こんにちは、プラチナマインド®️コーチのmai(@maimecc)です。
誰もがその本質は「光」です。
もっといえば、自分の内側の神性があり、それに一致して活動するということが「本質に一致する」ということです。
それは何かにつけてご祈祷したり、困ったときに神頼みしたり、パワースポットでエネルギーをもらってイイ気分になったり……という、「神性な何か」と「そうではない自分」という「分離した在り方を辞める」ということでもあるのです。
私が思うに、一定の成功を収めている起業家で「目に見えない世界」を1ミリも大事にしていない人というのはほとんど存在しないと感じています。
当人がどれほど「自分はそういう”見えない世界”なんてわかりません」と言っても、商売繁盛のご祈祷をしてもらったり、困ったときに占い師に頼って見たりするものです。
もし、あなたが今よりもさらに覚醒し、「努力と論理で稼ぐ」世界から「遊ぶように稼ぐ」世界へシフトするには、どうしたら良いのでしょうか?
3つのタイプで説明します。
目に見えない存在に半信半疑の「リアリスト」タイプ
起業家に一番多いのは、この半信半疑の「リアリスト」タイプです。
商売繁盛のご祈祷はするけど、スピリチュアルっぽい内容は信じない。
パワースポットには行くけど、神様を信じているわけではない。
ビジネスのご利益にまつわることは見えない世界を頼るけど、見えない世界やそれに関わる人は胡散臭いと思っている。
一見矛盾しているようですが、もっとも多いのがこのリアリストさんです。
リアリストタイプの課題
こうしたリアリストさんの場合、たとえば「金運が上がる」といった明確なご利益には強い興味を示すのですが、それ以外に対してはあまり関心がありません。
目に見えない世界というのは、たまたま肉眼で見えないだけであり、ありふれた日常に存在するナチュラルなものです。
しかしそれを「自分のいる物質世界とは別物、架空のファンタジー」と捉えてしまう節があるため、いつまでも目に見える現象。世間や他人からの評価に一喜一憂し、振り回されてしまうことが多いです。
本当は何百何千と人生を経験している中で、たまたまこの「今の自分」というキャラクターを被って人生をプレイングしているだけにもかかわらず、まるで「今の自分がすべて」かのように思い詰め、執着してしまうのです。
リアリストタイプの処方箋
そんなリアリストさんの起業家が目を醒ましていくには、どうしたら良いか?
それは、困ったときにばかり願掛けしないこと。
当たれば大喜び、外れればガッカリといったように、スピリチュアルを「当て物」にしないことです。
「最高の人生」「理想的なビジネスの成果」を叶えるのは、どこどこ神社の神様ではなく、自分という神性を置いて他にありません。
そして現実主義者であると自負しながら、無自覚で目に見えない存在やその力を認めているわけです。だからこそ困ったときに拝むわけです。
「目に見えない存在」を自覚的に認めること、スピリチュアル領域に対して斜に構えないことが大切です。
目に見える世界とスピリチュアルの狭間にいる「ふわスピ」タイプ
引き寄せの法則、潜在意識の浄化、脳科学、守護霊など、目に見えない世界に片足突っ込んでいる人に多いのが「ふわスピ」タイプです。
実はふわスピタイプの起業家は、「売れてない」「経済的に自由や豊かさを叶えられていない」ということがほとんどです。
本当の意味でスピリチュアルを理解できていれば、お金に困ったり夢が叶わないなんてことは「ありえません」。
しかし目に見えない世界に興味を持ち、信じていても、現実的な結果を出せていないのが、ふわスピさんの特徴です。
ふわスピタイプの課題
スピリチュアルの都合が良い部分のみにフォーカスしてきた人の特徴として、「現実的な成果が中途半端である」という共通点があります。
なぜかというと、多くのふわスピさんは現実の不都合から逃げるために、スピリチュアルを利用しているからです。
スピリチュアルの「美味しく聞こえる部分」に長く浸かっている人は少なくありません。
たとえば稼ぎたいと言いながら、ほとんど稼げてない。
豊かになりたいと言いながら、お金の損得ばかり考えている。
成幸したいと言いながら、理想からかけ離れている。
なぜなら意識の変革ばかりに目を向けて行動そのものを疎かにしていたり、あるいは本質に不一致な行動をしたり、「まやかしの本心」を信じて行動しているからです。
ふわスピタイプへの処方箋
ではそうしたふわスピさんが、現実的な結果を出すことと、見えない世界への理解と覚醒を深めるにはどうしたらいいでしょうか?
それは少し極端に聞こえるかもしれませんが、宇宙や引き寄せ、潜在意識の学びを一旦やめることです。
スピリチュアルを逃げ先にせず、まずは目の前の現実、自分の人生に精一杯向き合うこと。
感謝を忘れず、自立して、日々のビジネスや生活に取り組むことです。
スピリチュアルというのは、本来「知得」ではなく「感得」の世界です。
だからこそ、頭でっかちになってしまうと、何が正しくて何をしたらいいいのか選択肢が増えすぎて、考えてばかりになり、行動が疎かになってしまいます。
なのでふわスピさんの場合、新たな学びを深めようとするのではなく、今まで得た知識をもとに、最高の意識に自分の行動を一致させることが、自分の本質に一致することに繋がります。
宙ばかり眺めてないで、地に足をつけて自分の足で歩いてくことが大切です。
すでに目に見えない世界と繋がっている「開花済み」タイプ
すでにスピリチュアルの能力を開花し、ビジネスや生活に活かしている方は「開花済み」タイプです。
しかし実は開花してからも、より多くの落とし穴があります。
私はビジネス業界における情報合戦とスピリチュアル業界における情報合戦を両方見てきましたが、目に見えないぶん、スピリチュアル業界の情報合戦のほうが混沌としています。
ある意味で「人それぞれに正解がある」業界だからこそ、ちょっとした考え方のズレや意識の歪みで、あっというまにネガティブな質をはらんだ情報に足元をすくわれてしまうのです。
開花済みタイプの課題
開花済みさんの課題は大きくわけて3つあります。
光闇の批判マウントについては、わかりやすくいえば「あいつは間違っている」「◯◯氏はダークサイド」など、自己正当化と他者の批判に熱を入れてしまうことです。
知識が増えることで正義感が強くなり、その結果として他者との分断を広げてしまう方が少なくありません。
アセンションの基本は統合と調和ですから、分離・分断を拡大していくことはアセンションと逆行してしまいます。
また、高次存在の崇拝については、神、天使、マスター、龍といった高次の存在を「自分とは違う素晴らしい存在」と仰いで必要以上に有り難がってしまうことです。
どのような高次存在も源の一部であるという点では、私たちと同じ存在であり、先輩ではあれど信仰対象ではなく、敬意は持っても崇拝対象ではないのです。
低次存在の憑依については、知らず知らずのうちに憑依の影響を受けて意識や行動がおかしくなってしまう、ということがあります。
これは開花済みさんかどうかに限りませんが、日頃から意識面での内省やメンテナンス、セルフチェックを疎かにしないことが大切です。
開花済みタイプへの処方箋
開花済みさんが、ズレることなく本質に一致してさらに成長していくためには、自分に集中すること。
そして自分がマスターになるくらいの意識で日々の活動をすることです。
具体的には宇宙意識、地球意識、ハイヤーセルフといった3つの意識への一致を心がけていくことが、その足がかりとなります。
そしてやはり大切なのは、スピリチュアル系の同業者を批判しないことです。
あいつは間違ってる、この考え方はおかしい、あれは低次に繋がっている……そうした批判を良かれと思ってやっていないでしょうか。
「本来は全体の導き役」になるはずの人たちが、足の引っ張り合いをしていたら、アセンションの妨げになってしまいます。
すべてがチリツモでカルマになってしまいますから、自分の意識に丁寧に向き合い、その都度で分離の周波数を外していくことが大切ですね。
すべてのタイプにおいて心得ておくこと
いかがでしたでしょうか。
ご自身に思い当たるタイプはありましたでしょうか?
最後に、どのタイプにおいても当てはまる大切な心得についてお伝えしておきます。
スピリチュアルは目に見えない世界だからこそ、人によって言っていることが全く違うことがよくあります。
あるいは一部が同じでも、細部が違うこともあります。
たとえばチャクラは7箇所なのか、12箇所なのか、次元は7段階なのか、13段階なのかなど。
これについては、「自分の本質に一致するもの」を信じる他ありません。
そして大切なのは、こうした細部ではなく、どのような意識で生きるかなのです。
最終的には道徳の教科書のように、どのような意識で、考えで、何をするか、どのように生きるかといった「人間性」を磨くことが、結局は目を醒ましていくことにもっとも近いのです。
本質はいたってシンプルであり、それを肝に銘じて日々を真剣に生きることが大切ですね。