こんにちは、ビジネス&ライフコーチの大場麻以です。
次元上昇、5次元意識、アセンション、ライトワーク、天命ビジネス……
この記事を読んでいる人は、そうしたキーワードにピンときてる方だと思います。
私も長いこと「起業家の魂の進化」に携わってきていますが、実はこの「次元上昇」「魂の進化」というテーマにおいて、最終的に着地する在り方が2種類あるということは知っていますか?
同じようでいて全く違う、この2つの在り方のうち、どちらを自分の人生にセットするか。
それ次第で、やることが大きく変わります。
次元上昇の着地点① 願望が叶う心地よい人生を生きる
圧倒的に多いのはこちらの着地です。
起業家のほとんどは、癒やされていないエゴ、大きな欠乏感を持った状態でビジネスをスタートします。
なぜなら不本意な現実、癒やされていない自分、未完了の自己実現がなければ「今の現実を手放してでも、新しい”起業”という人生を創ろう」などとは中々思わないからです。
引き寄せ、潜在意識、量子力学、ブロック解除などが入口になる
最初から本質的なスピリチュアルに触れられるケースは(出会える確率としても)稀なので、大抵は、引き寄せ、潜在意識、量子力学、ブロック解除などの「本質の周辺」が学びの入口になります。
というのも、やはり意識の次元が上がる前の起業家は、物質的にも精神的にも余裕がありません。
どうしても「利益になりそうなこと」「得になりそうなこと」に興味が向きます。
引き寄せ、潜在意識、量子力学、ブロック解除は、いずれも願望実現をスムーズにしたり、自分の人生を拡大するために語られることが多い領域ですね。
だからどうしても「引き寄せで臨時収入100万円」とか「潜在意識の書き換えで成功者に」といったエゴをくすぐる吸引力には抗えないわけです。
しかしながら、しっかり腰を据えて潜在意識を癒したり、意識や思考を現実にする方法を学ぶとしましょう。
すると、ほぼ間違いなく「エネルギーを上げる」という趣旨の、なんらかのプロセスに触れることになります。
真摯に自分と向き合い、意識を変容させ、自分のエネルギーを上げていく……
これを突き詰めると、どうなるか?
自分の人生を自由に創れるようになり、「やりたいと思ったこと、達成したいと思ったこと、叶えたいと思ったことはだいたいすべて叶う」という人生になります。
まさに理論や手法を使いこなし、願望実現、お金の循環は思うがまま、となるわけですね。
完成系のように見えて、実はまだ魂の進化の入口
正直、起業家としてはこのあたりでもう十分完成系であると言えるかもしれません。
「やればできる」「不可能などない」
そんな万能感を持って生きていけたら、それだけで素晴らしい人生であると感じられると思います。
しかし実は、ここに至っても魂の進化の目線では「入口」です。
願望を叶えるというのは、魂の成長プロセスで見れば
「三次元で思った通りの現実を創り出すことで、パワフルな自分を思い出す」
ということでもあります。
私たちは宇宙の源意識から分離して、わざわざ波動と次元を落とし、パワフルさの何もかもを忘れて「ニューゲーム」状態で地球で生きてきたわけです。
そこから引き寄せの法則や潜在意識の学びトリガーに「なんでもできるじゃん」という感覚を一部取り戻した状態が「願望が叶う心地よい人生」なんですね。
実はこれが次元上昇のスタートライン
次元上昇の着地点のひとつとして、このケースを紹介してきましたが、実はこの「自分の願望をスムーズに叶えられる」ことこそが「次元上昇の入口に立った」という着地点なのです。
この状態からの成長は、2つに分岐します。
ひとつは、この願望実現を味わうために、もっともっと「願望を叶える」ことを追求する道。
そしてもうひとつは、そのさらに先の着地点にある「アセンション意識で地上のガイドのように生きる道」です。
次元上昇の着地点② アセンション意識で「地上のガイド」のように生きる
願望を叶え続ける道は、とても魅力的です。
だからこそ、引き寄せの法則を使ったり、宇宙の法則を使いこなして「夢を叶える」ということを実践し続ける人もたくさんいます。
しかし先ほどもお伝えしたように、願望実現を極めること自体は、次元上昇の入口でにすぎません。
さらに言えば、願望実現のために使われている宇宙の法則というのは、ただの原理原則であり、願望を叶えるために存在するものではありません。
しかし、この人生でどんな体験をしたいかは、人それぞれ違います。
たくさん稼ぎ、たくさん願望を叶え、願望実現の豊かさをとことん味わいたい人もいます。
しかし心のどこかで
「物質的な豊かさや自分の願望成就を極めることが本命ではない」
と直感的に感じている人もいることでしょう。
「より魂を成長させ、自分を極め、本質に一致し、そんな光を下すような在り方で人を導きたい、人の役に立ちたい」
そんな欲求を心の底、魂の核で燻らせている人がいます。
その人が目指す着地点こそが「アセンション意識で『地上のガイド』のように生きる」です。
アセンションを決めて生まれてきた潜在的なリーダー
「より魂を成長させ、自分を極め、本質に一致し、そんな光を下すような在り方で人を導きたい、人の役に立ちたい」
こうした欲求を持ちつつ、起業やビジネスの成功にアンテナが立っている人には特徴があります。
それは「人の役に立ちたい」「人を幸せにしたい」「人を輝かせたい」という原始的な欲求をずっと心のどこかで抱えていて、しかしそれとは別に自分自身も満たされていないという課題を抱えているということです。
人の役に立ちたい。
けれど十分なお金がない。
人を幸せにする自分でありたい。
けれど自分や自分の身内の幸せが満たされていない。
魂の成長を大切にしたい。
けれどライバルの売上が気になる。
アセンションが自分の道だと感じている。
けれど数字で価値を決めることを辞められない。
「高い意識を持っている/持っていたものの、自分自身の癒しや豊かさが追いつかず、物質的な現実に振り回されている」という状態に陥ってる人は少なくないのです。
この場合、
起業初期の人であれば魂を成長させ人の役に立てたいという「想いを形にする道と方法を知らない」ために迷っている。
ある程度売れてきた人であれば、売れれば売れるほど「数字や願望の追求は、自分の人生の本命ではない」という違和感が目を背けられないレベルまで膨れている。
もしあなたが心当たりがあるなら、
それは今のあなたの境遇がどうであれ、あなたの人生は「アセンション意識で自分の次元を上げ、その在り方をもって人を照らす」と決めてきたものであるということ。
それは次元上昇を牽引する人たちでもあり、ある意味では、「地上で人を照らし導くガイドのような体験をしたい」と思って生まれてきたということです。
そして……
その想いをこの次元に根差して生きようとしたとき、多くの人が「対人支援者」、つまりコーチやカウンセラー、アドバイザーといった仕事に惹かれるのです。
在り方で人を導くビジネスの歩き方
しかしこうした高い意識を持っていても、最初は癒やされていないエゴを抱えています。
たとえば、地に足がついてない「ふわふわとしたスピリチュアル」にハマってしまう人もいますね。
エゴが癒やされていない状態で、目に見えない世界に浸かってしまう……目の前の現実を見ず、上ばかり見るようになることで陥りやすい、ひとつの結果です。
あるいはたとえアセンションの概念を知っていたとしても、「そうは言っても数字が大事じゃないか」というエゴの声の主張を選ぶ人もいます。
魂の声に耳を塞ぎ、数字で自分や自分のビジネスを評価する、三次元的意識にどっぷり沈んでいってしまうのです。
つまり「アセンション意識で自分の次元を上げ、その在り方をもって人を照らす」という体験を目指して生まれてきても、その道に一致することは容易ではありません。
「今世もやっぱエゴを主役にするか」という道に舵を切る人も多いのです。
それが決して悪いわけではありませんが、もし「灯台のようなリーダーになりたい」と、あなたの胸の奥が訴えるのであれば、道からズレれば修正し、たとえ周りが何を選んでも、自分は自分の道を生きるのだと決める必要があります。
これは決して抽象的な話ではなく「本質に一致して意識し、行動し、地に足をつけて現実を創っていく」という魂の覚悟の話なのです。
そして、そうした道をまっすぐ歩いていくと自覚したなら、「行き当たりばったりで痛みと経験から学ぶ」スタイルを卒業する必要があります。
行き当たりばったり式でも、これはこれでインパクトが強いので成長できるのですが、痛みが大きく、時間がかかるものです。
そこで私は私が私自身の体験と、多くのクライアントたちの魂の成長過程をベースに、この「アセンション意識で地上のガイドのように生きる」ための過程をメソッド化したのですが、
そのメソッド内容を簡単に説明すると、以下のような流れになります。
実際、私はこれらを体系化して講座やセッションでお教えしているのですが、受講している方々の成長・変容のスピードが驚異的に早いです。
そして見てわかる通り、多くの起業家は6番の「具体的な成果にもっとも近いフェーズ」から着手しようとします。
1〜5番の基盤作りはガタガタな状態からビジネスを始めるので、「なかなか売れない」「売れたけどしんどい」といった具合に、余計に内面を拗らせてしまうんですね。
「すぐにでもお金を作れるようになりたい」ということであれば、それでも良いのかもしれません。
しかしあなたがアセンション意識で自分自身を極めていきたい、その在り方をもって人を導きたいと思うのであれば、少なくとも目下1〜3年は、焦らずじっくり本質に向き合うことをお勧めしたいと思います。
目先の利益に振り回されず、「自分の人生の最終到達点でどのように在りたいか」を大切にしてください。
人を導くという在り方を仕事に直結させるなら
こうした「人を導けるようになりたい」「人を助けになりたい」という人生の目的を、そのまま仕事に直結させることができるのが、コーチやカウンセラー、セラピスト、アドバイザーといった対人支援業です。
もちろん、全く異なる仕事をしても「アセンション意識で地上のガイドのように生きる」ことは可能です。
なぜなら、人を助ける、導くというのは、具体的に手を差し伸べなくても、エネルギーを伝播させることで影響を与えることが可能だからです。
しかし、どうせお金を受け取るなら、どうせ仕事をするなら、この「究極の人生の目的」に少しでも直結する仕事を望む人もいることでしょう。
私も学生の頃から、ずっと「自分の獲得してきた経験や知識を、人に伝えて、人を導くことを仕事にしたい」と漠然とした想いをずっと思ってきました。
当時はコーチという職業すらありませんでしたが、紆余曲折経て、今ではこうして理想的なビジネスを、十分な豊かさを得ながら、人生を送ることができています。
もしあなたの理想が私の理想と重なるのであれば、まずはメルマガや他の記事に目を通してみてください。
きっと記事に触れれば触れるほど、「これだ!」という確信が深まるはずです。