こんにちは、エグゼクティブコーチの大場麻以です。
天中殺とは、算命学や四柱推命における「天からの助力が得られにくい時期」です。
名称の物騒さがあいまって厄年と混同されるケースがありますが、天中殺の本質とは「宿命のレールから外れやすい」時期であるとも言えます。
しかし、そうした天中殺をリスクではなくボーナスへと換えられるのが、風の時代の帝王学。
特に、悟りと覚醒が深まっているエグゼクティブであれば、天中殺は好機であるとすら言えます。
ではど天中殺の時期はどのように過ごせばいいのでしょうか?
一般論から少し踏み込んで、天中殺を好機に変える方法を説明します。
天中殺とはどんな時期なのか
天中殺とは
- 運気の枠が外れる
- 天の助けが入りにくい
このような説明が非常に多いですね。
しかしそれが実際にどういうことであるかは、曖昧になっていることがほとんどです。
その曖昧さの最大の理由は、「人によって読み解き方が異なるから」でもあります。
そもそも大前提として、私たちの人生が「わりと上手くいってる」と感じるときというのは、おおよそ宿命に沿っているときです。
宿命というのは、人生の目的の一部のようなものであり、言い換えれば天命でもあります。
宿命と天の助け
稀に宿命を「抗えないネガティブなもの」「変えられない人生のシナリオ」と捉える人もいます。
しかし決してそうではなく、「生まれる時点で、自分で望んで自分に宿してきた人生の目的」なのです。
さて、では宿命に沿って生きているときとは、どんなときでしょうか?
それは「天の声を察知し、受け取って動いているとき」です。
天の声とは何か?
これはすなわち、源意識、高次元意識の自分=ハイヤーセルフの声、守護霊の声、先祖霊の声、神霊の声、自然霊の声などのことです。
多くの人が「自分の直感だ」と感じているものは、ほぼすべてこれら「天の声」と呼ばれるものなんですね。
私たちは直感としてこれを察知することで、災難を避け、(あるいは人生の学びとしての災難があっても、それを小難で押さえ)、自分が望んで決めてきた人生を、穏やかに過ごすことができているわけです。
「天の助けが入りにくい」の本質
逆に言えば、苦しい状況に立たされているときというのは、天の声がかき消されているときです。
天の声がかき消されているときというのは、エゴ・思考の声が騒がしいとき。
「どうすればいいんだろう」
「どうしたらいいんだろう」
「こうなったらどうしよう」
「これは一体何なんだろう」
このように一生懸命考えている時ほど、自分の声で頭の中が一杯になり、直感は鈍り、天の声は聞こえなくなります。
天中殺の期間だからと言って、本当の意味で天がなくなるわけではありませんし、あなたが誰からも守られなくなるわけではありません。
天は変わらず存在しているが、天との繋がりが断絶しやすい時期であるというだけなのです。
そしてその結果として、普段の自分ならやらないようなこと=宿命から大きく外れることをやってしまい、その結果がネガティブなものになりやすいということなんですね。
天中殺が好機に変わる「覚醒」
天冲殺の時期は一般に、以下のようなことを推奨されます。
- 内面を磨く
- 大きな決断を避ける
- 不要なものを手放す
もちろん、それも天中殺の過ごし方としてはひとつのヒントです。
しかし、「派手に動かず大人しくしていなさい」というのは、会社員や専業主婦なら良いかもしれませんが、経営者や起業家となるとそうもいきません。
新しいアイデアはどんどん形にしていきたいし、チャレンジもしていきたい。
そう考えている方がほとんどのはずです。
「天の助け」が断絶されない道
ここまで読んで頂いたらお気付きかもしれません。
「天の助けが入らず、最善から外れてしまうこと」が天中殺のネガティブな側面であるなら、「天の声を察知し続け、天の助けを受け取り続ければ良い」のです。
これは決して、屁理屈でもこじつけでもありません。
これを実現し得るのが、「悟りと覚醒を深める道」なのです。
悟りとは、悩みと不安がなくなること。
覚醒とは、真理を理解し、理解した通りに天と繋がって生きること。
そもそもエゴ・思考の声が煩くなるのは、不安が発端です。
まず悟りを深め、この不安がなくなれば、思考は建設的になり、横槍も入らず、頭の中はとても静かになります。
そして覚醒を深め、真理を理解し、天と繋がる……つまり、全ては一つであるという「万物斉同」、言い換えれば「ワンネス」の意識で生きるようになれば、意識はクリアに維持され、常に天と繋がった状態でいられます。
そして仮に天との繋がりが外れても、それを自分で捉え、自分で意識状態をととのえ直すことができるようになります。
悟りと覚醒を進めることで、天中殺のあいだにおいても、「その行動が自分にとって最善か否か」を直観できるようになるのです。
運気の枠が外れることをあえて利用する
また、天中殺には「運気の枠が外れてしまい、予想外のトラブルに見舞われる」という特徴もあります。
この「運気が外れる」というのは「宿命から逸れる」とも言えるものですが、天中殺だからこそ、自分の宿命を超え、発展的に進化させることもしやすくなります。
要は運気が外れた結果、脇道に逸れたり、転落したりするのではなく、通常のペースよりも大股に自分自身を進化成長させていく「飛躍する」という選択肢です。
このために悟りと覚醒を日常的に深め続け、常に根源意識と繋がり続けることは前提となりますが、悟りと覚醒を深めるということは、「自分の宿命を、立命によって最高打点を叩き出せるようになる」ということでもあるからです。
運気の枠が外れるからこそ、自分の意識次第で大きな進化成長を果たせるというのが、「悟りと覚醒を深める」という在り方なのです。
宿命の影響力は25%である
鑑定に偏った帝王学においては、どこまでも宿命に教えを乞うような在り方も散見されます。
しかし、人生の結果に対する宿命の影響力は25%です。
残りは環境と人間関係が25%、そして生き方・在り方が50%です。
もしあなたが宿命の奴隷のような在り方を選べば、人生における宿命の絵協力は75%になります。
しかし、あなたの在り方次第で、凶は吉に、吉は大吉になるわけです。
実際、私も天中殺に転職したり、仏滅に創業したりと、やりたい放題でさまざまな行事を成功させてきました。
なぜそんなことができるかと言えば、たとえ天が陰る運であっても、天と繋がり続けているからです。
神社内で鑑定を行うある神職の方は「どのような状況下であっても、畑は耕し続けなければならないのですから」と仰られました。
天気が悪いからと、今日の占いが最下位だからと、耕す手を止めては実るものも実りません。
大事なのは宿命の内容ではなく、「どのような在り方で人生を耕すか」という、心の置き所なのです。

























