、自分の意識の次元を上げること。
それが幸せなビジネス、豊かな人生を創っていくための近道です。