こんにちは、プラチナマインド®️コーチのmai(@maimecc)です。
ビジネスをしていれば多くの人が売上目標を持っていると思います。
しかしその売上目標を達成しようとして「何をしても上手くいかない」「なんだか違和感がある」「順調だったのに体調を崩してしまった」という上手くいかない経験をすることもあるでしょう。
もちろん理想の結果を得るために、上手くいくまでやる、あらゆる試行錯誤、あらゆるリソースの投資を厭わない、という「覚悟」のもとで行動することは、言うまでもなくとても大切です。
しかし、人生を長期的な目線で見た場合、目先の利益にこだわらないほうが結果的に幸せな人生を送れる、ということもあります。
ただ、「そうは言っても売上も大事」ですよね。わかります。
売上の成長と魂の成長、両立するにはどうしたらいいのでしょうか?
売上の成長と魂の成長を両立するための2つのルート
身も蓋もないのですが、売上の成長と魂の成長を、最終的に両立していきたいと考える場合は、2つのルートがあります。
「まず売る」ルート
このルートを進む人、あるいはこのルートですでに一定売れた人というのは「売れなきゃ困る、どうしても稼ぎたい、どうしても自由になりたい。そのためにはどんな苦労も苦労と思わずやり切る」という非常に切実な人たちです。
ちなみに私の場合はこのルートでした。
たとえばブラック企業勤めからどうしても抜け出したかったり、シングルマザーだから稼ぐ力が必要だったり、来月の家賃も払えるか怪しいから絶対に成功しないといけなかったり、「自分の理想からかけ離れた現状をどうしても許容できない」、という人たちですね。
こういう方々は、まずどんなジャンルでも売上を出します。なぜなら後がないからです。
やはり「覚悟が違う」と言ったところでしょう。
しかし一定の成果を上げて成功したあと、「これ以上稼いでも幸せになれるわけではなさそう」「いつまでこれを続けたらいいのだろうか」と現状に疑問を持つ場合があります。
そこから「ただ稼ぐだけじゃなく、自分の人生の目的や天命に沿ってビジネスを育てていきたい」と方向性を定めることができれば、魂の成長、アセンションにシフトしていくことになります。
「売りながら」ルート
「売りながら」ルートを進む人というのは、比較的「現状にそこまで困っていない人」が多いです。
好きなことでお金をいただく道を探求しながら、生活費か、生活費の足しとなる売上を獲得し続ける
→売上ゼロスタートから売上の成長と魂の成長を両立していく
このルートが適していれば、現状に不満がない人たち。
たとえば会社に不満がない、自分でなくとも稼いでくれる相方や家族がいる。
つまり「稼げたら稼げたで嬉しいけど、稼げなくても別に困らない」という人たちです。
その場合は、そもそも血眼になってビジネスをやる必要はありません。
今ある環境に感謝し、お金と時間を贅沢に使いながら、自分のペースで売上の成長と魂の成長を並行させていくことができます。
とはいえ、魂の成長が大きくなるにつれ、お金や売上、物質に興味がなくなってしまうので、もしかしたら高額な資産を築くことができないかもしれません。
それはネガティブなことではなく、今すでに満たされている自分に気がつき、「資産を築く必要性を感じなくなってしまう」ということです。
しかし魂の成長、アセンションにシフトすることは「自分の望む現実を自由に創り出すことができる」ということなので、最終的には願望実現をしながら次元も上昇させていくことができます。
どこまで目覚めればエゴなく願望を叶えられるか
願望のほとんどはエゴであり執着です。
多くの願望は「満たされていないことへの不安や不満、欠乏感、焦り」というものがベースにあるからです。
なぜたくさん稼ぎたいのか?
将来が不安だから。まだ足りない気がするから。
なぜその贅沢をしたいのか?
それ=外部要因が自分を満たしてくれるから。
これらがエゴであり執着ですね。
「まず売る」ルートでは不安や不満を起爆剤として稼げるようになるわけですが、それを長く続ければ心の歪みが大きくなっていきます。
なぜなら貪欲に売上を追求していくための「理由」となる不安や不満を、わざわざ見出すようになり、いくら稼いでもその不安や不満には終わりがないからです。
売上の成長と魂の成長を両立する条件
しかし一方で、売上の成長と魂の成長を両立させることは可能です。
これはどういう状態かというと、「エゴや執着なく、叶えたいことを叶える」ということです。
そもそも宇宙は「これはエゴだから叶えません」「これは執着だからNGです」という選別をしているわけではありません。
エゴや執着の願望が叶わないのは、もっとも優先的に叶えられるのは願望が言語化される前の「前提」だからです。
たとえば「将来が不安だからもっとお金を稼ぎたい」と思ったとき、もっとも優先的に叶えられるのは「お金がないと不安な将来」が叶います。
「裕福になりたい」と思ったとき、「裕福ではない今の自分」という前提が強調されて叶います。
「もと売上を伸ばしたい」と思ったとき、「あの人ばかり自分より稼げていて羨ましい」という前提があれば、「他人と比較して”劣る自分”」という前提が叶うのです。
だからこそ、この「前提」がクリアになるかどうか。
これが売上の成長と魂の成長を両立できるかどうかに、もっとも深く関わります。
「前提」をクリアにする道が統合である
この「前提」をクリアにする方法は、世の中には色々あります。
これらは中でもメジャーな方法だと思います。
しかし本当に本質を追求していくにあたり、もっともシンプルで効果的なのは「統合」であり、「統合」を積み重ねながらアセンション(次元上昇)にコミットしていくことです。
残念なことに、「統合」がシンプルながらそこまで世に広まっていないのは、これがスピリチュアルという避けられがちなジャンルの考え方だからです。
統合とは、簡単に言うと、あらゆるものを生み出す「宇宙の源」とその「分御霊である自分」を統合していくという考え方。
それはつまり、「自分はあらゆるものを生み出す源の一部なのだから、すべての現実はもちろん自分が創っている」という考え方です。
しかしこの意識が腑に落ちるには、他人や世の中にせいにしたり、同業者に嫉妬したり、世の中のゴシップを批判したり、災難を嘆いたり、上手くいかない自分を憐れんだり……という意識をすべて外していく必要があります。
そうしたネガティブな意識を外していくのが「統合」というプロセスなのです。
そしてこの統合が進んでいけば、意識が次元上昇していくため、アセンションという魂の成長に沿うことになります。
しかも願望のバックグラウンドに不安や不満が根付かなくなるので、「前提」がクリアになります。
そうなれば、エゴや執着なく願望を放ち、それを当たり前に叶えることができるようになるのです。
これが、「売上の成長と魂の成長を両立する」ということであり、その実態は一言で表すなら「アセンションにコミットすること」であると言えるでしょう。
アセンション最優先の在り方
アセンションにコミットする、と言われると「売上を蔑ろにしろということなのか」と少し大変なことのように感じるかもしれません。
しかしそんなことはなく、むしろアセンション最優先の在り方というのは、すべてが最善へと最適化する在り方でもあります。
なぜなら私たちのアセンションは、地球のアセンションの助けになるからです。
つまりアセンション最優先の在り方の魂は、地球にとっても貴重なので、寿命を終えることをのぞいて「生きていける」ように最適化が起こるということですね。
つまり今までの「目が¥マーク」な在り方や、売上に一喜一憂する在り方自体は卒業していく必要がありますが、だからと言って売上が犠牲になるわけではないのです。
売上の成長と魂の成長の両立、もしそれがあなたの本質にしっくりきたり、ちょっとワクワクしたりするとしたら、その道に進むサインです。
アセンション最優先でビジネスで遊び、自分を満たし、周りを満たし、存在そのものが周りにとってのパワースポットとなるような在り方を目指してみてくださいね。
人一倍の労力で高額を売り抜き、経済的・時間的な余裕を獲得する
→売上ゼロを100にしてから売上主義を手放し、魂の成長の道にシフトする