こんにちは、ミリオンコーチ®育成専門家のmai(@maimecc)です。
個人でビジネスをしていると、華々しい活躍をしている同業者の投稿が目につきますよね。
ハイブランド品を持っている写真、豪華なパーティをしている写真、自分のクライアントさんよりも高い成果を出しているお客様の声、自分のところよりも高い年商……
それを見て、つい自分と比較したり、嫉妬したり、批判的な目で相手を見たり、
とにかくライバル起業家を見ると、心がザワザワする、モヤモヤする
という人が少なくありません。
同業者への嫉妬はマインド成長のチャンス
実は感情が大きく動くような出来事というのは、マインドが成長する大きなチャンスです。
目の前の同業者、ライバルを見たときのザワつく感情との向き合い方は、成幸と廃業への分かれ目であると言っても過言ではありません。
なぜなら同業者への嫉妬というのは「そのとき」だけではなく、だいたい常日頃から発生しているものだからです。
ザワザワする感情との向き合い方は2段階
同業者を見たときの感情への向き合い方は2段階あります。
第1段階は、いわば物事の捉え方を変える、物の見方を変えるというアプローチです。
第1段階だけの捉え方を取り入れるだけでも心は安らかになります。
しかしこれだけだと、自分の感情を理屈でコントロールしようとするのでマインドの成長というところまでは結びつきません。
なので、喉元過ぎて熱さを忘れた頃に、また別のライバル起業家を見てザワザワが再発します。
第2段階目は、量子力学やスピリチュアルな観点を踏まえたアプローチです。
第1段階と比べると、わからない人には1ミリもわからない、わかりたくないレベルの内容になります。
なぜなら曖昧で抽象的な話を、論理や理屈ではなく抽象的な感覚として捉えていく世界だからです。
ですが、実は私もこう見えて昔は人と比べて自分を下げたり、嫉妬や落ち込みを押さえられなくて悩んでいた時期がありました。
しかしそんな私も今は、順調そうな同業者を見ると、むしろとても嬉しい気持ちになったり、有難さを感じ、温かい気持ちになります。
駆け出しの人を見ても、ベテランの人を見てもです。
もちろん、決して無理してそう感じる努力をしているのではなく、心の底から素直に喜びの感情が湧き上がってくるのです。
私がここまで成長することができたのは、第1段階を超えて、第2段階の領域で当たり前にビジネスができるようになったからでもあります。
まずは情報を受け取る素直な心を持つ
そうは言っても、量子力学やらスピリチュアルやらというのは、よくわからない怪しいものだと感じるかもしれません。
でも、もし実際にあなたの問題の解決のヒントになるとしたら?
思い悩みザワつく時間が、毎日5分減るとしたら、1年で30時間もの時間を無駄にせずに済むということになります。
これからのビジネスを永く楽しく軽やかに楽しみ続けるためにも、第2段階の考え方は必ず大きな効果を発揮します。
そのためにも、まずは素直な心を持って、この記事を読んでください。
腑に落ちなくても、そういうこともあるかもな、そうだったらいいな、と思っておくだけでも、あなたの今後の人生の可能性は大きく広がります。
単純に、素直な人ほど売上も伸びますからね。
ではそれぞれ説明します。
第1段階:同業者・ライバルに対する現実的解釈
まずは現実的な解釈について説明します。
誰と比較しているかがあなたのレベルの目安
比較できる相手というのは、基本的にあなたと近しいレベルの相手であるということです。
あなたとレベルが乖離している場合は、憧れたり鼻についたりすることはあっても、尾を引くように心がモヤついたりザワついたりすることは先ずありません。
つまり、多少のレベルの上下はあっても、射程圏内だからこそ比較してしまうということです。
私も同業者と比較してしまっていた時期はありましたが、自分が成長すればするほど、視界に入る相手のレベルもどんどん変わっていきました。
そういう意味では、「どんな人を見て心が揺さぶられるのか」は、あなたの今のレベルを測る貴重なバロメーターになるのです。
視界に入る同業者は、自分を知るための指標と言えるかもしれません。
同業者が増えることが喜ばしい理由
そもそも同業者が活発なことは、何も悪いことではありません。
活躍している同業者やライバルが少ないマーケットというのは、需要も供給も少ないマーケットということです。
つまり活躍している(=売れている)同業者が多いということは、そこに多くの需要があり、お金も人も活発な動きがあるということです。
それはつまり、誰にでも成果を挙げるチャンスがあるということ。
あなたのビジネスがより簡単に上手くいきやすい証拠です。
そして同時に、仮に上手くいかないなら他の誰のせいでもなく、自分だけの原因であるということです。
成果は自分次第であるというのは、どんな領域にも言えることではあります。
しかし同業者に売れている人が多いのは、同業であるあなたのビジネスも成功率が高いということなのです。
ライバルの顧客はあなたの顧客ではない
そして「ライバルや同業者とクライアントの奪い合いになる」ということはまず発生しません。
コーチングやコンサルティングといった無形商品は、仮に同じ業界で似たような商品であっても、「どんな人が売っているのか」で全く異なる商品になります。
形がなく、対人支援というサービスだからこそ、顧客層が被るということはほぼありえないのです。
なぜなら、人には好みがあります。
男性にサポートしてほしい人もいれば、似たような境遇の人にサポートしてほしい人もいます。
華やかな成果を上げている人に近付きたい人もいれば、頑張れば手が届きそうに見える人の指導を受けたい人もいます。
コーチのキャラクターは十人十色です。
「何に惹かれるか」が最終的な購入の決定打になる以上、「同業が多いから自分のクライアントがいなくなる」ということは起きません。
同業が多かろうと少なかろうと、来る人は来るし、来ない人は来ないのです。
ザワつくなら相手のマーケティングが成功してる
あなたから見れば自然体で上手くいっているように見える人も、必ず意図をもって発信をしています。
意図とは、「悩みを持つ見込み客にこう思ってほしい」というマーケティング的な意図です。
集客におけるSNSマーケティングにおいては、悩みや課題を持つ相手の感情を動かすことを目指しきます。
たとえあなたが相手の見込み客ではないとしても、ライバルの投稿を見てザワつくなら、相手のマーケティングが成功しているということです。
相手の何を見てどう感じたのか、自分の感情を観察して分析することは、自分の集客にも活かすことができることでしょう。
第2段階:同業者・ライバルに対する高次元的解釈
続いて高次元的解釈について説明します。
説明のアプローチは引き寄せの法則、量子力学など様々ですが、今回は比較的受け入れやすい量子力学、エネルギー観点で説明します。
同業者・ライバル起業家は虚像である
私たちは現実を観測しているのではなく、観測するから現実が発生しています。
先に現象があるのではなく、まず意識ありきなのです。
観測するまでは、現象の構成要素である素粒子はバラバラで、存在が確定していない状態です。
しかし観測した途端、することでバラバラだった素粒子が収束し、パソコンや机、道路や植物、同業者やライバルに成っているということです。
観測してから数ナノ秒後には現象として収束しているので、収束の過程を認識することはできません。
意識した瞬間、ほぼ同時に結果は収束しているということです。
つまりあなたが観測している同業者やライバルは、あなたが観測するからそこにいるということが言えます。
無意識であれ意識的であれ、あなたが自分のビジネスが脅かされるような驚異的なライバルたちを意識しているから、そういう人物たちがあなたの現実に存在しているのです。
もっと言えば、すべてがあなたの意識の産物、観測の結果である以上、あなたが観測しているものはすべて、あなた自身であるとも言えるのです。
そもそもなぜそれを観測しているのか
目に入るライバルや同業者に対して、どんな感情になるかがあなたの意識を表しています。
嫌な気持ちになる、批判的な目を向けてしまう、どうせ自分なんかと落ち込む……
怒り、焦り、嫉妬、悲しみ、無力感。
その感情の正体は、人や状況によって様々かもしれません。
しかし、その感情がまず最初にあって、後から同業者を創り出していると考えたらどうでしょう。
そもそも、周りに置いかれないようビジネスを成長させなければと思い込んでいたら?
そもそも、自分や自分のサービスを価値の低いものとして見做していたら?
そもそも、同業者の存在によってビジネスの進退が決まると思い込んでいたら?
そうした思い込みが先に存在して、その思い込みが同業者という現実を創り出しているのです。
決して、同業者やライバルが、あなたの意識とは全く無関係なところで勝手に発生したわけではないのです。
観測結果を変える方法
ではどうしたらその現実を変えられるのか?
答えは簡単で、意識・考え方・在り方……つまりマインドを変えれば良いのです。
ここでよく潜在意識を変えましょうというアプローチがありますが、私はあまりおすすめしません。
潜在意識というのは自覚できないからこその”潜在”意識であり、私たちが気付いたつもりになっている潜在意識は、ほぼ顕在意識であると言っても過言ではありません。
本来自覚できない潜在意識の正体を都合よく解釈してしまったり、わかった気になってコントロールしようとするよりも、自覚できるレベルから変えていくほうが確実です。
マインドが変われば観測先が変わります。
同業者を見てモヤモヤする気持ちがあるなら、その発生源となる意識や考え方を特定します。
その意識や考え方を手放し、変えていくこと。
口で言うのは簡単ですが、人によってアプローチは様々で、時間も長くかかります。
どんなに「同業者へのモヤモヤ」が嫌な感情でも、その感情にしがみついて、その考え方を支えにして過ごしている人は、それを手放すのに一苦労することもあります。
しかし意識や考え方を手放し、変えるにあたって「現実はすべて自分が創っている」と捉えることができれば……自分と他人という対立構造から抜け出し、同業者であれ、ライバルであれ、穏やかに見つめることができるようになります。
そうして彼らを見てもいつのまにか、モヤモヤザワザワすることはなくなるのです。
高次元マインドで視界は180度変わる
今回は同業者やライバルへの向き合い方を、現実的解釈と高次元的解釈でお伝えしました。
本当は高次元的解釈ですべての悩みが片付くのですが、「現実は自分が創っている」という考え方を、完全に理解するのは簡単ではありません。
ちょっと嫌なことがあったり、良いことがあったりしたときは「自分が創ってる」と思う余裕を持てるものですが……
ものすごく嫌なこと、不幸なこと、理不尽なことであっても「自分が創っている、素晴らしい創造物のひとつ」という事実に例外はありません。
なので、スピリチュアル的でふわふわした考え方のように見えて、実は現場レベルではかなりシビアな考え方であると言えるかもしれませんね。
しかし、目の前の感情を揺さぶられる現実に、ひとつずつ正しく向き合っていけば、その過程でマインドの次元が上がっていきます。
マインドが高次元になればなるほど、苦を苦と感じないもののレベルが上がっていき、同業者云々程度でザワつくことはなくなります。
仮にザワついても「あ、自分が創ってるんだわ」と気付いて手放せば終わりです。
そうなると、ビジネスは楽しいこと、面白いこと、心地よいものばかりになり、ストレスとは無縁になります。
結果的に売上も伸びるし、周りがどれだけドロップアウトしても平然と生き残るし、おまけに焦って無理もしないから、健康的になりますね。
マインドの次元を上げるには、しっかり腰を据えてメンターに教えてもらうこと、ビジネスの現場で起こる様々なことに対して、正しい向き合い方ができるようサポートしてもらう必要があります。
ただメンター探しの際は、注意が必要です。
ビジネスの実際的な仕組みや知識を教えてくれない、高次元的・スピリチュアル的なことしか扱わないメンターとの契約です。
そうしたメンターの場合、あなたが高次元的解釈で行き詰まったとき、現実的解釈や採るべき行動を教えてもらえないということが起こります。
マインドがある程度のレベルに達するまでは、現実的解釈を交えて自分を動かしていくことも大切です。
なのでできれば、ビジネスもマインドも両方教えてくれるメンターと契約して、あなたのビジネスをサポートしてもらってくださいね。
第1段階:現実的解釈
第2段階:高次元的解釈