こんにちは、ビジネス&ライフコーチの大場麻以(mai)です。
お金のブロックについては「ブロックが無い人はいない」と言っても過言ではありません。
それくらい、知らずに抱え、知らずに影響を受けるもの。
それがお金のブロックです。
今回はお金のブロックの外し方について、原因から具体的な解除ステップまで説明します。
お金のブロックとは?その正体とよくある誤解

「お金のブロック」という言葉を耳にしたとき、どんなイメージが浮かぶでしょうか。
「お金を受け取れない何か」
「無意識の壁」
「引き寄せがうまくいかない原因」
いずれも間違ってはいませんが、実際には、もう少し丁寧に捉える必要があります。
お金のブロックとは、一言でいえば「お金を受け取ることや使うことに対して、無意識な制限となっている信念」のことです。
それは過去の経験や刷り込みによって形成され、本人も気づかないまま、思考・感情・行動のすべてに影響を及ぼし続けています。
お金のブロック=「受け取り拒否」の無意識プログラム
例えば、こうした考え方に心当たりはないでしょうか。
- 「お金は汗水たらして得るもの」
- 「高額なサービスなんて、誰も買わない」
- 「人にお金をもらうと、申し訳ない気持ちになる」
これらはすべて、お金に対する「前提」として無意識に働いているプログラムのようなものです。
頭では「もっと豊かになりたい」と願っていても、深い部分では「そんなにお金を受け取ってはいけない」とブレーキをかけている状態。
これが、お金のブロックの正体です。
特に起業家やコーチ・セラピストなど、「無形サービスによって人から直接お金をいただく仕事」をしている方にとって、このブロックは現実の売上や集客に直結します。
お金のブロックを抱えていると、自分では気づかないまま、金額を下げたり、必要以上にサービスを盛ったり、自信なさげにオファーしてしまうことに繋がるのです。
意外と見逃されやすい「思い込み」との関係性
お金のブロックは、「お金そのもの」に対してではなく、「お金にまつわる人間関係」や「自分の存在価値」に根ざしていることが多いものです。
たとえば
- 「両親がお金のことでいつもケンカしていた」
- 「お金のある人は冷たい、というイメージを持っていた」
- 「自分なんて、もらうに値しないと思っていた」
こうした記憶や思い込みが、潜在意識に深く刻まれていると、お金を受け取ることがどこか「怖い」ものになってしまいます。
つまり、お金のブロックとは単なる「思考のクセ」ではなく、その人の人生観やセルフイメージに密接に関係しているのです。
ブロックがある人に見られる典型的な行動・口癖
お金のブロックがある人は、次のような傾向を持つことがよくあります。
- 「あとで払います」「支払いは後日でいいですよ」と言いがち(今使う/受け取るのが怖い)
- 金額提示のたびに申し訳なさそうな顔になる、あるいは言葉が詰まる
- 無料ならできるけれど、有料だと急に自信がなくなる
- 「本当にこの金額でいいんですか?」と確認されると動揺する
これらはすべて、お金のブロックが発動しているサインです。
しかし、これは「悪いこと」ではありません。
冒頭にお伝えした通り、「ブロックが無い人はいない」のです。
成功者でも、会社員でも、主婦でも、誰もが持っています。
なので、気が付いたときが、書き換えの始まりです。
この記事では今後、こうしたブロックの原因や仕組み、そして実際の外し方について、具体的に解説していきます。
まずは、「ブロックがある自分がダメなのではなく、ただ今は無意識のプログラムが作動しているだけ」だということを、静かに受け止めてみてください。
お金のブロックができる原因とは

「お金を受け取ることが怖い」「お金に罪悪感がある」
それは生まれ持った性格ではなく、人生のどこかで身についた“無意識の反応”です。
お金のブロックは、誰かが意図的に植えつけたものではなく、環境・経験・思考習慣の積み重ねによって、いつの間にか自分の内側に定着していったもの。
では、具体的にどのような背景から、こうしたブロックが形成されていくのでしょうか?
幼少期の刷り込み・家族の価値観
お金のブロックの多くは、幼い頃に家庭で見聞きした情報や話題によって形成されています。
たとえば、
- 「うちはお金がないから」と何度も言われて育った
- 欲しいものを言うと「わがまま」と否定された
- 親が自己犠牲的で、お金に関しても「我慢することが美徳」としていた
こうした環境では、子どもは「お金を欲しがってはいけない」「私は多くを望んではいけない」という前提を無意識に学びます。
それはやがて、「自分の価値に見合った対価を受け取ること」さえ、怖く感じる原因となっていくのです。
過去の失敗体験やトラウマ
過去にお金に関する痛みを経験したことも、強いブロックにつながります。
たとえば、
- 投資や起業で失敗し、自己否定の感情を味わった
- 高額商品を買って後悔し、「もう騙されたくない」と思った
- お金のせいで人間関係が壊れた経験がある
このような体験があると、「お金は危険なもの」「関わると傷つくもの」として、無意識に遠ざけようとする防衛反応が働きます。
つまり、“お金のブロック”というよりも、“過去の痛みを繰り返したくない”という自己防衛の結果なのです。
潜在意識レベルでの「恐れ」と「罪悪感」
お金を受け取ることに対して、理由もなく怖い・申し訳ないと感じる場合、そこには深い部分での「恐れ」や「罪悪感」が潜んでいます。
特に多いのが、
- 「私が豊かになったら、誰かが損をするのでは」
- 「私なんかが受け取ってもいいのだろうか」
- 「豊かになったら人が離れていくのでは」
こうした恐れや葛藤は、頭でいくら「大丈夫」と言い聞かせても、自動的にブレーキをかけてしまいます。
自分の中にある「豊かになることへの不一致」を見つめ、少しずつ修正していく必要があります。
集合意識や社会的な制限の影響
もう一つ見逃せないのが、「周囲の価値観」からの影響です。
たとえば日本社会では、
- 「お金の話をするのは下品」
- 「お金をたくさん持つ人は怪しい」
- 「人の役に立てば自然にお金はついてくるべき」
といった文化的な刷り込みが根強くあります。
これは個人の思考というよりも、集合意識的な前提とも言えるもので、気づかないうちに私たちの行動を制限しています。
ですが、「お金はツールであり、エネルギーの循環である」という本質に立ち返れば、受け取ることに罪悪感を感じる必要はありません。
むしろ、受け取ることができる人ほど、次に与えることができ、世界を循環させていく存在になれるのです。
このように、お金のブロックは単なる「心のクセ」ではなく、人生の深い部分と繋がっています。
では、こうしたブロックをどのように見つけ、どう外していけばいいのかを、ステップごとに整理していきましょう。
心理学・脳科学から見る「お金のブロック」

「お金のブロックがある」と言われても、どこか漠然としていて、つかみどころがない。
そんなふうに感じる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの章では、心理学や脳科学の視点から、お金のブロックがどのように私たちの内面に根づき、日々の行動に影響しているのかを解説していきます。
感情や価値観のような“目に見えない領域”も、脳のはたらきとして見ていくことで、現実的な理解と納得が得られるはずです。
脳は変化を嫌う|ホメオスタシスの罠
人間の脳には、「現状維持を保とうとする性質(ホメオスタシス)」があります。
これは命を守るための大切な機能ですが、ブロックを外そうとする時には“抵抗”として立ちふさがることがあります。
たとえば、今まで「月に10万円程度の収入」が当たり前だった人が、「月50万円を受け取る」という未来をイメージすると、脳はそれを「危険」と捉えるのです。
たとえポジティブで喜ばしい変化であっても、“慣れない状態”は不安を引き起こし、心と行動にブレーキをかけます。
これは意志が弱いからでも、才能がないからでもありません。
脳の機能として当然かつ正常な反応です。
この仕組みを理解しておくことで、「変化を避けたくなる自分」を否定することなく、優しくなれるのではないでしょうか。
思考→感情→行動のループ
私たちの行動は、思考(信念)→感情→行動という順番でつくられています。
たとえば、
- 「高い金額を提示すると嫌われるかもしれない」(思考)
- 「怖い・申し訳ない」(感情)
- 「値引きしてしまう・提案できない」(行動)
このように、信念が感情を引き起こし、感情が行動を選ばせているのです。
つまり、お金のブロックがあると感じるとき、ただ行動を変えようとしても難しいのは当然だということ。
根本の「思考」や「信念」の書き換えが必要だということです。
この仕組みを知ることで、行動の前に「どんな思考があるのか?」という視点を持てるようになります。
信念とセルフイメージが現実を決める
もう一つ重要なのは「自分はどんな存在か?」というセルフイメージです。
「自分はこのくらいの価値しかない」と無意識に思っていると、それ以上の金額や豊かさを自然に避けるようになります。
これは「上限設定」と呼ばれます。
たとえばこれは
- 収入がある程度増えた後に、なぜか大きな出費が起こる
- クライアント数が増えると、急に体調を崩してしまう
- 豊かさを感じた直後に、人間関係がギクシャクする
といった“無意識の帳尻合わせ”という形で現れることがあります。
現実は、「行動」だけでなく「在り方(セルフイメージや信念)」に強く影響されています。
だからこそ、現状を変えたいと願うなら、まずはどんな思い込みや制限が自分の中にあるのかを丁寧に見つめることが大切なのです。
こうした内面の構造を知ることで、自分の現実に起きている制限がことが“個人的な問題”ではなく、“誰にでも起こりうる自然な仕組み”だと気づくことができます。
そのうえで、「私は何を信じているのか?」「どんな現実を無意識に選んでいるのか?」を問い直していくと、自ずと現実も変化していくのです。
次の章では、実際にお金のブロックを外していくためのステップをご紹介します。
また、記事の最後には「自分の中にどんな制限があるのか?」を整理するヒントをご用意しています。気になる方は、そちらもぜひ活用してみてください。
お金のブロックを外す5つの解除ステップ

ここまでで、「お金のブロック」がどのように作られ、私たちの内面や行動にどう影響しているのかを見てきました。
ここからは、そうしたブロックを意識的に手放していくための具体的なステップをお伝えします。
すべてを一度に完璧にやろうとする必要はありません。
むしろ、日常の中で少しずつ、自分の在り方に問いを差し込んでいくことが、自然な変容につながっていきます。
① 今の自分の制限を可視化する
最初のステップは、「気づくこと」です。
今の自分がどんなお金の前提を持っているか、どんな言葉を使い、どんな感情が湧きやすいか。
普段の思考や行動の中にある“当たり前”を、一度立ち止まって眺めてみましょう。
たとえば
- お金を受け取る場面で、どんな気持ちになるか
- 高額な商品を目にしたとき、どんな言葉が浮かぶか
- 自分のサービスに値段をつけるとき、どんな制限を感じるか
この段階では、修正したり、変えようとしたりしなくても大丈夫です。
まずは「気づき、観察する」ことが、すでにブロックを緩める大きな一歩です。
② 過去の体験をリフレーミングする
多くのブロックは、過去の経験に意味づけをした結果として、無意識に定着しています。
たとえば、「高額な商品を買って後悔した」という体験が、「私は判断を誤る」「お金を使うと後悔する」といった信念につながっていることがあります。
このとき重要なのは、「過去の出来事の意味を、今の自分が新たに選び直す」ことです。
- あの体験から、私は本当は何を学んでいたのか?
- あの時の自分に、今の私なら何と声をかけるだろう?
- あの経験があったからこそ、今どんな気づきがあるか?
記憶は変えられなくても、「意味づけ」はいつでも自由に変えることができますね。
③ 自分の価値と貢献を言語化する
お金を受け取ることに抵抗があるとき、根底にあるのは「自分の価値への不信感」であることが少なくありません。
そこで、このステップでは、「自分がどんな価値を提供できるのか」「どんな人の役に立っているのか」を自分の言葉で言語化していきます。
- 自分は何をしているときに、人に喜ばれているか?
- どんなときに「ありがとう」をもらってきたか?
- お金を払ってでも得たいと思ってくれる人がいるとしたら、どんな価値を受け取っているか?
こうして自分の価値に意識的になることで、「受け取ること=与えることの結果」だと実感できるようになります。
④ 潜在意識を書き換えるアファメーション
思考の土台にある「前提」を書き換えるには、繰り返しの力を使います。
そのために有効なのが、「意図を込めたアファメーション(肯定的な言葉)」です。
ただし、ここで大切なのは、「心からしっくりくる言葉」であること。
たとえば
- 「私は、自分の価値にふさわしい豊かさを、今ここで受け取ります」
- 「お金は愛と感謝の循環。私はその流れの中にいます」
- 「私は、人に与え、人から受け取り、自然に豊かさを育んでいます」
言葉は潜在意識の土壌にゆっくりと染み込んでいきます。
毎日、目につくところにこうした言葉を貼っておいたり、ビジョンボードにして飾ったり、声に出して唱えたりすることで、少しずつ自分の内面が整っていくのを感じるでしょう。
⑤ 新しい行動に小さく挑戦してみる
内面が整ったら、最後のステップは「行動」です。
ただし、いきなり大きな変化を求めなくても構いません。
“いつもの選択”を、ほんの少し変えてみることが大切です。
多くの人はすぐに大きなお金を受け取ろうとして、一足飛びでの劇的な変化を狙おうとします。
しかし先述の脳の防衛機能・ホメオスタシスによって、すぐに揺り戻しが起こるものです。
そのため、ベビーステップから入るようにしましょう。
例としては
- 価格の提示を、いつもより堂々と伝えてみる
- 感謝とともにお金を受け取ってみる
- これまで躊躇していたサービスを「やってみる」だけ決めてみる
行動を通して「受け取っても大丈夫だった」「案外うまくいった」という体験が積み重なることで、内側の前提も、より現実的に書き換わっていきます。
これら5つのステップは、どれもシンプルですが、本質的なものです。
そして、繰り返すほどに、自分の内側の信念や在り方がゆるやかに変わっていくのを感じられるはずです。
なお、記事の最後には「自分にどんなブロックがあるか?」をチェックできる問いと解説をまとめています。
今のご自身の状態を丁寧に見つめるヒントとして、ぜひご活用ください。
次では、より日常に落とし込みやすい実践的なワークをいくつかご紹介していきます。
頭で理解するだけでなく、変化していくプロセスを体感していけば、「これが豊かになるための道なのだ」と予感が確信に変わることでしょう。
実践ワーク|1日10分からできるブロック解除習慣

お金のブロックを外すためには、「思考」「感情」「行動」のすべての側面にアプローチしていくことが効果的です。
とはいえ、忙しい日々の中であれもこれもは難しいもの。
そこでここでは、1日10分から無理なく続けられるワークを3つご紹介します。
どれもシンプルですが、続けることで自分の内側が変化していくのを実感できるはずです。
ジャーナリングでブロックと向き合う
1つ目は、ノートに自分の内面を書き出す「ジャーナリング」です。
自分の思考や感情をそのまま言葉にすることで、無意識の中にあるものが意識に上がってきます。
書き出す内容の例:
- 今日、どんな場面でお金に関する不安や抵抗を感じたか?
- 「もし本当はお金をもっと受け取りたいとしたら、それを妨げているのは何か?」
- お金を持っている人や、自分に投資してくれる人をどう感じるか?
ポイントは、「良い・悪い」や「正解」を求めないこと。
ただ、浮かんできた言葉を正直に書き出すだけで、自分の思考のクセや感情のパターンに気づけるようになります。
お金にまつわる言葉を書き換えるワーク
2つ目は、「お金に関する言葉」を書き換えるワークです。
私たちが普段、無意識に使っている言葉には、その人の思い込みや前提が表れています。
まずは、自分が口にしがちな言葉を挙げてみましょう。
言葉の例:
- 「そんなお金、払えないよ」
- 「高いなあ…」
- 「もっと安くなったら買うのに」
次に、それらを自分にとって心地よく、現実を前向きに動かす言葉に変換してみます。
書き換えの例:
- 「今はまだ手が届かないけれど、いずれ受け取れると信じている」
- 「それだけの価値があるんだな」
- 「どうしたらそれを受け取れる自分になれるだろう?」
言葉が変わると、思考と感情も自然に変化していきます。
何度も繰り返すことで、潜在意識の土台そのものが書き換えられていきます。
「受け取り力」を高める3つのセルフケア習慣
最後に紹介するのは、日常の中でできる「受け取る感覚」を育てるセルフケアです。
お金に限らず、「受け取る」ことそのものにブロックがある人は多くいます。
そんな方は、次のような小さな“受け取りの練習”から始めてみてください。
- 人からの褒め言葉や感謝を、素直に受け取ってみる
「いえいえ」ではなく、「ありがとう」とだけ返す練習をする。 - 小さな贈り物・サービスを、遠慮せずに受け取ってみる
例:おごってもらう、誰かの親切に「ありがとう」と言うだけで受け取る。 - 毎日、自分に「豊かさを与える」時間をつくる
例:好きな飲み物をゆっくり味わう、音楽や香りで自分を満たす時間をもつ
お金のエネルギーは、“自分が受け取ることを許しているかどうか”によって流れ方が変わります。
だからこそ、まずはお金ではない形での「受け取り」に慣れていくことが、無理のないステップになります。
こうしたワークは、必ずしも毎日すべて行う必要はありませんが、続けてこそ効果を体感していくものです。
その日の気分やタイミングに合わせて、ピンとくるものから試してみてください。
記事の終盤には、これらの習慣をさらに深めるためのヒントをご紹介しています。
自分に合ったアプローチを見つける助けになるはずですので、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
ブロックを手放した人の体験談

お金のブロックは、多くの人が無自覚のまま抱えているテーマです。
しかし、それを意識的に見つめ、向き合い、手放していくことで、現実は確実に変わっていきます。
ここでは、実際に私のサポートを受けながらブロックを外し、ビジネスや収入に大きな変化を起こした方の体験をご紹介します。
「お金の問題は一生ついて回る」と思い込んでいた男性コーチの変化
ビジネスの経験も浅く、当初は月に5〜10万円ほどの売上だったコーチの方の話です。
お金にまつわる過去の痛みが強く、ある時には大切な人から大金を騙し取られるという出来事も経験していました。
その体験から、「どうせまた失う」「自分は稼げるタイプじゃない」と深く信じ込んでいたのです。
そんな中、サポートを通じて取り組んだのは、「お金を受け取ることへの恐れ」に正面から向き合うことでした。
「どうして受け取ることが怖いのか?」
「お金がある自分に、どんな危険を感じているのか?」
「“お金=失うもの”という前提を、書き換えることはできるか?」
こうした問いを重ねながら、自分の中の信念を一つひとつ見つめ直していきました。
同時に、マインド面だけでなくビジネスの構造そのものも整えていくことで、少しずつ収入が安定し、ついには10ヶ月で月商100万円を達成。
今では「一発屋で終わらない自信がある」と、地に足のついた豊かさを実感していらっしゃいます。
こうした変容は、特別な才能や派手な戦略から生まれたものではありません。
自分の内面と正直に向き合い、受け取ることを“許す”という意識の変化こそが、最も大きな転機だったのです。
「自己流で限界を感じていた」女性起業家の飛躍
ビジネス歴数年、すでに一定の売上は出せていたものの、「どこか頭打ち」の状態に悩んでいた女性起業家さん。
自分のスタイルにこだわるあまり、必要以上に遠回りし、どこかで「私らしさを守ること」と「受け取ること」が分離してしまっていました。
実はその裏にあったのが、「本質を伝えたい」という強い想いと裏腹に、「伝えたら離れられるかもしれない」という無意識の恐れ。
「お金をいただくために自分を売り込む」という感覚がどこかで引っかかっていたのです。
そのブロックに気づき、「届けたい想いがあるからこそ、適切に受け取っていく」ことの重要性を体感したことで、ビジネスは一気に拡大。
年商はわずか1ヶ月で3倍となり、今では自分らしさを損なうことなく、受け取る器を広げて活動されています。
「時間もお金もない」が口ぐせだったコンサルタントが2ヶ月で月商200万円超え
最後にご紹介するのは、「時間もお金もいつもない」と思い詰めていたコンサルタントさんのケースです。
もともとコンサルタントとして安定的に仕事は入っていたものの、
「売れているはずなのに、自由がない」
「どれだけ働いても、満たされない」
という慢性的な疲労と焦りを感じていらっしゃいました。
そんな彼女が変わったのは、「受け取り拒否のクセ」に気づいたことがきっかけでした。
- 常に与える側に立っていないと不安
- 感謝されることが目的になり、自分のための豊かさを後回しにしていた
- 他人と比較して落ち込み、焦ってさらに無理をする
これらの無意識のパターンを一つずつ手放していった結果、わずか2ヶ月で月商200万超えを達成。
ビジネス面でもマインド面でも、驚くほどの変容を遂げました。
「maiさんといると、自分では見たことのない景色が見える」
と仰っていただけましたが、彼女が自分自身の可能性をまっすぐに受け取れた証です。
ここでご紹介したように、お金のブロックは決して“特別な人”だけが抱えているものではありません。
誰の中にも存在し、そして誰の中にも外していける力があるということが、これらの事例からわかるのではないでしょうか。
とはいえ、ブロックの解除は一朝一夕ではありません。
ここでご紹介した事例も、結果だけ見れば華々しいものですが、それはいくつもの落とし穴を乗り越え、不都合なことにも逃げずに向き合った結果なのです。
最後に、「それでもなかなか外れない」と感じる方のために、よくある落とし穴とその対策について見ていきましょう。
それでも外れないときは?よくある落とし穴と対策

これまでの章で、お金のブロックを外すためのステップや、実際に変化を起こした方々の事例をご紹介してきました。
けれども中には、
「ワークもしているのに変わらない」
「気づいているのに、手放せない」
と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
その結果としてセミナージプシー、ノウハウコレクターになってしまい、迷子から抜け出せない人も少なくありません。
ここでは、そうした“つまずきポイント”をあらかじめ知っておくことで、安心して進み続けるためのヒントをお伝えします。
「まだ残ってる」と自己否定してしまうケース
お金のブロックは、感情の層や記憶の深さによって、段階的に浮かび上がってきます。
あるテーマに気づいて手放したと思っても、しばらくすると似たようなテーマが再浮上することもあるでしょう。
そんなとき、「私、やっぱりダメなんだ」「また同じところでつまずいてる」と、無意識の自己否定に入ってしまう方が少なくありません。
けれども実際は、「気づきが深まっている」「もっと繊細かつ深層の意識のレイヤーに届いている」証拠であることが多いのです。
変化のプロセスは、階段を一段一段上がっていくようなもの。
繰り返しは“後退”ではなく、“統合の深化”なのだという視点を持って、自虐や自罰に陥らないことが大切です。
完璧主義が邪魔してしまうケース
「ちゃんとブロックを外さなければ」
「全部外れてからじゃないと前に進めない」
そう思えば思うほど、変化のスピードは鈍ってしまいます。
本来、心の解放は“緩む”ことで起こるものです。
完全に外すことを目指すよりも、「揺れてもいい」「途中でも進んでいい」という柔らかい在り方の方が、むしろ自然と変容が進むことが多いのです。
「今の私にできることを、今日1つだけやってみよう」
「ワクワクするから、これだけに集中してみよう」
「今日は何もきにせず、好きなことだけをやろう」
そんな一歩の積み重ねが、結果的に大きな変化を運んできます。
無理に手放そうとすると逆効果になる理由
「ブロックを外したい」と強く願うとき、それが時に“抵抗”を生んでしまうことがあります。
たとえば、「こんな思い込みは早くなくさないと」と急かすようなエネルギーは、自分の内側にある“恐れ”や“不完全さ”に蓋をする形になりやすいのです。
本当に手放しが起こるのは、「そのままの自分を認めたとき」。
「怖いと思っている自分もいていい」
「まだ受け取れないと思っている部分も、あっていい」
そうした深い自己受容が訪れたとき、結果として、ブロックは自然に緩み、柔らかくなり始めるのです。
お金のブロックを外すとは、ただ金銭的な制限を取り除くことではありません。
それは、自分という存在を、これまで以上に深く受け入れ、自由にしていくプロセスでもあります。
それは人によっては、人生の総決算を行うでもあり、フタをして残してきた人生の課題を再度拾いに行くということでもあります。
しかし、向き合いmクリアできる準備が整ったからこそ、気付きが起こるということを、ぜひ覚えておいてください。
お金のブロックを手放すことは「自分を自由にすること」

ここまで読み進めてくださったあなたは、すでにお金のブロックに対する“気づき”の感度が高まっているはずです。
大切なのは、この気づきを一過性のものにせず、日常の中での“気付きと解除を繰り返すこと。
お金のブロックとは、お金だけの問題ではありません。
それは、「私がどれだけ自由に、どれだけ深く自分を受け入れられているか」を映す鏡でもあります。
あなたは、どんな言葉を自分にかけてきたでしょうか。
どんな前提を、当たり前のように信じていたでしょうか。
そしてこれから、どんな現実を、自分に許していきたいでしょうか。
その選択は、いつでもあなたの手の中にあります。
その選択を、今までの自分の基準で選ぶのではなく、ブロックから解除された自由な自分として選び直すこと。
この選択の連続が、お金のブロックという形のない、けれど確かにそこにある固いエネルギーを手放していくことに繋がるのです。
今のあなたに必要な問いを、静かに振り返る時間を
もし今、
- 自分の中にどんなブロックがあるのかを整理したい
- 無意識の前提に、より深く気づいていきたい
- お金を受け取ることへの抵抗感を丁寧に見つめてみたい
そんな思いがある方には、記事の最後にご紹介している「お金のブロックテスト」を活用してみてください。
日常のなかでふと気づきを得たり、感情の揺らぎを受け止めたりする“内省の土台”として、多くの方が取り組みやすい形に整えてお渡ししています。
このテストをきっかけに、あなたの中にある本来の受け取り力が、少しずつ目を覚ましていくことを願っています。
私も大きなお金のブロックを外してきました。
その結果、たくさんの最高の景色を見ることができるようになりました。
今度は、あなた自身がその“最高の景色”を見る番です。
この記事と「お金のブロックテスト」を通して、あなたが “もっと自由になれる”という可能性を発見する助けになれば幸いです。
