こんにちは、ミリオンコーチ育成専門家のmai(@maimecc)です。
「私は本気です」
「私は覚悟があります」
言うだけならとても簡単です。
実際のところ「本気です」と言っている人に宿題を渡しても、次のセッションになったときに「できていません」「やっていません」という人はとても多いのです。
何事もそうですが、その人の行動以上に真実を語るものはありません。
つまり、本気だと言いながら行動しない人は、本気ではないのです。
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今の自分のままでは達成できない
そうは言っても、すべての人が本気でなくてはならない、というわけではありません。
現状維持、もしくは小さな成長の積み重ねの中で生きていくことを望む人からすれば「本気になる」ことは重たくて億劫なことに聞こえることでしょう。
ただ、大きな目標を達成しようと思ったら、「本気」であることは必要不可欠です。
では大きな目標とはなんでしょう?
具体的には、「今の自分のままでは実現できないこと」を指します。
たとえば、
太っている人が痩せること
英語が苦手な人が英語を話せるようになること
初心者が大会やコンテンストで賞をとること
稼げない人が稼げるようになること
「今の自分のままでは実現できないこと」を実現するには、自分のそれまでの環境、価値観、考え方、人間関係、行動をすべて変えていく必要があります。
でも、それらを変えていける人は多くはありません。
多くの人は「今の自分のままで」「実現できたら “いいな”」と思う程度で終わります。
はっきり言って「できたらいいな」というマインドで物事を達成することはできません。
願うだけでは痩せられるでしょうか?
寝て覚めたら英語が話せるようになるでしょうか?
ちょっとした努力で初心者が大会で勝てるでしょうか?
立派なビジョンを掲げれば稼げるようになるのでしょうか?
違いますよね。
今の自分が実現できていないことは、今の自分のままでは永遠に実現できないのです。
ですが、本気でない人は今の自分から変わらずに物事を達成したがります。
嘘は人を遠ざける
「本気です」と言いながら行動をしないと、言葉が嘘になります。
本人には嘘をついているつもりがなかったり、罪悪感がなかったとしても、本気で物事の達成をめざしている成功者から見れば大嘘に映ってしまうのです。
するとどうなるかというと、あなたの周りにいる成功者がいたとしても、あなたにアドバイスしてくれなくなります。
「どうせ本気じゃないんだろうな」
「どうせ行動しないんだろうな」
「関わっても時間の無駄だな」
このように思わせてしまうからです。
物事達成するには、成功している人からのマインド面、知識面、行動面のアドバイスが必要不可欠です。
なぜなら、成功するマインドと正しい行動が揃わなければ目標を達成できないからです。
プロのスポーツ選手が、勝つためのマインドと適切なトレーニング方法を知らずに成果を出せないのと同じです。
それなのに、本気ではないのに「本気です」と嘘をつくことで信頼を墜とし、成功者からアドバイスをもらうチャンスを永久に逃してしまう可能性があるということなのです。
言い訳を捨てることが「本気」への第一歩
時間がない、お金がない、人脈がない、スキルがない、実績がない、自信がない……
もしあなたが大きな目標を達成したいと願っているなら、こうした言葉たちは、その背景にどんな事情があったとしてもすべて言い訳です。
厳しい言葉に感じるかもしれませんが、成功している人から見れば当たり前の考え方です。違和感も、抵抗感も、厳しさも特に感じるものではありません。
もしあなたがこの言葉を「厳しい」と感じるとしたら、それはあなたのマインドが成功できるマインドとして整っていないからであると言えます。
本気ではないクライアントは、たとえば「モチベーションが上がらない、その目標や行動が心にしっくりこない」と、行動できない理由をもっともらしく表現する方もいます。
でも私から見れば、ただ本気でめざすほどの目標ではないんだな、としか感じません。
行動できない、変化できない言い訳は、劣等感やプライドの高さから生まれます。
心のどこかで自分に自信があるから、成功していない自分の価値観のままでなんとかしようとするのです。
私もそうしたコーチの方は話せばだいたいわかります。
たとえクライアントだとしても、本気ではない人を相手にすると自分のエネルギーも下がるので、本気でないコーチを支援したり、クライアント関係になることは避けています。
あなたももし成功したい、大きな目標を達成したいと考えていたら、言い訳を捨てて、正しい行動意味のある変化を遂げることをめざしてくださいね。