こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。
「稼げるようになることをめざすかどうかはその人の勝手」
「コーチングは無料で普及されるべき」
こんな風に考えているコーチも多いと思います。私もこの記事のタイトルでは「すべてのコーチが稼げるようになるべき」と書いていますが、もちろん何を目指すかはコーチの自由です。
しかし、本気で他者の人生を支援し、他者の成功をサポートすることを目指すのであれば、すべてのコーチが稼げるようになるべきです。
どうして稼げるようになる必要があるのか?その理由を説明します。
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コーチとしての稼ぎと支援力は比例している
これは実際に経験してみないとわかりにくいのですが、稼げるようになると支援力が格段に上がります。
まず、本当の意味で「成功」して「稼げている」場合、労働者思考を手放して成功者思考を手に入れており、普通の人であれば躓くような行動、習慣化、ブレーキ外しなどを一通りクリアしてきています。
つまりコーチとして稼げるようになることで、クライアントの抱えている心理的な悩み、成功できない状態に対して、解決すべきポイントや、何が問題なのかということに関する答え、改善する手法などを知っている状態になるのです。
いわば、クライアントのQuestionに対してコーチがAnswerを持っている状態ということですね。
「コーチングは教えてはいけない」ということを頑なに信じている人には受け入れがたいと思いますが、クライアントが今成功できていないとしたら、クライアントの内側に成功するための答えはありません。
つまり、どんなにクライアントの主体性に任せて内面を探索しても「いつもの成功しないパターン」しか出てこないのです。
よって、本気でその人を成功へ導こうと思うなら、コーチがクライアントの外側の答えを提供する必要があります。
コーチが成功していれば、どうしてそんなパターンにハマっているのか、どうすればそのパターンを抜け出すことができるかが手にとるようにわかるのですが、コーチ自身が成功していなければ、理解もできず、答えもわかりません。
セッションごとの経験値に差がある
稼げているコーチはセッション単価が高額です。
高額なのでクライアントも真剣ですが、コーチはより真剣です。
「これくらいでいいかな」という単価でセッションを提供することは、「これくらいの単価なら人に選んでもらえるし、自分にとってちょうどいい価値提供ができる」とラクをすることと同義です。
クライアントも安いセッションにはたいした期待をしないので、真剣に臨むことができません。
そのようなセッションを続けても、コーチ自身のレベルが上がりません。
ラクをできない、甘えの生まれない単価設定をすることで、セッションごとに得られる経験値も大きく向上し、その積み重ねが結果的にコーチの力量全体に影響します。
コーチングは副業のしやすい仕事ではありますが、本気で相手の人生を向上させようと思ったら、コーチ自身が甘えを捨てて本気で取り組まなければ、クライアントの成功にも繋がらないのです。
コーチは人を導くプロであるべき
コーチングコミュニケーションやコーチングスタイルは、職場やコミュニティ間における有効なコミュニケーション手段として今後も普及していくことでしょう。
しかしそれらと「コーチ」は一線を隠します。
コーチはコミュニケーションのプロではなく、人を導くプロであるというのが私の持論です。
そのため、コーチ自身がレベルを高め、目の前の相手の人生を激変させるようなパワーを持つこと。そのために自分自身が成長と成功を果たして、常に上の次元へ自分を高め続けること。
それがプロコーチとして在り続け、人を導くためには必要不可欠です。
「稼げる」ということは単にお金のやりとりのように思われがちですが、お金の授受は社会を動かす大きなエネルギーの流れそのものです。
稼げるコーチになるということは、つまり大きなエネルギーを扱えるコーチになるということあり、本当の意味で「人を支援し導くプロ」になることができるのです。
趣味やボランティアレベルなら、そこまでする必要はありません。
しかしプロを名乗るなら、すべてのコーチが稼げるようになるべきです。それは稼げるコーチが増えることで、そのコーチに引き上げられる人が増え、社会がより豊かになるからです。
ぜひあなたも、まずはコーチとしての成功を目指してくださいね。